モリリンの一人テクノロジー

投資・トレード・アニメ・漫画・テクノロジーが大好きです。これらについて記事を書いて行きたいと思っています。もし趣味趣向が合うかとは是非絡んで下さい。

汎用性AI・フルダイブに必須の研究!!『全脳シミュレーション』とは

はじめに

近年では人工知能(AI)という言葉は世間一般的に理解されるようになりました。AIにはいくつか種類がありますが、人と同じレベルで思考及び判断が出来るAIのことを汎用性AIと言います。この汎用性AIを開発する上で重要なカギになるかもしれないのが全脳シミュレーションです。

そして、この全脳シミュレーション研究の先に開発が可能となるかもしれないのがフルダイブです。今回はこの『全脳シミュレーション』をテーマにご紹介をさせて頂きます。

 

動画バージョン配信中↓↓

youtu.be

 

f:id:sana0725sana:20200224111857j:plain

目次

 全脳シミュレーションとは

全脳シミュレーションとは人間の約860億個とも言われるニューロンとそれを繋ぐ無数のシナプスの働き等をコンピュータを用いて完全にシミュレーションする事を言います。この全脳シミュレーションはアルツハイマー病・パーキンソン病などの脳疾病の治療にも役立つのではないかと以前から研究が続いている分野です。冒頭で述べたように最近では汎用性AI開発やフルダイブ開発の重要なカギになる可能性も出てきており、注目を集めている研究になります。

 

フルダイブに興味がある方はこちら↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

全脳シミュレーションの現状

この全脳シミュレーションはかなり難易度の高い研究ですが、近年ではドンドン進歩している分野になります。

・17億個のシミュレーション成功(2013年7月)

2013年7月に日本のスパコン『京』の全システムを使用し、日本とドイツの共同チームで17億3000万個の神経細胞とそれを繋ぐ10兆4000億個のシナプスで形成される神経回路のシミュレーションに成功しています。

これは単純に考えればマーモセット(神経細胞数:約6億個)やヨザル(神経細胞:約14億個)などの小型ザルの全脳容量のシミュレーションに成功したことになります。しかし、生物学的に1秒で出来る計算をこの実験では約40分もかかっているそうなので、あまり実用的とは言えないかもしれません。

 

余談

因みにマーモセットというサルを気になって画像を検索したら超可愛い画像が出てきました。種類にもよるんでしょうが指に纏わり付く姿はめちゃくちゃ憂いやつです。ついでにヨザルも検索したのですがこいつは目がデカすぎて私の好みではなかったです。

 

・新アルゴリズム開発成功(2018年3月)

全脳シミュレーションに用いる特殊なアルゴリズム理研が2018年3月に開発に成功したみたいです。この新アルゴリズムを用いれば、今までのスパコン生物学的に1秒間分の神経回路シミュレーションを行った際の時間を約5分の1程度に短縮出来るそうです。(この時の検証では28.5分かかっていたものが5.2分で可能になった)

 

現時点では困難

実際の話、現時点での脳シミュレーションは飛躍的進歩を遂げてはいますが、先に紹介したようにその神経回路のシミュレーションは脳の極一部をシミュレーション出来るに留まり、しかも計算に物理時間の何倍も必要とされており、現状のスパコンなどでは演算能力が足りずに全脳シミュレーションを行うのは難しいと言うのが事実のようです。

 

量子コンピューターの可能性

最新鋭のスパコンですら不可能な全脳シミュレーションですが、これを実現する方法はないのでしょうか。

これには幾つか方法があるとは思いますが、私個人の考えでは量子コンピューターを使用する方法が一番テクノロジー好きとしては心が躍るのではないでしょうか。

この量子コンピューターを使えば従来のスパコンとは比べ物にならないくらいの演算が可能と考えられており、2019年に発表されたGoogleの研究チームの発表によると従来のスパコンが約1万年かかる計算をたったの数分で解いてしまったと言います。もし、この演算能力を脳シミュレーションに使用した場合、全脳シミュレーションや解析が可能になるのではないでしょうか。

しかし、この量子コンピューターが実用レベルに達するにはまだ数十年かかるとも言われています。

まとめ

現在話題のAI開発やフルダイブ技術の重要なカギになるかもしれない、全脳シミュレーションですが、これは人間の脳機能を機械的にコンピュータを使用して再現しようと言う技術です。現在この分野の研究は飛躍的進化を遂げており、一定の脳シミュレーションに成功したり、新たなアルゴリズムなどの開発に成功してきていますが、現状のスパコンの演算能力での全脳シミュレーションは困難を極めているのも事実です。

しかし、スパコンの演算能力を遥かに超える量子コンピューターが開発されればこれらのシミュレーションも容易に可能となり、私たち人類に汎用性AIや夢のフルダイブ技術を数十年の内に齎してくれるのかもしれない

 

フルダイブに興味がある方はこちら↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

おわりに

今回は全脳シミュレーションについてでした。

この研究が進めが五感の再現や脳と機械のリンク・フィルタリングなどフルダイブ技術の開発が飛躍的に進むと私は考えているので今一番注目している研究の一つと言っても過言ではありません。

人類が一歩一歩夢のフルダイブに近づいて行く現在は本当に私にとっては天国に歩んで行っているような気分ですねwww 

と言うことで、今回もお付き合いいただきありがとうございました。

 

YouTubeやってます。良ければご覧ください。

コメントやチャンネル登録は大歓迎です。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

プライバシーポリシーについて

 

SAOに登場したAR/MRの究極体『オーグマー』は2026年に実現可能か!?

はじめに

2020年4月にソードアート・オンライン・アリシゼーション War of Underworld2ndクールが始まるのを心待ちにしている方は多いと思います。

私もその一人です。

2ndクールが始まるまでの暇つぶしに、このSAO作品の中で雄一フルダイブ技術でない作品の映画オーディナルスケールの作中に登場したAR端末『オーグマー(Auguma)』は2026年に本当に実現できるのかを考察してみようと思います。 

 

 

f:id:sana0725sana:20201107050757j:plain

目次

 

動画バージョンあります↓↓

youtu.be

 

 

AR/MRとオーグマーとは

オーグマーはSAO世界では2026年に登場するAR型情報端末であり、AR世界(現実にCGなどを重ねて表現する技術)を最大限に楽しめる技術端末です。この作中ではAR端末として紹介されていますが、実際にはAR(拡張現実)を更に進化させVR(仮想現実)に近づけたMR(複合現実)端末と考えられます。

映画『オーディナルスケール』ではこのオーグマーを装着してARMMO RPGであるオーディナルスケール(OS)を楽しんでいますが実際にこの作品のようなことは現実可能なのでしょうか!?

 

フルダイブ技術についてはこちらをどうぞ↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

実現条件とその困難性及び可能性

ここからは、オーグマーやそれを用いた作中のようなARMMO RPGを実現させるために必要な条件とその困難性及び可能性を考察して行きます。

・視覚とAR/MR

オーグマーには目の下まで伸びたノズルのようなものがあります。私はこれは網膜投影をするためのものだと思っていました。しかし、どうも視線検知デバイスなるものらしく、このオーグマーは映像を投影して映し出すタイプではなくフルダイブ技術のようにBMIなどの技術を使用して脳と直接リンクすることにより映し出すデバイスのようです。

このBMIによる直接リンクは現在研究が進んでいる分野ではありますが、脳に直接映像を映し出すような高度なレベルには達していません。しかも、このオーグマーのように現実の視野に仮想の映像を重ねて表示することなど全く持って現技術では不可能です。

そのため、もしこのようなAR/MRを作り出そうとするのであれば現状の技術では網膜投影にて投影することが最も有効的なのではないでしょうか。

 

BMI(ブレインマシンインターフェイス)の基本知識はこちらをどうぞ↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

網膜投影についての基本知識はこちらをどうぞ↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

・聴覚とAR/MR

オーグマーにはイヤホン等の聴覚デバイスが付いていないのに臨場感あふれるサウンドが流れていますが、これも基本的にはBMI技術が使われているものと考えられます。BMIにおける聴覚実験は既に行われ始めており、近未来では完成する可能性が十分に考えられます。また、BMIを用いなくても近年では骨伝導によるイヤホン等があるのでこれを用いることでオーグマーに類似するデバイスを作る事が可能と想定できます。

因みにこの骨伝導イヤホンとオーグマーの形状は少し似ているのが個人的には少しそそるポイントですwww

・AR/MRでの衝撃

私の周りのSAO好きでよく話題になるのが、作中のキリトとエイジの戦闘シーンです。この戦闘シーンでは映像でしかない武器と武器が衝突した際の衝撃が描かれていました。

『これはAR/MRではあり得ないだろ』

などの討論をよくするのですが、この辺も非侵襲式BMIでのフルダイブ技術が完成した後の世界観で設定されているのであればBMI技術の応用でワンチャン可能なのではと思います。しかし、勿論このような高度なBMI技術は現状や数年先では流石に困難と考えざる負えませんが、可能性としてはパワードスーツを用いて肉体を拘束すると言う方法であれば近未来では可能かもしれません。このパワードスーツについては後で別途考察してみようと思います。

・電池

オーグマーの設定では電池はマグネシウムイオン電池で18500mAh(ミリアンペア時)の大容量電池でワイヤレス充電可能との設定だったと思いますが、最近のスマホの大容量電池が5000mAhとかですので普通に凄い容量の電池です。しかし、この部分は現実的に言えば次世代電池として話題の全個体電池と近未来技術である空間充電(ワイヤレス)等で簡単に再現は可能になって来ると思います。寧ろ空間充電を町中で出来るようになればこの作中の設定を超えて無限に充電不要なデバイスの完成も夢ではありません。

 

空間充電に興味がある方はこちらを↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

・通信トラフィック

作中ではゲームに用いる通信トラフィックの緩和目的でドローンを専用通信基地局として用いていましたが、これは既にソフトバンク等は研究を始めており、2023年頃には空飛ぶ基地局の量産化やサービス開始を目指すと言うニュースが少し前に報道されて話題を集めていました。そして、5Gや6Gが日本中に完璧に張り巡らされた場合にこのぐらいのゲームに対応するトラフィックは処理出来るようになると予想できます。

・強化スーツ(パワードスーツ)

エイジの超人的な稼働能力を可能とするのがパワードスーツです。これは特に説明しなくても皆さんご存じでしょうが、このパワードスーツは現在軍事用などに使用するためドンドン技術が進歩しており、エイジが使用しているものほど小型でスタイリッシュではありませんが、かなり小型化も進んで来ています。昨今の世界的戦争リスク等から考えてもこの技術は更に加速的に進歩する可能性が高く近い将来ガンツのスーツみたいなものが出来てしまうかもしれませんねwww

2026年頃に実現可能!?

ここまで、オーグマーの技術的な困難性や可能性を述べてきましたが、実際2026年頃にこのSAOに出てくるオーグマーのようなデバイスは開発できるのでしょうか!?

結論から言うと全く同じものは不可能ですが、類似デバイスが開発される可能性は高いと考えられます。

根本的にこのオーグマーはフルダイブしないフルダイブ技術として作中では描かれていると思いますので、現状ではこのレベルのBMI技術を完成さえるのは不可能と考えるのが妥当と思います。フルダイブ技術は2030~2035年頃に完成すると言う意見が現状最も有名な説です。

しかし、類似デバイスであれば可能性はグッと上がります。先にも述べてきましたが、

  • 視覚:網膜投影
  • 聴覚:BMIもしくは骨伝導
  • 衝撃:パワードスーツの応用
  • 電池:空間充電
  • 通信トラフィック:空飛ぶ基地局
  • パワードスーツ:開発が飛躍的に進んでいる

こらの技術を集めることで、類似AR/MRデバイスは2026年頃なら十分完成可能ではないかと思います。また、上記の条件以外にもデバイスの小型化問題等もありますが、これもストリーミングデバイスにすれば可能と考えられますので問題ないと思います。

 

まとめ

オーグマーそれはSAO作品に登場した。AR/MRの究極体と言えるものです。

このデバイスを用いれば『オーディナルスケール』のようなARMMO RPGを楽しめると言う、現在の20~30代に多いSAO世代の夢を実現出来るデバイスです。このオーグマーに使用される技術は基本的に非侵襲BMI技術を用いたフルダイブ技術です。そのため、現状の技術力ではあと数年でこのデバイスを完成させることは困難ではありますが、類似デバイスであれば現状の技術力と技術の発展速度を考慮した場合、2026年頃には完成出来る可能性は十分にあり、今日の飛躍的な技術進歩により私たちSAO世代の人間をARMMO RPG世界に連れ込んでくれることでしょう。

おわりに

今回は私の知識を元にオーグマーについて考察をしてみました。『もっといい方法がある』と言う意見の方もいるかもしれないし『絶対無理だろう』と言う意見の方もおられると思います。私の知識は完璧ではありません。何処かの誰かさんの言葉を借りれば『何でもは知らないわよ、知っていることだけ』ですので、そういった方は是非コメントをください。その様な議論をしたくて私はブログやYoutubeをやっているので大歓迎です。

それでは今回も見て頂いてありがとう御座いました。

シーユー!!

 

フルダイブに興味があれば是非↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

YouTubeやってます。良ければご覧ください。

コメントやチャンネル登録は大歓迎です。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

プライバシーポリシーについて

 

 

【フルダイブ技術】SAOのナーヴギアは実現可能か!?

はじめに

『ナーヴギア』それは言わずと知れたSAOの中でフルダイブを可能とする。夢のVRバイスですが、視聴者の中にはこのように思っている人もいたのではないでしょうか!?

『あんなヘルメットで仮想世界に行けるとか無理でしょう』と…!!

実際にはヘルメットじゃなくてHMD(ヘッドマウントディスプレイ)なのですが、それは置いておくとして、確かに若かりし頃にSAOを見た私も実際そのように感じたりはしました。そんな、若かりし無知な自分に送るために今回は『ナーヴギアは実現可能か!?』と言うテーマで考察を繰り広げて行きたいと思います。

 

f:id:sana0725sana:20201025060831j:plain

 

目次

 

動画バージョン配信中ぜひご覧ください↓↓

youtu.be

 

ナーヴギアに使用される技術

『ナーヴギアが実現可能か』を考えるうえで、そもそもモデルになっている技術があるのかを知っておく必要があります。これについては、ズバリ結論から言うと存在します。

それはBMI(ブレインマシンインターフェイスもしくはBCI(ブレインコンピュータインターフェイスと言う技術です。

BMIと言っても肥満指数のBMIじゃありませんからね。

これは医療分野AR/VRの操作技術として注目を集めて研究・開発が進められているものです。簡単に言うと脳と機械を接続する技術です。最近ではやりすぎ都市伝説などで紹介されて少しずづではありますが、世間一般に知られるようになって来た技術の一つです。

この技術は大きく分けて2種類の方法があり、

①侵襲式BMI

脳に直接機械を埋め込む方法

②非侵襲式BMI

頭・首などの頭皮の上から脳波を検知する方法

 

因みにナーヴギアは頭にヘルメットのように被るタイプですので非侵襲式BMIでフルダイブを可能とする技術に分類されます。

 

ブレインコンピュータインターフェイスに興味がある方はこちら↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

非侵襲式BMIの現実

『ナーヴギアが非侵襲式BMIなのは分かった』

『じゃ!!その非侵襲式BMIで今何が出来るんだ!?』

という話になりますが、実は非侵襲式BMIは既に実験段階ではありますが、いろいろなことが出来るようになって来ています。その一例をご紹介します。

医療分野での使用

医療分野での非侵襲式BMIの利用として有名なのが、義手・義足の操作技術として用いることです。まだ精度は低いようですが、頭に脱着可能な非侵襲式BMIを装着して強く考えれば思ったように義手・義足を動かすなんてことも可能になってきています。また、BMIハウスと言う各種センサが張り巡らされた家が実験的に作成されており、家の中のセンサと非侵襲式BMIを組み合わせることで考えるだけでテレビ・照明などを操れたりするなど障害がある方でも健常者と変わらない生活が出来るように非侵襲式BMIで手助けが出来ないかという研究・開発は多く広く行われています。

そして、先ほど非侵襲式BMIを付けて強く考えるだけで操作が可能と述べましたが、この部分も精度・感度が改善されることにより、装着者の脳のパターンをあらかじめ学習さることで、強く考えなくても普段の行動に合わせて非侵襲式BMIが反応するようにもなって来ています。これらは今後AIの発展などにより、更に技術は向上すると予想されます。

スマホ/AR/VRの操作性での使用

非侵襲式BMIの開発で有名なのはあのFacebookです。FacebookBMI開発のスタートアップ企業である。CTRLラボと言う企業を買収し、協力して非侵襲式BMIの開発を手掛けています。Facebookとこのスタートアップ企業が研究・開発を進めているのが1分間に100単語も入力出来る非侵襲式BMIです。この入力速度はスマホ入力の5倍にも及ぶものです。そして、Facebookではこれらの研究の先にVRなどのデバイス操作にもこの非侵襲式BMIを使用することを模索しています。

 

メリット・デメリット

この非侵襲式BMIのメリット・デメリットについてもご紹介して行こうと思います。

メリット

・脳を直接いじる必要がない

侵襲式BMIは脳に直接機械を埋め込む方法ですが、この非侵襲式BMIは機械を埋め込む必要がないため、倫理的に受け入れやすく研究・開発を行いやすい。

EEG(脳波)タイプであれば小型化が可能である

非侵襲式BMIにもいくつか種類があり、代表的な物で言えばEEG・MEG・NIRS・fMRIなど読み方も分からないような方法がいくつか存在しますが、この中でもEEGと言う脳波を皮膚の上などに置いた電極等で検知する方法は小型化がある程度可能で、研究が進めば頭に被って生活なんてことも可能になると言われています。また、この方式はコスト面でも優秀とされています。

デメリット

・脳との情報送受の精度が低い

脳に直接電極等の機械を埋め込まないために頭蓋骨や皮膚などの妨害により、得られる情報は限定的になるうえに情報の送信も難しいとされています。

・脳の拡張は困難

脳に機材を埋め込まないためにAIなどによる脳の拡張は困難であり、思考の加速等は難しいかもしれない。

 

ナーヴギアは可能か不可能か

BMIの紹介はいいからナーヴギアはいつ実現できるんだよ』

と思われている方も多いと思いますので、そろそろナーヴギアの実現性について考察して行こうと思います。

結論から言いますと、

『ナーヴギアでのフルダイブは…少なくても15年以内では困難』って言うのが正直なところです。よくフルダイブ技術がいつ頃に完成するかと言う話題になった時にレイ・カーツワイルの発言の影響もあり、2030~2035年と言う説を唱える人が多く、そのころにナーヴギアのような非侵襲式BMIでもフルダイブが可能になると思う方も多いようですが、私の考えでは難しいと思っています。

それは、非侵襲式BMIでは先にも紹介しましたがどうしても送受出来る情報の精度が低くなるためです。今後の技術進歩により、脳波を読み取る技術も精度が上がっていくことで、一定のゲームなどではコントローラー等を用いなくてもキャラクターなどの操作は可能になるでしょうし、会話等も出来るようになる可能性は十分にあると思われます。しかし、フルダイブとなれば話は別で五感全てを再現出来るレベルの情報の送受はいくら性能が上がったとしても可能になるとは考えにくいからです。また、フルダイブでゲームを楽しむために最も重要である加速世界(加速システム)を導入するには脳の処理脳力を上げるために量子コンピュータやAIなどで脳を拡張してやる必要性がありますが、フルダイブレベルの送受信が不可能であれば加速世界(加速システム)なんて絶対無理ですよね。

 

フルダイブに興味があれば是非↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

フルダイブ技術は完成する

非侵襲式BMIでのフルダイブ技術は10~15年では困難と説明しましたが、それでも実は近い将来にフルダイブ技術が完成して若い世代のユートピアである『仮想世界』に行ける可能性はあります。

それは冒頭で少しだけ触れた侵襲式BMIによる方法です。

侵襲式BMIならば直接脳に電極を埋め込めますので、情報の送受信レベルの問題は解決出来るうえにAIなどを脳にインプラントする事も可能になると考えられます。フルダイブ技術を完成させると言う観点から考えるなら圧倒的に侵襲式BMIの方が有利であり、可能性が高いと言えます。しかも、侵襲式であればワンチャン加速世界(加速システム)を組み込むなんてことも可能かもしれません。

しかし、ここで立ちふさがるのが倫理的問題なのです。

脳を直接いじり改良するという観点から言って、倫理的問題が必ず立ちふさがり技術の発展を拒みます。そのため、侵襲式BMIの研究・開発は非侵襲式に比べてどうしても遅くなってしまいます。ただ、一般分野での研究・開発は難しくても医療・軍事分野ではその限りではないため少しは期待が持てると思います。

ただし、ここで勘違いをしてはいけないのが、侵襲式・非侵襲式にしてもここまでの話は2035年頃までと言う条件付きでの話になります。2035年になると汎用性AIが本格的に稼働してくる可能性が高いとされており、その先には今まで人では想像も出来なかったような技術が開発される可能性があります。そして、2045年以降になると『シンギュラリティ(技術的特異点)』を迎えるとされており、その後の技術の発展速度は線で例えればほぼ真上に上がっていくことになります。そうなればもはやどの様なことが起きても不思議ではないためです。

 

シンギュラリティに興味がある方はこちら↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

フルダイブの困難性に興味がある方はこちら↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

まとめ

『ナーブギア』それは現実社会で言うところの非侵襲式BMIを使用したデバイスである。この非侵襲式BMIは現在では医療向けの義手・義足の操作やAR/VRなどの次世代デバイスの操作などで注目を集めている。しかし、非侵襲式BMIは脳に直接機械を埋め込まない特性上、脳波の検知精度が低くなり送受出来る情報量に限界があるために10~15年程度ではこの『ナーブギア』のような非侵襲式BMIバイスではフルダイブをすることは困難と考えられる。しかし、侵襲式であればこれらの問題を解消できると考察できるが今度は倫理と言う壁が立ちふさがります。

ただ、これらの問題は2035年頃までの話でそれ以降は汎用性AIの進歩によりフルダイブ技術も完成して行く可能性は飛躍的に上がり、2045年(シンギュラリティ)以降の世界ではきっと非侵襲式BMIでもフルダイブが可能となる世界がくると期待したいものです

 

おわりに

やっぱり、若い人とか私のようなオタクとしてはフルダイブをしてファンタジー世界に行き暴れまわりたいと夢を見てしましますね。個人的にはやっぱり『空を自由に飛びたい』ってどうしても思っちゃいます。 

きっと、私たちの夢をテクノロジーは近未来に叶えてくれるでしょう。

と言うことで、今回は『ナーヴギアは実現可能か!?』と言うテーマでお送りしました。最後まで見て頂いた方本当にありますぅ~!!

よければ今後ともよろしくお願いしますぅ~!!

シーユー♪

 

 

YouTubeやってます。良ければご覧ください。

コメントやチャンネル登録は大歓迎です。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

 

人気記事

【フルダイブ技術】SAOのナーヴギアは実現可能か!? - モリリンの一人テクノロジー

人気記事

VRの完全体『フルダイブ』その問題点と困難性とは!!フルダイブは完成できるのか!? - モリリンの一人テクノロジー

話題の内容

ムーンショット目標1~リアルの超越により人は仮想現実で生きる~ - モリリンの一人テクノロジー

おすすめ記事

フルダイブ型VR技術を実現する最新技術 5選【SAO時代到来!?】 - モリリンの一人テクノロジー

 

プライバシーポリシーについて

 

信用スコア制度による監視社会!IoT・AI時代にプライバシーはない!!

突然ですがあなたは『信用スコア』をご存じですか?

最近、少しずつやりすぎ都市伝説などの影響もあり、世間一般的にも知られるようになって来たこの言葉ですが、実は信用スコアってあなたも日常的に使用しているんです。例えば、クレジットカードの作成時に年収や会社名などを記載したりすると思いますが、これもあなたの信用スコアを計測するためなんです。

今回は、この信用スコアにより劇的に変化する未来について考察及び紹介をして行こうと思います。

f:id:sana0725sana:20200206052329j:plain

目次

動画バージョン配信中

youtu.be

 

 

信用スコアとは

現在の信用スコアは、金融機関などでローンを借りたりクレジットカードを作る際に報告させられる情報などから判断されており、年収が低い人はローンを返却できそうにないからローンが組ませないとか、キャッシングの返済遅れなどを何度も繰り返すとクレジットカードが作れなくなったりします。

更に昨今では高度な信用スコアをAIなどで判断して作成して、提供するサービスなどが少しずつ現れています。

例えば

・日本 ドコモスコアリング

2019年にスタートしたサービスでドコモ契約者の料金支払・使用履歴・コンテンツ内容などのビックデータからスコアリングしているみたいです。

・中国 芝麻信用(ジーマ信用)

言わずと知れた中国のアリババが提携する電子決済システムであるアリペイが提供する信用スコアで中国国内では広く使われ大きな影響力のある信用スコアです。

アメリカ FICOスコア(フィーコスコア)

アメリカ全土の9割近いシェアを持つと言われており、返済や借入などの情報からスコアリングを実施している。

・イギリス Aire(エア)

利用者が将来どのような行動・振舞をとるかを予想する事によりスコアリングを行っている。

 

現在は基本的に信用スコアはキャッシングなどの融資を行うための指標として使われているのが一般的である。しかし、将来的にはこの信用スコアはありとあらゆるサービスと連携することが予測されており、スコアによりサービスの受けられる内容が優遇措置がとられるようになると言われています。

実際に先ほど紹介した中の芝麻信用ではスコアにより中国国内で多くの優遇措置が行われています。

 

信用スコアは2種類ある

この信用スコアには実は大きく分けて2種類のものがあります。それが、個人信用スコア社会信用スコアです。

・個人信用スコア

先に述べたて来たようなキャッシングや一部の企業のサービスとして行われているものが個人信用スコアであり、あくまでも一企業が行うスコアリングのことを言う。

・社会信用スコア

国や公共団体などが行う信用スコアであり、所得情報・キャリア情報(学歴・職歴)・住民情報・移住情報など国が知りえるありとあらゆる個人情報を利用して個人及び家族をスコアリングするものが社会信用スコアと言われている。先に紹介した芝麻信用は一企業が行う個人信用スコアではあるがその影響力は社会信用スコアに近いものがある。

 

IoTによるパーソナルデータの吸い上げ

これから5Gの本格運用に伴い、IoTが劇的に進歩して行くと言われているがこのIoTにより今まで収集出来なかった多くのパーソナルデータを吸い上げることが出来るようになります。

・現状

インターネットの閲覧情報・SNS情報・アプリケーション情報・GPS情報など

・IoT時代

家電の使用情報・運転情報・カメラによる位置情報・健康情報(スマートウォッチ・スマートリング情報)など ほぼ全ての情報

 

IoTにより私たちの生活に必要なものはほぼ全てがインターネットに接続されるようになります。そのため、山の中で自給自足の生活でもしない限り、多くのパーソナルデータは収集されることとなります。そして、このパーソナルデータと国が保持している個人データを組み合わせ信用スコアをAIでスコアリングさせることにより究極の社会信用スコアが完成することとなるのです。

 

信用スコア制度(最強の監視社会)

近未来に考えられるのが、この究極の社会信用スコアを使用して国が国民を管理する制度(信用スコア制度)を開始するストーリーです。以前『シンギュラリティ(技術的特異点)は来るのか!?』と言う私のブログで紹介を少ししているのですが、この信用スコア制度が始まると人々は信用スコアにより行動を制限されるようになります。

それでは、信用スコア制度はどのように私たちの生活に取り入れられて変化をもたれすのか考察してみましょう。

こちらをどうぞ↓ 

rinsanagi.hatenablog.com

 

 

①人々は自由より安全安心を選択する(2030~2035年

2030~2035年頃になると貧富の差が現在とは比べ物にならないくらい拡大してしまう。また、この頃、汎用性AIのプロトタイプが登場しはじめてることで、この汎用性AIを買える人と買えない人で余りに大きな格差が生まれてしまいます。そうなることで国全体の治安が悪化して行くこととなり、人々は自由よりも安全安心を求めて監視社会を求めるようになるのです。

②IoTをフル活用して全国民は監視・評価される(2030~2035年

時を同じくして、監視社会を求める国民の声に答える形で政府は国全体のIoT機器からの情報収集を国が法的に行えるように法律等を整理して行く。また、このタイミングで街中に大量の監視カメラが取付られてそれによりAIがどこで誰が何をしているかを常時監視出来るシステムが構築される。

③信用スコア制度により生活を制限される(2035~2040年)

2035~2040年頃になると汎用性AIの本格運用が開始される。これにより、人々の仕事という概念がかなり変わってしまう。ホワイトワーカー(デスクワーカー)の仕事はなくなり、ブルーワーカー(現場職)もかなり簡略化されることとなり、人々は職を失うことになり、全く新しい社会保障制度が必要となります。そこで、信用スコアに基づき国が生活費を国民に保証する形でベーシックインカムが始まることとなるのです。また、同じタイミングで人々は使える公共施設・娯楽施設・ショッピング施設などありとあらゆる場所やコンテンツサービスなどを信用スコアにより制限(信用格差)されることになります。この信用格差により社会的に信用があるものは一生何も困ることなく生活出来ますが、その反面少しでも社会的に問題な行動を起こすと信用スコアは下がり、生活水準を保てなくなってしまいます。そのため、犯罪行為や誹謗中傷などは激減するのです。

④人々はAIにより選別される(2045年~)

2045年を迎えるとシンギュラリティが起こり、超AI(全人類の脳の総演算量を超えるAI)が誕生することとなります。これにより、ゲノム解析や遺伝子解析が完了することになり、生まれた段階で適正判断されて適正にあった教育・職業を与えられるか、もしくは、適正にあったVR世界(仮想世界)に転送されることになるかもしれません。

この時点で人々に人生を選択する自由は安全安心の生活と引き換えに完全に失われることとなるのです。

 

犯罪予測

先に述べた2035~2040年頃になると信用スコアの低い人は重要監視対象に置かれるようになり、犯罪指数をAIにより計測されることとなります。そして、一定以上の数値になると犯罪をまだ犯していなくても犯罪者として判断されて、社会から排除されるようになります。まるで、SF作品の『サイコパス』のような世界になって行くのです。

 

まとめ

信用スコア、それは現在ではキャッシングなどの金融融資ために使われているシステムです。この信用スコアには一企業が行う個人信用スコアと国が行う社会信用スコア の2種類が存在します。社会信用スコアは金融融資などのためではなく、社会的信用をスコアリングすることにより、人々の行動を監視・制限するために使用されます。それによりスコアの高い人は使えるサービス・施設などで優遇措置を受けることが出来る反面、スコアの低い人は使用できないサービス・施設などが発生するなど信用格差が生まれるうえに重要監視対象とされて犯罪を起こしていない段階で社会から排除されることもあります。

 

おわりに

 今回は『信用スコア制度』についてご紹介しました。これに関しては正直いいのか悪いのかは分かりませんが、安全安心な社会にはなって欲しいもんですね。最近本当に怖い事件とか起こりますから…

 

と言うことて今回もご視聴ありがとうございました。

良ければYoutubeの方も応援よろしくお願いします。

 

YouTubeやってます。良ければご覧ください。

コメントやチャンネル登録は大歓迎です。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

 

プライバシーポリシーについて

 

【究極のフルダイブ技術】仮想現実内を加速した世界『加速世界』とは!?

VR(仮想現実)それは現在進行形でドンドン進化を遂げている。近年、最も熱いテクノロジーの一つです。VRはいろんな分野で現在使われてはいますが、正直若い世代の人間はSAOの影響もあり、VRと言えばフルダイブでのMMOゲームとかFPSゲームなどに憧れていると思います。そう何を隠そう私自身もこれらのゲームで主人公として理想の世界で遊び回りたい一人です。

このVRにおけるフルダイブ技術の副産物と言える究極のシステムがあります。

『加速世界』

これが我々が夢見る究極のフルダイブ技術なのです。今回はこの『加速世界』について考察をして行こうと思います。

 

f:id:sana0725sana:20201101053042j:plain



目次

 

動画バージョンあります↓↓

youtu.be

 

仮想現実における加速世界とは

あなたは『アクセル・ワールド』と言う作品をご存じでしょうか。この作品の中では『ブレイン・バースト』と言うソフトにより、主人公たちは思考速度を加速することにより、仮想現実内で現実の何倍もの時間を過ごせる『加速世界』の存在を知ることとなるのですが、これが正に今回のテーマの加速世界です。

加速世界で可能なこと

加速世界の一例を言えば、このシステムに接続されている間は現実世界の1時間は仮想現実内の加速世界では1日になったりと、現実世界の時間と仮想現実内の時間に差異を発生さえることが出来るのです。

そのため、この加速世界に行くシステム(加速システム)があればVRゲームを心行くまで時間を気にせずに楽しむ事が出来るのです。また、VRゲーム以外にも加速システム上の仮想現実内で勉強をしたりデスクワークをすれば時間を無駄にすることなく日々の生活を送ることが出来るようになるのです。

まるで、ドラゴンボール精神と時の部屋見たいな感じですよね。ただ、精神と時の部屋には人生で48時間しか入れませんが、この加速システムは何時間でも使用可能ですからその効果は絶大です。

技術的に可能か!?

それでは仮想現実を加速させるこの加速システムは技術的に実現可能なのでしょうか。この加速システムを完成させるために必要な条件を少し考察してみましょう。

  1. フルダイブ技術の完成
  2. 脳が拡張されていること
  3. 膨大な演算能力

この3点が重要な要素となってくると考えられます。

 

1.フルダイブ技術の完成

加速システムを起動させるためには大前提として仮想現実にフルダイブ出来ていることがあります。このフルダイブ技術については脳と機械を接続するBMI(ブレインマシンインターフェイス)やナノマシン(ナノボット)などの進歩や人間の五感を再現するために必要な脳の完全分析・シュミレートなどを可能とするために必要となる量子コンピューターなどが完成すれば実現する可能性は極めて高いと考えられます。

2.脳が拡張されていること

この加速システムを使用した場合に人の脳がその負荷に耐えれない可能性が高いと考えられます。そのため、人の脳を拡張させておく必要性があります。人の脳を拡張させるには脳自体を機械化して強化する方法や脳を補助するためにAIと接続する方法などが考えられますが、これらについては実は先に述べたBMIやナノボットにより可能になると考えられます。

 

BMIにつてはこちらをどうぞ↓ 

rinsanagi.hatenablog.com

 

ナノマシンについてはこちらをどうぞ↓

rinsanagi.hatenablog.com

3.膨大な演算能力

仮想現実はコンピュータで生成される世界です。この仮想現実内の時間のスピードはコンピュータの性能により早くもなれば遅くもなります。既存のPCゲームでもPCのスペックが低いとフリーズしたりヌルヌル動かないのと同じ仕組みです。つまり、単純に考えるとコンピュータで通常時間感覚の仮想現実を生成出来たとした場合にそのコンピュータの3倍のスペックがあれば単純に3倍速度の加速世界を生成することが可能になると考えられます。

実はこれについても先に述べたスパコンとは比較できないほどの演算能力を持つと言われる量子コンピューターの演算能力があれば可能ではないかと考えられる。

結論

 結論的に加速システムはフルダイブ技術が完成した時点である程度の必要条件を満たしており、研究さえ進めばフルダイブ技術完成後、数年で実現可能となるのではないかと思われる。

問題点

私たちの生活に確実に変革をもたらすであろう加速システムですが、他の近未来技術同様に多くの問題があることも事実です。

1.実年齢と精神年齢の差異

加速世界でゲームをしたり生活をした場合、現実よりも多くの時間を過ごすことになります。もし、この加速世界で子供などが過ごした場合、実年齢は15歳なのに加速世界では100年以上、年を重ねているなんて事も多々発生すると考えられます。そうなると現実世界に戻った時に実年齢と精神年齢には大きな差が発生してしまうのです。

例えば、高校生で加速世界で生活したことのある下級生に対して、現実世界でしか生活していない上級生などは、

上級生『お前年下の癖に生意気だぞ!!』

下級生『何言ってんだ。おれは加速世界では100年過ごしだぞ!!』

と馬鹿にされる会話も発生するかもしれませんねwww

2.精神崩壊

加速世界においては現実よりも何倍もの人生を送ることが出来ると考えられます。もし、その世界が自分にとって最高の世界なら問題ないかもしれませんが、苦痛のある世界で過ごした場合には本来の何倍ものストレスを抱えることになってしまうかもしれません。そもそも無限に等しい時間に嫌気がさす可能性も考えられます。そうなると少しずつ精神が摩耗して崩壊してしまうかもしれません。

3.フルダイブ技術の困難性

先に技術的に可能なのか考察をしましたが、その中ではフルダイブ技術さえ完成すれば難しくはないと結論を出しましたが、そもそも、このフルダイブ技術の完成がかなり難しいとされています。つまり、加速システムの実現もかなりの困難性を抱えていると言っても過言ではありません。

 

フルダイブ技術の困難性についてはこちらをどうぞ↓

rinsanagi.hatenablog.com

いつ実現するのか

この加速世界がもし完成するとしたらいつ頃になるのでしょうか。

フルダイブ技術が完成するのが一説によれば2030年頃と言われていますので、先に考察したように加速システムの完成はそれから数年後と考えて2035~2040年頃になるのではないかと考えられます。しかし、私個人の考えではこれらのテクノロジーは開発されても一般の人々に普及するまでには5~10年近くかかる可能性が高いと思われますので、実際に私たちが加速世界を体験できるのは2040~2050年頃になるかもしれませんね。

ただ、そもそも実現しない可能性もありますが…(苦笑)

因みに、冒頭で述べた『アクセルワールド』の世界は西暦2046年だったと思いますのでこの作品の作者さんはとても良く考察して作品を作られていることが分かります。

まとめ

『加速世界』それは仮想現実内の速度を加速させる加速システムにより、現実と仮想現実との時間に差異発生させる事で完成する加速した世界である。この世界の時間スピードはそのシステムを生成するコンピューター(量子コンピューター)の性能により決まることとなり、スペック次第では現実世界の1日が加速世界では1年なんてことも可能になります。

この加速世界を生成する加速システム自体はフルダイブ技術が完成すれば、そこに用いられるBMIナノマシン量子コンピューターなどの技術の応用で数年で完成すると考えられ、2040~2050年頃(私見)に完成するかもしれない技術です。

しかし、加速世界には実年齢と精神年齢の差異・精神崩壊・フルダイブ技術の困難性などの問題を抱えているのも事実ですが、きっと人類のテクノロジー進歩であれば乗り越えられるでしょう。

さいごに

余談ですが、私見ではこの加速世界こそが人類が追い求めていた不老不死の技術なのでではないでしょうか。無限に加速した世界においてはほぼ時間は無限であり、老けずに一生(100年くらい)を何度でも生活出来できるなんて夢のようです。

 

と言うことで今回は『加速世界』について考察をしてみました。

ご視聴ありがとう御座いました。また見てねバイバイ(@^^)/~~~

 

フルダイブに興味があれば是非↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

YouTubeやってます。良ければご覧ください。

コメントやチャンネル登録は大歓迎です。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

プライバシーポリシーについて

人間が人工知能(AI)を超える方法!!それはフルダイブ技術の完全体マインドアップローディングだった!?

 

はじめに

コンピュータが2045年に全人類の脳の演算能力を超えると言われるシンギュラリティー(技術的特異点が来ると言われています。昨今ではAI(人工知能)と言えば特撮から映画までいろいろな作品に描かれるようになりました。最近では『AI崩壊』なんて映画もありますよね。これらの作品で多い内容にAI(人工知能)が暴走したり、人を襲って来たりするするものがあります。

このような作品を見ると『AI(人工知能)は人間を超えて人を滅ぼす』と思い恐怖する人もいるかもしれません。実際にサウジアラビアで市民権を取得したソフィアが人を滅ぼすかと聞かれて『滅ぼすわ』と言ったことはあまりにも有名です。

これらの恐怖を打ち消す方法に一つ画期的な考えが有ります。それは逆に『人間がAI(人工知能)を超える』と言う考えです。そして、その結果副産物として人間は不老不死になれかもしれません。

その技術こそが今回のテーマ『マインドアップローディング』なのです。

 

シンギャラリティに興味のある方はこちら↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

f:id:sana0725sana:20200126060859j:plain

動画バージョン↓↓

youtu.be

目次

 

マインドアップローディングとは

 人間の脳の神経細胞は脳全体で約1000億個とも言われており、働きは電気信号で形成されています。脳の働きを電気信号で行っているのであれば、機械(コンピュータ)でも完全に再現できるのではないかと考えられています。その技術を使えばAIに人間と同じような思考と判断が出来て意思を持たせることも可能であると考える人たちがいます。

そして、AIに意識を持たせることが出来るなら逆に機械(コンピュータ)に人間の意識を移すことも可能ではないかと考えられたのが『マインドアップローディング』と言うう考え方です。機械(コンピュータ)に自分の記憶・意識などをアップロードすることにより肉体を捨て不老不死になることも出来きるうえ、仮想現実と言う夢の世界で暮らすことが可能になります。そして、リアルに帰りたくなったらロボットの体で帰還することも出来ると言う考えです。

SAO茅場晶彦

30代前後より若い方なら誰でも知っていると言ってよい作品にSAOと言うものがあります。この作品の中に茅場晶彦と言う一人の天才エンジニアが出てきますが、彼はこの作品の中に出てくるフルダイブ技術(VR完全体)を完成させた人物です。彼はSAO事件を起こすのですがその事件の最後に自分の脳をフルスキャンして副作用で脳を焼き切って自殺!?しています。そして、リアルの肉体を捨て恐らく仮想現実のみに影のように存在する存在になりました。この技術こそがまさに『マインドアップローディング』なのです。

AIを人間が超える!?

先にも述べましたが、AIが人間を超える日は近いとされており、一説によれば2030~2035年には汎用性AIが誕生してAIが人間を超え始める(プレシンギュラリティ)と言われています。そうした時にホーキング博士イーロン・マスクなどが警鐘するようにAIに人類は滅ぼさると考える人は少なくありません。そして、そうした観点からAIと同等な存在になるため、脳にAIを埋め込めば良いと言う考えなどが生まれました。

この考え意外にAIと同等もしくはそれ以上の存在になる方法があるとしたら…

それがVR完全体と言われるフルダイブ技術の更に完成体と言ってもよい『マインドアップローディング』なのです。

マインドアップローディングするためには

マインドアップローディングの具体的な方法等はまだ確立していませんが、脳の機能を完全にシュミレートとしなければいけない事から現状存在するスパコンでは役不足なのは明白です。これらのシュミレートや脳の完全な分析・解析には各国で競って開発を進めている。3大オーバーテクノロジー(私が勝手に言ってるだけ)の一つである量子コンピューターの存在は必須条件になります。また、脳から記憶等の情報をフルスキャンすると言う観点から脳と機械を直接接続する侵襲式のブレインマシンインターフェイスBMI)技術の発展が不可欠となります。

 

BMIに興味がある方はこちら↓

rinsanagi.hatenablog.com

並列世界とマルチな自分

このマインドアップローディングを行うと奇妙な体験を行うことが出来るようになるかもしれません。それは、自分の記憶・意思をデータ化したことにより自分自身をマルチ化することが出来るようになるかもしれないことです。簡単に言うと自分と同じ記憶と意思を持った人物が複数存在する世界が発生するのです。

そうなるとどれが本物でどれが偽物か分からない状態になってしまうかもしれません…

もしくは、その複製された自分全てが本物なのかもしれません…

『そんなの怖いじゃん』と思いますが、考え方によっては、もし主従関係をしっかり確立できる技術があれば多くの仮想世界でマルチに生活出来て、その経験をオリジナルに共有やフィードバックなんてことも可能かもしれません。

魂は存在するのか

マインドアップローディングで一番の焦点すべきは、記憶・意思は脳の仕組みが完全に分析・解析出来れば電気信号の観点で再現可能な気がしますが、では古来から存在するとされる人間の魂についてはどうなるのかということです。

もし、魂が存在するのであればそれは電気信号ではない可能性があります。すると、マインドアップローディングしてもそこに存在するのは自分ではなく、自分と同じ記憶・意思を持ったただの入れ物(木偶人形)となり、実際には全く別の何かになってしまうかもしれません。

これはAIが魂を持つか持たないかの議論に似ています。もし、AIが魂を持てばそれはもはや機械では無く人間ではないのかという議論です。

こればっかりは、実際に実験をしてみない限り分からない気がします…

倫理的問題

この様にマインドアップローディングは技術的にまだまだ完成に時間がかかるうえに、実際にやってみないと分からないことも山積みの正に近未来のオーバーテクノロジーですが、ここでこの技術が完成するのに一番の問題点をあげておきます。

それは、あなたのご想像通り『倫理的問題』です。

①神聖な領域である脳をいじる

②肉体が不要になる

③機会なのか人なのかの議論

④そもそもそれは自分なのかどうか など

言い出せば無限に問題か出てきそうなくらい倫理的問題の塊です。

まとめ

マインドアップローディング、それは自分の記憶・意識をフルスキャンしてコンピューターにアップロードすることにより、肉体を捨てAIを超える可能と不老不死を一度に手にできるかもしれない方法です。これを行うことで人間はリアル世界を捨て夢のような仮想世界に無限にフルダイブし続けること出来きます。

しかし、自分の記憶・意識をデータ化することにより自分がマルチで存在する可能性が発生するうえに魂をそこに宿せるかどうかは実験を行わな限り分からない。そして倫理的・技術的に多く問題があるこの技術は正に近未来のオーバーテクノロジーなのこもしれない。

おわりに

今回のテーマは『マインドアップローディング』でした。

それにしても、こんなSF的な話が結構マジで議論されるようになって来て、昨今はホントにトランスヒューマニストとしては技術の進歩が楽しみでなりません。

そもそもマインドアップローディングについてはフルダイブ技術・汎用性AIが完成していることが大前提で考えられる技術なのでビックリ仰天レベルの技術ですねwww

今回もご視聴ありがとうございました。

またのお越しをお待ちしてますwww

 

追記

最近マジでペンギン村に入りたいですけど誰かもし移住済みの人居られたらどんな感じかマジで教えて下さい!!

 

 

YouTubeやってます。良ければご覧ください。

コメントやチャンネル登録は大歓迎です。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

プライバシーポリシーについて

イーロンマスク氏が構想するハイパーループは夢がある未来の乗り物だった!!

はじめに

人々はかつて自分の足を使ったり馬を使って移動をしてきましたが技術の進歩により自分の足で長距離を移動する人は減り、馬は車に代わって行きました。そして、人々が効率良く移動出来るようにバス・電車・新幹線など公共交通機関が発展して行きました。そして、その最先端を行くのがリニア新幹線です。

しかし、あなたはご存じでしょうか!?

実はこの時速500㎞とも言われるリニア新幹線の速度を遥かに超えるスピードの乗り物が考えられていることを、それがあの超有名な起業家イーロンマスク氏が構想した。『ハイパーループ』です。

 

f:id:sana0725sana:20200122050315j:plain

目次

 

動画バージョン配信中↓↓

youtu.be

 

ハイパーループとはどのような仕組みなのか

ハイパーループとは

ハイパーループとは、サンフランシスコ~ロサンゼルス間を結ぶ交通手段の建設コストを抑え高速に移動出来ないかと、イーロンマスク氏が前澤社長の宇宙旅行等で注目を集めたスペースX社やEV車や装甲車で有名になったテスラ社の社員とアイデアを出し合って考えた構想です。その速さは最高時速1220㎞にもなると言われており、ほぼマッハに近い速度です。まさにマッハGOGOって感じのスピードです。(マッハ1=1224㎞)

仕組み

このマッハGOGO・・・!!

間違えましたこのハイパーループはリニア新幹線によく似た走行方法と言われており、磁力により浮いた状態で走行するみたいです。ハイパーループで特徴的なのが真空のチューブ内を走行することです。この真空チューブを走行することでリニア新幹線のように空気抵抗を受けることなく進めるためリニア新幹線よりも早いほぼマッハで走行が出来ると言われています。またこのチューブの天井には太陽光発電用にパネルが取り付ける予定になっており、そこから電力を供給して人が乗るポッドと言う車両を走らせることが出来る予定です。

リニア新幹線超電導を利用して車両を浮上させますが、ハイパーループは超電導ではなく永久磁石を特殊な配列することにより通常よりも強度のある磁力を発生させることの出来る『インダクトトラック方式』と言う方法で車両を浮上させることにより、超電導よりも効率的で省電力化を目指しています。

ハイパーループで実現できる近未来

このハイパーループは、あの世界一早い車と言われる超高級車ブガッティ・シロン(最高時速約490㎞)の2.4倍、現在東京~大阪で建設予定のリニア中央新幹線(最高時速約505㎞)の2.4倍、旅客機のボーイング747(最高時速約1030㎞)の1.1倍と言う超高速移動を私たちにもたらしてくれるかもしれない近未来技術です。

ハイパーループをもし日本の高速道路沿いに作ったとした場合、福岡で一蘭のラーメンを食べて一時間後に東京でラーメン二郎に行き更に一時間後に北海道の武蔵で味噌ラーメンを食べるなんでことも可能かもしれません。

他にも、近未来に完成を目指しているプロジェクトで『軌道エレベーター建設構想(宇宙エレベーター建設構想)』などがありますが、宇宙空間に人・物資を運ぶクライマーにこの技術を利用することも面白いかもしれません。この軌道エレベーターの宇宙側にある静止軌道ステーションは地上からの距離が約36000㎞もありますので、ハイパーループくらいの速度が無いと正直到着まで時間がかかり過ぎで暇すぎますので・・・!!

 

軌道エレベーターに興味がある方はどうぞ↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

ハイパーループの歴史

実はこのハイパーループはイーロンマスク氏がサンフランシスコ~ロサンゼルスを結ぶために考えたのが最初ではなく、2000年代にスイスで似たようなプロジェクトが考えられていたそうです。しかし、2009年頃には資金を集めることが出来ず資金不足になりプロジェクトは消えていったみたいです。

ハイパーループの今

ハイパーループの現状は技術の研究・開発途中であり、Hyperloop One(ハイパーループワン)とHyperloop Transportation Technologies(ハイパーループトランスポーテーションテクノロジー)がその技術を躍進させようと頑張っています。また、2018年7月にはアメリカのカリフォルニア州で行われたコンテストで世界各国の大学などがその技術力を争っています。このコンテストで優勝したのはドイツのミュンヘン工科大学なのですが、その速度は466㎞と日本のリニア中央新幹線よりも遅い結果でした。因みに日本からはこの大会に慶応大学が参加している見たいです。

 

ハイパーループは実現できるのか

この夢のようなハイパーループは、実は問題だらけでまさに夢として終わってしまうかもしれない技術でもあるのです。

ハイパーループには以下のような問題点などが多く存在します。

①長距離に及ぶチューブ内を真空に保つのは困難

②走行時に誘導電流などにより熱を発してしまう可能性がある

③チューブ状の太陽光発電だけでは必要な電力に足りない

④ポットの走行用の電力をどのように伝送するのか

⑤チューブの気温による膨張・収縮

などなど言い始めるときりがないほどに問題は山積み状態なのがハイパーループの現状なのです。

他にもたくさん浮遊する未来の乗り物

ハイパーループはチューブ内を浮遊して走行するものでしたが、未来にはこのような浮遊する乗り物が続々出現するかもしれません。

Uberが計画する空飛ぶタクシー

これはみなさん直観で分かるようにドローンのようなもので人を運ぶタクシーです

②ホバーボード

レクサスが開発した浮遊するスケートボードです

③ホバーバイク

空飛ぶバイクでドバイ警察が2020年頃には運用を予定している

他にも空飛ぶスーツや空飛ぶフライボードなど近未来には浮遊する夢の乗り物がいっぱいです。ただ、くれぐれも空中での浮遊事故だけは注意してもらいたいものですね。

まとめ

近年、イーロンマスク氏が提唱したハイパーループ構想は最高時速1220kmものスピードで走行する近未来の乗り物です。このスピードであれば福岡~東京をたったの1時間で移動できます。このハイパーループは真空のチューブの中をポッドと言う車両が磁石等の力で浮遊して走行するものであり、イメージでは空気抵抗を受けないリニア新幹線のようなものです。このような構想はかつてスイスでありましたが資金集めがうまくいかずに消えて行きました。現状この計画は技術開発途中ですが、問題点が多く完成にはまだまだ時間がかかる可能性が高い近未来技術です。

おわりに

今回の『現代テクノロジーシリーズ』は近未来の乗り物『ハイパーループ』でした。

それにしても、イーロンマスク氏はBMI・宇宙開発・EV車開発など本当に近未来のことを考えてくれるリアルアイアンマンですね。今後もイーロンマスク氏からは目が離せないなと個人的に思っております。もし、新しいことを始めたらまた紹介をさせて頂こうと思います。

今回もご視聴ありがとうございました。

 

BMIに興味がある人はこちらをどうぞ↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

YouTubeやってます。良ければご覧ください。

コメントやチャンネル登録は大歓迎です。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

プライバシーポリシーについて

VRの完全体『フルダイブ』その問題点と困難性とは!!フルダイブは完成できるのか!?

はじめに

人工知能の権威と言われ『シンギュラリティ(技術的特異点)』論を唱えるレイ・カーツワイル氏の予想では、2020年代にはVRと現実を見分けることが出来ないくらいにVR技術は進歩を遂げ、その後、2030年頃には人々はVR世界へ脳にナノマシン(ナノボット)を入れることでHMD(ヘッドマウントディスプレイ)等を使用しなくてもVR空間を生成して没入(フルダイブ)出来るようになるとされている。

この予想には私自身かなり心を打たれ、フルダイブ時代の到来に心が躍ったことは記憶に新しいです。しかし、実際のといころこのVRの完全体であり、現在の30代以下の多くの若者が夢見るフルダイブと言う超技術はそんなに簡単に十数年で完成出来るのでしょうか!?

今回はこの『フルダイブ技術の困難性』について考察して行こうと思います。

 

f:id:sana0725sana:20201025060020j:plain

 

目次

 

動画バージョンあります↓↓

 

フルダイブとは

近年話題のVRバーチャルリアリティー:仮想現実)の究極完全体と言ってよいものです。現状のVRは視覚・聴覚の一部を利用してまるで現実のような世界を生み出していますが、あなたもご存じのようにこれはかなり精度が低く部分的な仮想現実に過ぎません。しかし、このフルダイブ技術では『視覚』『聴覚』『触覚』『味覚』『嗅覚』五感全てが仮想世界とリンクされることにより、仮想世界でキャラクターなどのアバターに自分自身が憑依したかのように動かせる技術なのです。

フルダイブ技術に必要な条件

それでは仮想世界でアバターを自由自在で安全に動かせる。フルダイブ技術を完成させて楽しむのに必要な条件は何なのでしょうか。

・脳波を検知する技術

仮想世界のアバターに自分の脳から体をどのように動かすかなどの情報を送信したり、逆に仮想世界からの情報をフィードバック出来るようにするために機械と脳をリンクして情報を送受信できる技術が必須になります。

・フィルタリング技術と調整

仮想世界での五感を現実と共有出来るだけでは、フルダイブを楽しむのには不十分です。仮想世界の情報が完全にフィードバックされると現実の体に悪影響を及ぼす可能性があるからです。例えば仮想世界で大ケガをした場合にその痛みが完全にフィードバックされると嫌ですよね。そのため、フルダイブ技術にはこれらの負の情報をフィルターにかけて調整する機能が絶対的に必要になります。また、これを行わないと仮想世界でアバターを動かそうとしたときに現実の体も一緒に動いてしまいます。

・脳の完全な分析

脳はブラックボックスと言われており、五感に関する分析も技術の進歩によりかなり研究・分析が進んでいますが、今でもまだ完全に解き明かされた訳ではありません。五感を完全に再現するために脳の完全に近い分析が必須条件の一つと考えられます。

 

フルダイブと言えばナーヴギア↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

技術的問題点

上記の述べた条件を満たせる技術が現時点で存在するのかが、フルダイブ技術を完成出来るかどうかのカギになります。それでは順に考察して行きましょう。

・脳と機械のリンク

BMI

脳と機械をリンクさせる技術で言えばBMI(ブレインマシンインターフェイス)もしくはBCI(ブレインコンピュータインターフェイス)という技術が有名です。この技術は急激に進歩を遂げている分野ですが、現時点ではフルダイブを可能とするレベルには程遠い段階で、アバターを自由に動かせるようにするためにはまだ時間が必要です。勿論、フィルタリングなんてまだまだ不可能と考えてよいでしょう。

 

rinsanagi.hatenablog.com

ナノマシン

冒頭で述べたレイ・カーツワイル氏が唱えるナノマシンで脳と機械をリンクさせる方法はどうでしょうか。これを可能にするには2つ条件があります。

  • ナノマシンを大量に且つ安全に体内に入れること
  • 電気信号を体外に送受信出来ること

この条件をクリアする必要がありますが、機械的ナノマシンを体内に入れると人間の免疫機能により攻撃されるため危険とされており、現状ナノマシンは機械ではなく実はウイルスのような有機的なもので作る事を目指して研究・開発が進んでいます。そのため、体外への電気信号の送受信を可能にするのは難しいと思われます。

(勿論、全てがウイルス的なものではなく機械的ナノマシンの研究も進んではいるがこちらは難点が多いのが現状

 

rinsanagi.hatenablog.com


 ・脳全体の解析

脳全体を完全に分析・解析をすることはかなり難しいとされています。脳の神経細胞は脳全体で約1000億個とも言われており、この神経細胞が無数のシナプスにより繋がっています。この複雑過ぎる人間の脳をコンピュータでシュミレートしようとした場合、現在、最高峰のスパコンでも単純に行うことは不可能(近年、開発された特殊アルゴリズムを用いれば可能)とされているくらいなので、完全な分析・解析となれば更に不可能に近いと思われます。

倫理的問題点

このフルダイブには実は技術的問題点以外にも大きすぎる壁が有ります。それは倫理的問題です。

  • 神聖な領域とされる脳をいじる
  • 個人情報漏洩
  • 人格破綻
  • 精神崩壊
  • 仮想世界へ依存

少し考えただけでもいくらでも倫理的問題が思い浮かびます。特にBMIナノマシンなど、どのような形になるかは分かりませんが、フルダイブには脳をいじる必要性が有ると考えられます。そのため、倫理にうるさい日本では恐らく導入は不可能に近いかもしれません。導入出来たとしても先進国ではかなり最後の方になるでしょう。

 

フルダイブは可能である!!

ここまで、フルダイブ技術の困難性について説明してきましたが、個人的にはフルダイブ技術は20年以内には完成すると考えています。何故ならテクノロジーの進化は指数関数的に進歩するからです。例えば、脳と機械のリンクについては侵襲式BMI技術(脳と機械を直接接続するBMIが進歩すれば可能ですし、脳解析もスパコンでは難しくても最近話題になり始めた量子コンピュータなら脳シュミレートや解析・分析も容易になると想像出来るからです。

しかし、一番の問題である倫理的問題については正直難しいと言うのが率直な意見です。ただ、今後SAO世代の方々が政治家等になる可能性は有りますので、そうなれば意識のパラダイムシフトにより倫理的問題も解消するかもしれません。

まとめ

レイ・カーツワイル氏の説では2030年頃に現実すると言われるフルダイブ技術は、HMDなどの端末が無くても仮想現実を形成してアバターなどを操作し、楽しめる夢の近未来技術である。しかし、脳と機械のリンク・フィルタリング・脳解析などの技術的問題と倫理的問題など多くの問題が存在して完成は難しいと言われいる。だが、現在の技術進歩は凄まじくこれらの問題すら凌駕して人類にフルダイブをもたらす可能性が十分に考えられる。しかし、倫理的問題については新世代の方々による意識のパラダイムシフトを待つしか解決方法はない。

 

フルダイブに興味があれば是非↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

YouTubeやってます。良ければご覧ください。

コメントやチャンネル登録は大歓迎です。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

人気記事

【フルダイブ技術】SAOのナーヴギアは実現可能か!? - モリリンの一人テクノロジー

人気記事

VRの完全体『フルダイブ』その問題点と困難性とは!!フルダイブは完成できるのか!? - モリリンの一人テクノロジー

話題の内容

ムーンショット目標1~リアルの超越により人は仮想現実で生きる~ - モリリンの一人テクノロジー

おすすめ記事

フルダイブ型VR技術を実現する最新技術 5選【SAO時代到来!?】 - モリリンの一人テクノロジー

 

プライバシーポリシーについて

 

 

就活前に知っておきたい『RPA人材』とその必要性

はじめに

 

 最近世間を何かと賑わしている『AI』『IoT』『5G』『ロボティクス』などのハイテク技術達、かつてこのハイテク技術によりブルーカラー作業(作業服を着て行うような作業)の多くが自動化されて行きました。

その自動化の波が近年ホワイトカラー作業(スーツを着て行うデスク作業)にも遂に訪れようとしています。その原因の一角が『RPA』です。

 

『これから就活をするあなた』『今就活をしているあなた』この自動化の波を理解しておかないと将来危険です。しかし、理解して少し未来をシュミレートしておけば不安は解消されるはずです。今回はこの自動化の波を生み出す『RPA』とそれにより近未来に起こりうる可能性についてご紹介します。

 

f:id:sana0725sana:20200108045830j:plain

動画バージョンあります!!

【チャンネル登録】お願いします↓↓↓

www.youtube.com

目次

 

 

RPAとは

ホワイトカラーに自動化の波を呼び込んでいる『RPA』とは何なのでしょうか。これはロボティク・プロセス・オートメーション(robotic process automation 通称:RPA)

で超簡単に言うとPCワークの自動化ツールです。ホワイトカラーの方々は日々PCを使いデータの処理などの作業をされています。そのPC作業の中で単純且つ反復性が高く機械的に判断できる作業を自動で行えるツールなのです。

エクセルなどのマクロと違いプログラムを組む必要が無く、割と簡単に自動化のルールを作ることが出来、更にPC内の多くのツールと組み合わせ使えることが特徴です。

RPAの必要性

このRPAの需要は年々増加しているのですが、何故『単純・反復性・機械的判断』と条件が多いRPAがそんなに話題になっているのでしょうか。

実は銀行・役場・人事・経理などの職業の方々は『単純・反復性・機械的判断』などの要素を持った作業にかなり手を取られているのです。そのため、この部分を自動化するのは企業としては長年の夢でした。そこにピタッとハマったのがRPAと言えます。

人材の必要性

RPAではエクセルのマクロなどよりも簡単にツールのルール作成等が出来ると言われていますが、流石に素人が直ぐに作れるレベルではなく、ルールの作成・修正や問題のフィードバック等には最小限の知識は必要とされるため、RPA人材の必要性が高まっています

 

RPA資格

日本で有名なRPAソフトにNTTアドバンテクノロジが開発した『WinActor(ウィンアクター)』と言うものが有り、その技能取得レベルを評価する資格として『RPA技術検定』と言うものが存在します。

 

この資格は

・アソシエイト技術者(基礎知識)

・エキスパート技術者(実践的な知識)

・プロフェッショナル技術者(プロ的な知識)

上記の技能に応じた資格レベルが設定されています。

 

RPA人材の落とし穴

先にRPA人材の必要性が高まっていることをお伝えしましたが、ここで勘違いをしてはいけないことが有ります。それはRPA人材の必要性がおそらく5~10年程度がピークとなりその後は衰退する可能性高いと言われていることです

RPAは成長期にあり、現状では『単純・反復性・機械的判断』と条件が多いですが、これはあと数年でAIが搭載されることにより、簡単な判断ができるようになり、その後、汎用性AI登場により完全自動化ツールにすることが目標になっているからです。

 

・現状

単純作業・反復性・機械的判断のような条件が有り、あくまでも人間をサポートするツール

・AI搭載RPA

AIが搭載されると人間の判断を学習して簡単な判断やフィードバックが可能となり、ホワイトカラーからAI搭載RPAへの初期人員シフト(ホワイトカラーの職業者の一部は他のクリエイティブな作業に移ること)が始まる可能性があります。この流れは既に来ており、NECはAI搭載RPAソフト『WorkFusion』を2019年に取り扱いを開始しています。今後この流れは加速していくと思われ、5~10年で現行のRPAからAI搭載RPAがメインにシフトして行くのではないでしょうか。

・汎用性AI搭載RPA

汎用性AI:人間と同じように自分で判断行動ができるAI

汎用性AI搭載RPAが登場すれば、RPA技術者の必要性はほとんど無くなって行きます。AIが勝手に判断して自動化できる部分は全て自動化していくようになり、修正・問題点のフィードバックなどしてくれるようになります。

この汎用性AI開発は各国が競うように実施しており、一説によると10~15年後には完成すると言う意見があります。もし、この説が正しいのであれば2035年にはホワイトカラーの仕事やRPA人材の必要性は低くなり、もっとクリエイティブな右脳作業に人員シフトして行くことになるかもしれません。

 

関連記事

rinsanagi.hatenablog.com

就活時に想定しておくこと 

就活時に最も大切なこととして、将来の自分自身のビジョンを明確にして、現在社会のトレンドと未来を想定することが現在の就活では非常に重要になって来ます。過去のように『大手企業に入れば安心』『公務員なら安泰』などのイメージだけで就活を行うことは非常に危険です。RPAなどの登場で企業の仕事内容等は劇的に今後変化する可能性が有ります。勿論それは公的団体でも変わりません。

良きも悪しも今後、テクノロジーやAIの進歩により必ず人員シフトは加速して行きます。その時に『人が機械・AIにどう合わせていくか』なのですから、就活時にこれを頭の一部に置いて行った人とそうでない人とでは大きな差になるのは間違いありません。

 

まとめ

かつて、人々は機械化によるブルーカラー作業の自動化により、大規模な人員シフトを経験したが、その大きな波がついにホワイトカラーにも訪れようとしている。それはRPAがもたらすイノベーションによるものである。このRPAは段階的に進化して行き最終的には汎用性AIを搭載することにより、ホワイトカラー作業の多くを完全自動化で実施できるようになり、人々は大規模な人員シフトを体験することになるかもしれない。

そのため、就活を行う時は自分の将来をしっかり考えビジョンを立てておくことが重要である。

例えば、『RPA人材として就職をして5~15年で人員シフトされるから違う職を探そう』と思うのでは本質を理解できていない。

そうではなく『5~15年はRPA人材として努力しよう。そして、その期間で自分の本来やりたい目標の準備をしよう』というようなイメージで考えれないとダメなのです。

 

現在、就活をしている人は今後起こる大きなイノベーションに対応できる柔軟性を求められ就活をするのが難しいのは事実ではありますが、もし本ブログが就活中のあなたに少しでも参考になれば幸いです。

 

 

YouTubeやってます。良ければご覧ください。

コメントやチャンネル登録は大歓迎です。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

プライバシーポリシーについて

 

 

 

国土強靭化計画とは ~絶対知るべき災害からあなたを守る政策~

f:id:sana0725sana:20200104062449j:plain

目次

 

YouTube動画バージョン↓↓↓

(読むのが面倒な方はどうぞ!!)

www.youtube.com

はじめに

 

記憶に新しい2019年9月5日に発生した台風15号による千葉県の災害による、被害は凄まじく多くの住宅は破損し、送電鉄塔は倒れ、水道管が破裂するなどライフラインやインフラ網はズタズタになり、その復旧には膨大な予算と時間が必要となった。

この台風の影響で農林水産業だけでも被害総額は約370億円にも及ぶとされており、これらの災害復旧・復興を促すために千葉県は2019年11月13日に総額約470億円の補正予算案をまとめています。

 

この事例のように、近年、台風・大雨・地震などの自然災害の影響により、インフラ網が破損・浸水・崩壊することにより、孤立する集落が発生したり、電気・水などのライフラインが使用できななくなる事例が多く挙げられています。

 

これらの自然災害などから国民の人命や財産を守るために国が推し進めている政策が今回説明する『国土強靭化計画』なのです。

 

f:id:sana0725sana:20200104062446j:plain

国土強靭化計画とは

国土強靭化計画とは、日本の国土は地理的に地震・台風・噴火・大雨(洪水)などの自然災害の影響を受けやすく、毎年のように大災害に見舞われており、これにより多くの人命・財産を失い、更に復旧・復興に多大なる資金と労力を使っています。

このような現状を打破すべく政府が、人命の保護を最優先に社会秩序を守りどのような災害が来てもその影響を最小限に抑えると伴に迅速かつ的確な復旧・復興が行えるようにすることを目的として、国土の構築を目指していく政策です。

 

実際に政府が出しているガイドラインの基本目的にもこのように示されています。

 

○このため、いかなる災害等が発生しようとも、
① 人命の保護が最大限図られること
② 国家及び社会の重要な機能が致命的な障害を受けず維持されること
③ 国民の財産及び公共施設に係る被害の最小化
④ 迅速な復旧復興
を基本目標として、「強さ」と「しなやかさ」を持った安全・安心な国土・地
域・経済社会の構築に向けた「国土強靱化」(ナショナル・レジリエンス)を推
進するものです。

 

出典元:国土強靱化地域計画策定ガイドライン(第6版)基本編|内閣官房ホームページ

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kokudo_kyoujinka/tiiki.html#guideline

具体的に何をするのか

自然災害等に備え国土の強靭化を図るにはソフト対策とハード対策の組み合わせが重要と政府は考えているようです。

 

ソフト対策とは

各地域・自治体などでの普段からの避難訓練、自然災害時の危険地域を示したハザードマップの整備、宅地造成区画の見直しなどです。

 

ハード対策とは

河川の氾濫を防ぐための堤防の整備、東日本大震災の際にのような津波から人々を守るための防波堤の整備、避難場所や避難経路の確保と安全性確保のための修復・耐震補強、古く老朽化が進んだインフラ設備の整備・修復・耐震補強などがあります。

 

インフラの老朽化

日本に現存する道路・橋・トンネル・上下水道などのインフラの多くが1950~70年の建設ラッシュで建造されており、建造から50年以上経っています。これらのインフラの老朽化を一概に年数で判断することはできませんが、建造からかなりの時間が経っているのは事実です。

 

国土交通省のデータに要ると、これらのインフラで50年以上経過している設備が全国でかなり存在しているようです。

 

建設後50年以上経過する社会資本の割合

  2018年3月 2023年3月 2033年3月
道路橋
[約73万橋注1)(橋長2m以上の橋)]
約25% 約39% 約63%
トンネル
[約1万1千本注2)]
約20% 約27% 約42%
河川管理施設(水門等)
[約1万施設注3)]
約32% 約42% 約62%
下水道管きょ
[総延長:約47万km注4)]
約4% 約8% 約21%
港湾岸壁
[約5千施設注5)(水深-4.5m以深)]
約17% 約32% 約58%
  1. 建設年度不明橋梁の約23万橋については、割合の算出にあたり除いている。
  2. 建設年度不明トンネルの約400本については、割合の算出にあたり除いている。
  3. 国管理の施設のみ。建設年度が不明な約1,00施設を含む。(50年以内に整備された施設については概ね記録が存在していることから、建設年度が不明な施設は約50年以上経過した施設として整理している。)
  4. 建設年度が不明な約2万kmを含む。(30年以内に布設された管きょについては概ね記録が存在していることから、建設年度が不明な施設は約30年以上経過した施設として整理し、記録が確認できる経過年数毎の整備延長割合により不明な施設の整備延長を按分し、計上している。)
  5. 建設年度不明岸壁の約100施設については、割合の算出にあたり除いている。

資料)国土交通省

 

典出元:社会資本の老朽化の現状と将来‐インフラメンテナンス情報国土交通省ホームページ

https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/maintenance/02research/02_01.html

 

 

これらのインフラを整備して災害等で簡単に破損・崩壊しないようにすることも国土を強靭化するうえで重要な要素の一つとなると考えられます。

 

国土強靭化計画に掛かる費用

これらの整備には膨大な費用と年月が掛かると言われており、期間については国も期間設定はせずに5年ごとの見直しで対応していく方針のようですが、一説によると先に述べたインフラの整備に関しては30~50年掛かると言われている方もいるようです。

費用については、前年度の国土強靭化関係予算が約3.95兆円にも及び本年度予算案も約4兆円を超えるようです。この予算がもし30年続くとした場合、120兆円にも及ぶ予算が必要になることが推測出来ます。

 

インフラ整備の無限サイクル

気付かれた方もおられると思いますが、30~50年もし整備に時間が掛かるのだとすると実は最初に整備した設備については再度整備が必要となる可能性が有ります。このインフラ整備は一度整備すれば終わりではなく無限にサイクルを続けることになるのです。

f:id:sana0725sana:20200104062452j:plain

まとめ

日本は自然災害が多く発生する国です。この自然災害により多くの人命や財産が毎年のように失われています。これらの自然災害などから人命を最優先し被害を最小限に抑え迅速に復旧・復興を可能にするために考えられた政策が『国土強靭化計画』です。この国土強靭化計画には膨大な時間・費用が必要になります。しかし、何より大切な国民の人命を守るという観点や年々増加する自然災害の復興・復旧に掛かる費用などから考えても絶対に必要な政策なのです。

 

おわりに 

今回は、意外に知らない日本の国策(政策)と言うことで『国土強靭化計画』をお伝えしました。私自身は投資家の一面からこの国土強靭化計画については数年前から知っておりましたが、今回詳しく調べて『絶対に必要な国策だな!!』と再認識しました。

日本政府もこのような重要な案件をしっかり話し合っていると思えばまだまだ捨てたものでは無いですね!!

 

YouTubeやってます。良ければご覧ください。

コメントやチャンネル登録は大歓迎です。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

プライバシーポリシーについて

就活 トレンドから見たやり方 おすすめ企業3選

 

はじめに 

就活をそろそろ始めないといけない時になって来ましたね。きっとあなたは『一体どんな職業に付けばいいんだ!』と悩んでいるのではないでしょうか!?

私もめちゃくちゃ悩みました。

そんなあなたに是日知って頂きたい一つの企業・会社選定方法がトレンドを見る方法です。今回はトレンド企業の見つけ方とおすすめ企業3選をお送りして行こうと思います。

f:id:sana0725sana:20191231061955j:plain

目次

 

トレンド企業を見つけよう

就活を行うにあたりネットで『優良企業』『おすすめ企業』と検索して参考にしている方は少なくないと思います。しかし、これらの検索でヒットするサイト・記事は優良企業50選などと数が多く結局決めらないって方は多いのではないでしょうか!?

 

『大手企業』『福利厚生が良い』などの見栄えの良い言葉であなたは誘惑されていませんか!?その様な曖昧で根拠のない言葉に迷わされるのではなく自分自身でしっかりと検討して企業・会社選定をしなければ将来後悔をする可能性があります。

 

勿論、これらの就活応援サイトなどの情報を見ること自体が悪いと言っているのではありません。ネットは大変重要な情報源の一つです。しかし、その情報を調べるのと同様にこれから日本がどのような経済状況になるのか、日本で今後どのような産業が発展して行くのかを知り、トレンドを知ることが大変重要企業・会社選定ヒントになるのです。

 

大手企業は既に安泰ではない

近い将来『逆イールド』『米中新冷戦』の影響で世界恐慌が起こる可能性も少なからずあると言われており、既に世界的には『リセッション(景気後退)』が徐々に始まりつつあります。また、AI、ロボティクスの進歩により人間の行ってきた仕事は機械にシフトする可能性が非常に高いとされています。そのため、大企業だからと言ってあなたが生涯勤めることが出来るとは限りません。

 

更に福利厚生が良いと言う理由で企業・会社を選ぶとこれらの不況等の理由で、もし会社の利益が目減りするようなことになれば福利厚生に回す資金が無くなり、悪化する可能性は大いに考えられます

 

これらの危険性をもっと知りたい方はこちらをご参考にして下さい↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

AIについて知りたい方はこちらをご参考にして下さい↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

 

 トレンド企業は国策から見つけるべし

 見栄えの良いフレーズの危険性とトレンドの必要性について述べてきましたが、ここから、投資家・トレーダーとして数千時間以上の勉強をして来た私が投資家の観点から実際に現在と近未来のトレンドについてあなたにお伝え出来たらと思います。

 

・国策に売りなし!!

投資名言にこのような言葉があります。

『国策に売りなし』

この名言が意味するように国策に関連する企業こそがトレンドになります。現在、日本国政府が掲げる国策の一つで『国土強靭化計画』と言うものがあります。これは簡単に言うと古いインフラ設備の整備や自然災害に備えての設備強化などを行うと言うものです。この費用として使われる2020年度の関連予算案はなんと約4兆円です。しかも、全ての設備の整備には毎年これ以上の予算で数十年掛かると言われています。つまり、この国策とマッチする企業は数十年この資金が流れて来るのです。

 

rinsanagi.hatenablog.com

海洋資源

 昨今、米中貿易戦争でレアアース(希土類)の問題が多くニュースに取り上げられていますが、実は日本近海の深海には多くのエネルギー資源希土類が眠っているとされており、その埋蔵量は世界の供給量の数百年分に及ぶとされています。日本は資源が少ない国として知られていますが、もしこの海洋資源の掘削に成功すれば世界一の資源国家となることが出来ます。そのため、日本は国家を上げてこの掘削技術の開発・研究を進めているのです。これに伴う、海洋設備の整備等は今後トレンドとなる可能性がかなり高いとされています。

f:id:sana0725sana:20191231061952j:plain

 投資家からみたおすすめ企業3選

それでは前置きが長くなりましたが、トレンドから見た就活おすすめ企業3つ紹介させて頂こうと思います。

清水建設

言わずと知れたスーパーゼネコン(大林、鹿島、大成、清水、竹中)5強の一角です。清水建設は『国土強靭化計画』の本命の一つで有り、実力・実績を兼ね備えています。そして、清水建設は『グリーンフロート計画』と言う、海上都市構想を持っており、もしも、建設が始まればその総工費約50兆円の受注なんてこともあり得るかもしれない超夢のある企業です。

rinsanagi.hatenablog.com

 

大林組

こちらもスーパーゼネコンの一角で、おすすめの理由は清水建設とほぼ同じですが、大林建設は軌道エレベータ構想を持っており2050年までに宇宙と地上を繋ぐ巨大なエレベータを建設したいとしており、その総工費約10兆円の受注も考えられるかなりぶっ飛んだ近代的思考を持つ企業の一つです。

rinsanagi.hatenablog.com

五洋建設

スーパーゼネコンには及びませんが、日本の大手ゼネコン一つです。この五洋建設の注目すべきはマリコン(海洋土木)の超有名企業であることです。古くから呉港、佐世保港の工事やスエズ運河改修・増深工事などの実績を兼ね備えており、『国土強靭化計画』『海洋資源』これらの観点から言っても激熱な企業ではないかと思います。

 

おわりに

今回、トレンドの観点から3つの企業を紹介させて頂きましたが、これらの事業は内需のため、『米中新冷戦』などの海外の情勢等に余り作用されないと言う強みも持っておりかなり激熱なのではないかと思います。しかし、このトレンドと言う観点だけで企業を決めるのも問題があります。あくまでも、今までとは違う観点から企業・会社を見ると言う意味で今回紹介をさせて頂いております。

 

就活を行う際は経済情報・トレンド・企業情報、そして、あなた自身が何をしたいのかどの様に自分をブランディングしたいのかを考察することが大切です。

 

この記事があなたの就活の手助けになれば幸いです。

 

YouTubeやってます。良ければご覧ください。

コメントやチャンネル登録は大歓迎です。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

プライバシーポリシーについて

【注意】大手企業でも簡単に就活先にするのは危険です!!

その業種大丈夫ですか!?

結論から言っておきます。左脳作業が多い職種や外需産業はしっかり未来を考えて就職を決めてることをオススメします。

 

これから就職活動を行う大学生・高校生のあなたはどの様な企業を志望しているのでしょうか。将来設計が出来ている人、将来に夢がある人は既に自分の入りたい企業・業種を決めているかもしれません。しかし、多くの学生はまだ自分が何になりたいのか、どの様な企業を選べば良いか悩んでいるのではないでしょうか!?

 

私、自身もそうでしたので良く分かります。その様な学生が最終的に企業・業種を選ぶ基準にするのが大手かどうかです。しかし、近年、この大手企業だからと簡単に就職先に選ぶのは危険な事態が多く発生しています。

 

 動画バージョンあります↓↓ 


目次

  

就職を慎重に行う必要性

大手企業でも就職を慎重に行う必要性がある企業・業種は大きく分けるて2つです。

冒頭でも述べていますが左脳作業の多い職種と外需産業です。それではここではその理由について説明していきます。

・理由①

あなたもご存じのように現在ディープランニングとビックデータによりAIが急速に進歩を続けています。一説によると2030~2035年頃には汎用性AI(人と同じように考え行動できるAI)が完成すると言われています。そして、このAIは左脳作業を得意としています。

・理由②

ロボティクスの進歩により規則正しく単純な作業はそのほとんどが機械で可能になります。その頭脳を担うのがAIです。

・理由③

投資・トレードに興味がある方はご存じでしょうが、2019年8月中旬に世界は『逆イールド』と言う一つの大きな分岐点を迎えました。これにより多くの専門家は数か月~数年の間に『リセッション(景気後退)』が本格化し、もしかすると世界恐慌になるとまで言っています。その影響を受けるのが外需産業なのです。

 

※逆イールド等はここで説明すると長くなりすぎますので省略します。どうしても気になる方はコメントを下さい。

・理由④

この年ニュースを盛り上げた米中貿易戦争ですが、これは実は新冷戦・ハイテク戦争とも言われ米中の覇権争いとなっており、その根本的解決は戦争をしない限り数十年以上続くのではないかと言われ外需産業の大きな痛手になって来ています。

 

就職を考えなければいけない業種

それではここでこれらの条件を満たす就職先としてしっかり考えるべき業種を紹介していきます。

・ドライバー(トラック・タクシー)

ドライバーは自動運転や自動追尾式トラックなどの技術の進歩により必要性が減る可能性が高いとされています。

・工場生産ラインの作業員

既にこの波はかなり前から来ており、ロボティクスの進化とAIにより、今後さらに加速するとされ、最終的に生産ラインには人は不要になるかもしれないと言われています。

因みに私の知り合いも実際に重機を製造している会社でロボットに仕事を奪われて会社を辞めています。

 ・事務職(公務員・各企業の経理・総務・人事)

役場などで行っている書類作業と言うのはAIが最も得意とする分野の仕事です。

 また、人事採用やスキル判定等も人間ではなくAIで行う方が平等でスムーズなためAIにシフトしていく可能性が高いです。実際に海外の企業ではAIが面接をしている企業もあるようです。

 

関連記事

rinsanagi.hatenablog.com

・銀行員

銀行員も事務作業ですのでAIが得意とする作業になります。そして、銀行は今後起こりうる可能性があるリセッションや世界恐慌の影響を大きく受けるのでしっかり考えた方が良いと思います。また、暗号通貨などの発生により金融業界はこれからパラダイムシフトが起こる可能性が高いのでその辺りもしっかり意識すべきです。

・ハイテク産業

 ハイテク産業はAI及びロボティクスなどの進歩により今後どんどん拡大する産業一つですが、日本にあるハイテク産業の企業は主に外需産業になります。そのため、しっかり見定める必要性があると言えます。また、生産産業でもありますので生産ラインのAI化やロボティクス化に注意が必要です。

・オペレーター

これもAIが得意とする業種の一つのですので注意が必要です。

f:id:sana0725sana:20191230075706p:plain

就職してはいけないわけではない!?

散々『注意すべき』『考えるべきである』と言って来ましたが、これらの企業・業種に就職してはいけないわけではありません。AI・ロボティクス化が進んでも、その全てがこれに置き換わる訳ではないです。また、リセッション・世界恐慌に関しては来る可能性が高くなって来ていますが実際に来ると決まった訳でもないのです。

 

まとめ

AIやロボティクスの進歩により人から機械にシフトする仕事が多くなって来ている上に、逆イールドやリセッション発生などで世界恐慌の可能性が高くなって来ている。今日では、『大手だから』『大企業だから』と言った簡単な考えで就職するのは危険になって来ている。これらの理由により、就職前にしっかり考えなければいけない業種等は多く存在するが、決してその業種に入ってはいけないのではなく自分がその企業で何をしたいのか、何をなすべきなのか、そこにクリエーター要素なのど、自身を高める要素があるのか、しっかり検討する必要性が出てきています。

 

これらのことを知らずに適当に就職先を決めるのではなくしっかり考察して就職活動を進めることがあなたの将来を豊かにする唯一無二の方法なのです。

 

YouTubeやってます。良ければご覧ください。

コメントやチャンネル登録は大歓迎です。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

プライバシーポリシーについて

ガンダム00の世界が来る!?宇宙兄弟もビックリ!!夢の軌道エレベータの建設がもうそこに!!

今回の現代テクノロジーシリーズは『軌道エレベータ』です。

f:id:sana0725sana:20191222043325j:plain

 動画バージョンあります↓

かつては実現不可能とされSF世界での話とされた技術が現在のテクノロジーで可能となって来ているのはあなたはご存じですか!?

 

そんな技術の一つに上げられるのが『軌道エレベーター』です。

 

軌道エレベーターと言えばあの『ガンダム00』に登場した宇宙と地上を繋ぐ建造物です。

ガンダム00』の世界では軌道エレベーターは単に宇宙と地上をつなぐだけでなく、宇宙太陽光発電システムで発電した電力を地上に送る役割を果たしており、それにより人類は無尽蔵のエネルギーを手に入れていました。

 

まさにこのSFのような技術が現代テクノロジーであれば技術的に可能なのではないかと言われており、世界では研究・開発、そして、実際に建設を目指すプロジェクトが多く立ち上がっているのです。

 

何故、軌道エレベーターがそこまで注目を集め必要とされるのでしょうか!?

 

YouTubeもやってます!!良ければどうぞ!!

おすすめ動画↓↓↓↓

 

 

軌道エレベータの必要性

・ロケットよりコスパが良く安全

現在、宇宙に人や物資を輸送しようとすると必ずロケットが必要になりますが、ロケットの打ち上げにはかなりの費用が掛かるのですが、これを軌道エレベータで運ぶと諸説ありますが一説によるととなんとロケットの100分の1程度の費用で運べると言われています。

 

費用一応考察

・日本の次世代ロケットH3

開発費用 約1900億円

打ち上げ費用 約50億円

打ち上げ能力(GTO) 6.5トン

 

静止トランスファ軌道GTO):衛星等を静止軌道に乗せる為に一時的に通る軌道

 

上記のH3の例で考えると

 

50億÷6500kg=約77万円 kgあたり

 

77万円÷100=7700円!?

 

って感じなんですかね!?

 

これに関しては何を基準にしているのかは分かりませんしH3事態が最新ロケットなので効率がかなり良くなってるでしょうから比較対処として適切ではなかったかもしれませんが…

 

とりあえず、ロケットよりめちゃくちゃ安く宇宙に物資を送ることが出来るようになるみたいです。

 

安全性確保

それ以外にも、ロケットを宇宙に上げることはそもそもかなり難しくあなたもニュース等で見覚えがあると思いますが、結構打ち上げに失敗していますよね!!




その為、人を宇宙に上げるのにロケットを使うのは不安全なのです。

 

実際に

ソユーズの打ち上げでは多くの打ち上げ失敗により多数の死者が出ていますし、チャレンジャー号なども打ち上げに失敗して死者を出しています。

 

こうした観点からも『軌道エレベータ』の必要性は高まっているのです。

f:id:sana0725sana:20191222043330j:plain



軌道エレベータの構造

軌道エレベータは基本的に地上に存在するステーションと静止軌道ステーションそしてバランスをとるために設置されるカンターウエイトから出来ています。

そこに用途と高さの特性を生かすために低軌道ステーションや高軌道ステーションを設置することにより各種の研究・実験を行ったり、地球の重力圏外への宇宙船の発着場として使用されます。

 

・96000㎞ カウンターウエイト

・36000㎞ 静止軌道ステーション

・地上 地上ステーション

 

カウンターウエイト~静止軌道ステーションの間

・高軌道ステーション

木星圏・小惑星への宇宙港

・火星重力圏への宇宙港

 

静止軌道ステーション~地上

・宇宙太陽光発電

・各衛星の発射港

・各惑星重力の研究施設

 

などが設置される予定です。

f:id:sana0725sana:20191222043024j:plain



軌道エレベータ建設構想

この軌道エレベータは最初にも言いましたが、SFの世界の話とされてきました。それはこの軌道エレベータを作るために必要な技術や強靭な材料が無かったからです。しかし、軌道エレベータを建設する際に最も重要とされるケーブル部分に必要な強度のあるカーボンナノチューブが1991年に開発されて話は変わってきました。そして、大手ゼネコンの大林組は2012年2月に『この軌道エレベータ(宇宙エレベータ)を2050年には完成させて宇宙と地球をつないだるわ』と言って『宇宙エレベータ建設構想』を立ち上げているのです。

 

軌道エレベータ建設方法

この軌道エレベータを作るには以下のステップで進めていく必要があります。

静止軌道に建設用ステーションをロケットの物資運搬により作成

静止軌道衛星より重力バランスをとるために地球側と宇宙側両方にケーブルをうまくバランスを取りながら伸ばしていく

③ケーブルが地上に到達したら、地上に建設したステーションより物資を上げれるようにクライマーを設置する

④ケーブルの補強やカウンターウエイトを完成させる

静止軌道ステーションや各ステーションの建設を行い完成させる

 

このようなステップで建設を行います。

 

軌道エレベータの問題

『建設方法まで考えられてるならもういつでも出来るじゃん』

って思うじゃないですか。

 

でも、無理なんですって!!

 

実は、この軌道エレベータを作るには多くの問題点があるみたいです。

 

カーボンナノチューブ問題

カーボンナノチューブの強度は建設に理論上耐えられるとされているが、その強度を保ったまま10万㎞近いこの軌道エレベータの建設が出来るのかと言われればかなりグレーに近いとされています。てか、現時点では無りっぽかもです。



②クライマー問題

物資の運搬用クライマーの開発がまだ研究途中

 

③資金問題

この軌道エレベータを建設するには約10兆円もの資金が必要となり、資金調達が容易ではない

 

スペースデブリ問題

軌道エレベータのケーブル等にスペースデブリが衝突して壊れる可能性があるため、これを守るシステムが必要。

 

⑤世界的協力問題

ガンダム00』でもそうでしたがこれを建造するには保守・治安維持の観点から一国では難しいため、世界的協力もしくは経済圏的協力が不可欠

 

⑥人類滅亡問題

もしこの膨大な建造物が何かの理由で壊れて倒れて来た場合、地球上に甚大な被害をもたらすと思われます。それこそ人類が滅亡するほどの…

 

とのことです。



個人的意見

この問題で一番の問題は間違いなく⑤ですよね!!

特に昨今は中国と米国の仲が悪いですから!!

軌道エレベータとか『ガンダム00』じゃないけど攻撃されたら一瞬で壊れそうですけど、守るのは建設されている範囲が膨大過ぎて無りっぽですもん!!

 

③の資金調達に関しては難しいって言っている人もいるみたいですけど、ここは余裕だと思いますよ。だって、以前紹介した『海上都市(グリーンフロート)』なんて建造費50兆円くらい必要って話でしたもんね!!

それに比べたら10兆円とか余裕じゃないかと思います。

 

グリーンフロートに興味がある方はどうぞ↓↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

てか安すぎですよね!?

バーゲンセールですかね!?

10兆ドルの間違えなのではないのかと思ってしまいますよ!?

10兆円ならアマゾンCEOのジェフ・ベゾスなら個人で作れちゃういませんか!?

 

ここはほんと謎です。地球上の海上都市より地上から宇宙に伸びる建造物の方が安いなんて不思議すぎですよね!!



それにしてもあれですね。

日本の大手スーパーゼネコンは凄いですね!

清水は海上都市で大林は軌道エレベータ(宇宙エレベータ)やっぱりこれらの超精密で難易度の高い建造物は日本のモノづくりの技術がないとダメなんでしょうね。

 

日本凄いぞ!!

日本万歳!!



まとめ

かつてSFの中の話だった軌道エレベータカーボンナノチューブ開発などの技術の進歩により最近では現実可能な話になりつつあります。この軌道エレベータが出来れば安く安全に物資や人を宇宙に運び出すことが出来るので宇宙開発が一気に加速するだろうと思われます。しかし、実際の建造に関してはまだ多くの問題も残っており、特に人類が一段とならなくては完成困難なのに地球上では今も貿易戦争・テロ・覇権争いなどの問題を抱えている私たち人類が宇宙に進出するのはまだまだ先なのかもしれない…

 

ということで、今回の『現代テクノロジーシリーズ』は『軌道エレベータ』でした。

それではシーユー

 

YouTubeやってます。良ければご覧ください。

コメントやチャンネル登録は大歓迎です。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

プライバシーポリシーについて

海上都市グリーンフロート

今回の現代テクノロジーシリーズは海上都市 グリーンフロート』です

 

海に浮かんだ超ハイテク都市ってカッコいいと思いませんか!?

しかも、その都市がまるで空中都市のように高所に有り、一年中住みやすい一定の温度で自給自足の超エコ都市だったとしたら、きっとあなたもそこで暮らしたいと思うのではないでしょうか!

 

 

この夢のような海上都市を日本のある企業が構想しているんですよ!!

f:id:sana0725sana:20191218035555j:plain

目次

YouTube動画バージョン↓↓↓

(読むのが面倒な方はどうぞ!!)

www.youtube.com


はじめに

夢の海上都市説明に入る前に知っておいて頂きたいのが、何故今海上都市構想が熱いのかってことなんですよ。

 

実は結構古くからこの海上都市構想って言うのはあって1980年代くらいから考えられていたんですって、でも、技術的難点と自然災害の観点から困難であると考えられて、最近まで議論の対象にすらならなくなってたんですよ。

 

しかし、2000年代後半になってから技術の進歩や人口増加やそれに伴う温暖化による海面上昇などの理由からこの海上都市構想がまた注目を集め始めているですよ。

 

海上都市の必要性

先にも述べましたが、この海上都市の必要性を高めている原因は以下の2点です。

 

・人口増加

・気温の上昇



2019年現在の世界人口は約77億人とされていますが、2030円にはこれが約85億人、そして、2050年にはなんと約97億人に達するとまで言われています。それに伴い温暖化も急激に進んでいくと思われ気温の上昇による海面上昇などが心配されている。

 

特に、キリバス・ツバル・モルディブなどは国土の平均海抜高が低く海面上昇により、国土の多くを失うとされています。

 

そして、日本の東京などもこの海面上昇によりかなりの被害を受けるとされています。



そのため、これらの地域の人々を救うためにも海上都市の建設が必要ではないかと言う声が増えてきたんですよ。

 

海上都市『グリーンフロート』

この海上都市計画の最先端を行っているのって何処なのか気になるじゃないですか。

それが、冒頭でも述べたように我らが日本の超有名企業の清水建設なんですよ。

 

清水建設『グリーンフロート』と言う、海上都市を建設構想を持っているんですよ。

 

この『グリーンフロート』は2つのイノベーションへの挑戦を掲げていて、

 

海上都市

海面上昇により沈む国々を救い、海上での自然災害の影響を軽減もしくは受けない都市を建設することを目指すっていうイノベーション

 

・植物質な都市

二酸化炭素を排出せず、なんならカーボンマイナスにしてしまい、完全自給自足で完全クリーンエネルギーでの生活を目指すというイノベーシ

 

これらに挑戦をして行くと言っているわけです。

 

『グリーンフロート』の構造

この『グリーンフロート』とはどんな海上都市なのかなんですけど、

 

大きな台風等が来ることなく、一年中一定の温度である赤道付近に建設予定で直径が3kmで円状の浮島で中心に高さ1kmものタワー存在するらしいですよ。

 

タワー上部

タワーは日光を有効活用出来るように花のような逆円錐になっており、その上部に人々が住んだり、仕事ができるように住宅・オフィスが配置されるみたいで、赤道付近の地上1kmのこのタワー上部では強風がなく一年中26℃~28℃で大変住みやすい気温を実現することができ超省エネで生活出来るそうなんですよ。

 

タワーの中間部

タワーの中間部分で食料の自給自足をするために、植物工場が設置されタワー上部で発生した生活ゴミ・排水・CO2などを使用して野菜などを育てることにより、これらの廃棄物を有効活用する予定みたいなんです。

 

タワー下部

タワーの下部では生体系の構築や緑化を進め、中間部で活用仕切れなかった栄養分で穀物を作り、一部はビーチなどを設置してリゾート化して人々の幸福指数を高まるようにするそうです。

 

周辺海域

タワー中間・下部で分解・利用仕切れない栄養分を海に与えることで、海産物を育てそれをまた捕獲することにより、自然の無限サイクルを完成させることが出来るそうなんですよ。

 

f:id:sana0725sana:20191218035551j:plain

海上国家の構築

この『グリーンフロート』は先に紹介した直径3㎞の大きさを1セル(街区1~5万人)としてそれに付属させる感じで浮島を睡蓮の様に連結していき、直径7km程の物を作りこれを1モジュール(都市10万人)して形成、それをいくつかまとめることで1ユニット(国家100万人)して海上国家を構築して行く予定みたいです。




グリーンフロートでの発電

グリーンフロートでの発電方法はCO2削減やカーボンレスの観点から言って再生可能エネルギーである必要性があります。

その為、宇宙太陽光発電・波力発電・風力発電・地上太陽光発電などが想定されているようです。

 

個人的には核融合炉発電なんかも将来的には加わってくるのではないかと期待しています。




建築方法

この巨大構造物をどの様に建造していくのかって気になりませんか!?

『こんなの膨大過ぎて作れるわけないだろ!!』って思いませんでしたか!?

大丈夫なんですよ。清水建設さんはちゃんと考えてるんですよ。

 

『グリーンフロート』を建造しようと思った場合に大量の資材が必要となることが想定されるじゃないですか。この資材を陸地から運ぶのは困難かつコストが掛かってしまうんですよね。

しかし、清水建設はこれを海水からマグネシウム合金を作り出すことで、現地で資材を作って確保してしまうつもりなんですよ。しかも、これは再融解すればリサイクルが可能と超理想的な手法みたいなんです。

 

そして、このマグネシウム合金でハモニカ接合構造により基盤を作る予定なんですって、これは六角形のセルをハチの巣のように連結して作る方法で90%が空気なので軽くてしかも強度もあるっていう凄い構造みたいなんです。

 

資材問題は解決しましたが問題はまだあるんですよ。

 

それがグリーンフロート中央に設置されたタワーをどうやって作るかってことです。これを建造するには高所での作業が必要なうえに資材を作業している高所に上げるという、危険かつ非効率な方法を行う必要性があるんのです。

 

しかし、ここでも清水建設は凄いことを考えます。

まさに、発想の転換と言ってもいいです。

 

このタワーを『地上で作って完成させればいいじゃん』って考えたですよ。

各フロアを地上で完成させて海に沈めて行くんですよ、そして、全てが完成してから一気に浮力を使って浮上させる海上スマート工法を提案してるみたいなんですよ。

 

これによく似た施工法で清水建設東京国際展示場新棟などで地上で作った上部のパーツをリフトアップして完成させたりしてるみたいです。







グリーンフロートの建設は可能!?

清水建設はこの『グリーンフロート』の建設を2025年に目指しているみたいですが、この『グリーンフロート』の建設には、なんと約50兆円という莫大すぎる費用が必要らしいんですよ。

 

これを集めるのは凄く難問ですよね。

 

あの3大オーバーテクノロジーの一つでもある核融合炉の実験炉(イータ)ですら約2~3兆円くらいと言われていて、それですら一国で建造するのは困難として各国が共同で作ろうとしているのに、50兆円以上って一国の国家予算超えてますからね…

 

rinsanagi.hatenablog.com

しかし、野村證券の意見では年間2兆5000億円の付加価値を生み出せばこの資金を集めるのは可能ではないかと言っています。

 

この意見には私自身も賛成です。

例えば宇宙太陽光発電で生み出した電力をマイクロ波で送る際の中継受信場所とすれば安いもんなんじゃないかなと思っています。

 

そもそも新しく国家を作るレベルのプロジェクトですからこのぐらいの値段は妥当です。特にこれからスマートシティを計画して、新しい都市を作ろうとした時に国土が狭く既存の設備が多い日本では新たな都市を作る土地がありませんせんので、この『グリーンフロート』建造することにより、新たな国土を手に入れるのは有りだと思います。

 

そう意味で先行投資して考えて、このくらいは政府が無利子永久国債でも発行して集めるべきと私は考えます。

 

特に経済発展が著しく、人口ボーナスが終わったと言われながら未だに人口が増え続けているASEAN諸国などは島国が多いですので、この辺の国々と協力してとりあえず1つ『グリーンフロート』を作って欲しいですね。そしたら、私は速攻で移り住みますよwww

 

まとめ

人口増加やそれに伴う地球温暖化による海面上昇により、国土を大半を失う国が近い将来に現れる可能性がある。その為、空想と考え議論されなくなっていた海上都市構想が近年再注目され始めた。その最先端を行くのが日本の清水建設である。清水建設が構想する『グリーンフロート』は完全自給自足を目指す海上都市は超ハイテク省エネとしてある。しかし、その建造には約50兆円と言う国家予算級の費用が必要なため、その費用を集めるのは容易ではないが、『グリーンフロート』の付加価値次第では集めることが不可能ではなく空想ではなく実現可能な構想である。

 

今回は海上都市(グリーンフロート)』でした。

私事ではありますが、幼少期より冬国で育った私は一年中一定の基本とか超憧れてしまうので、是非早く作って欲しいものです。

 

ということで今回は終わりにします。シーユー

 

YouTubeやってます。良ければご覧ください。

コメントやチャンネル登録は大歓迎です。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

プライバシーポリシーについて

VTuberを生み出した話題の『モーションキャプチャ』とは!!

今回はVTuberで話題になった。モーションキャプチャについてご紹介します。

 

動画バージョンあります!!

【チャンネル登録】お願いします↓↓www.youtube.com

 

 

目次

 

モーションキャプチャとは

現実世界の人間などの動きをデジタル変換し、コンピュータで記録・解析された情報媒体にする技術です。

 

・アニメーション

・映画

・スポーツ

・医療

 

これらの分野で広く使われている技術です。最近ではVtuberが話題になりましたよね。因みにこのモーションキャプチャは略してモーキャプと呼ばれるそうです。



モーションキャプチャの種類

この動きをデジタル変換するモーションキャプチャには方式により多くの種類があります。代表的なものを3種類紹介します

 

・光学式

体に付けた反射マーカーを3台~8台程度の複数モーションキャプチャカメラで追跡してその対象物の動きを解析する方法です。



・機械式

ジャイロセンサ(角速度センサ)などを用いて、体の各関節間に機械的角度を測定する装置を取付ることで全身の動きを測定できます。動きが制限されるが安価で測定範囲を選ばない方式です。

 

・磁気式

キャプチャ範囲に磁界を発生させて体に取り付けた磁界を検知する装置でリアルタイムに測定を行います。死角でのデータの欠落がないことが利点ですが各センサにケーブルが必要なために動きが制限されます。

 

他にも画像式・マーカ式・慣性式・光ファイバ式などの種類があるのですが、正直この種類に興味がある人はほとんどいないでしょうし、私も興味があんまりないので紹介しません(笑)

 

モーションキャプチャと言えばVTuber

モーションキャプチャとかその種類とかどうでもいいよ』と言うあなたにも興味が持てるようにここではみんな大好きVTuberについてご紹介しましょう。

 

VTuberと言えばキズナアイさんが代表的なモーションキャプチャを利用したバーチャルYouTuberのことですよね。

昨今では、自分もVTuberをやりたいと思う人が増えて、多くのVTuberが出現してきました。では、このVTuberてどうやってるのかって気になりませんか!?

 

VTuberを始めるにはまずモデルを用意する必要があります。

これは既存モデルを用いるかオリジナルモデルで作るかでかなり難易度が違ってきます。

既存モデルを用いれが個人でも簡単にVTuberを始められますが、オリジナルモデルを作るとめっちゃムズイです(笑)

正直、発注するか複数人での作成が必要なレベルみたいです。

(今回はモーションキャプチャの紹介なので深く追求しないでください!!)

 

そして、一番気になるどうやってキャプチャするのかですが、いくつか方法はあります。

WebカメラVR使う方法、そして本格的なモーションキャプチャを利用する方法などです。

 

顔や頭の動きだけでいいのであればWebカメラだけでも可能ですが、体の動きとなるとVRバイスVRコントローラを使う必要がありますがこれを用いてもその動きはかなり限定的なものです。つまり、本格的にヌルヌル動かすにはちゃんとしたモーションキャプチャ機材やスタジオでの撮影が必要になります。

 

値段的には

Webカメラ 1万程度

VR 10万程度

モーションキャプチャ 数十万程度

モーションキャプチャの簡易的な個人用機材が20万程度だった気がするなんとなく)

 

ということで、簡単にVTuberみたいなことをしようと思えばWebカメラのが現実的ですかね。最近ではミラティブやSHOWROOMなどライブ配信ツールなどを使うと簡易のVTuberみたいなことが出来るらしいのでおすすめです。動きはかなり限定なものみたいですけどね!!

 

モーションキャプチャに注目する理由

だいぶ遠回りしましたが、ここからはモーションキャプチャ何故超注目の現代テクノロジーなのかを話して行きます。

 

実は最近は最新スマホの一部でこのモーションキャプチャスマホに触れずに操作が可能になって来ているのです。特に注目を集めているのがPixel4の『モーションセンス』です。このモーションセンスに使用される。レーダーセンサーは『Projecit Soli』と言うGoogleの研究開発プロジェクトが作り上げた。まさに革新的な技術です。

 

詳しくはYouTubeで検索してみてください。

 

『触れずに操作出来るって意味あるの!?』

『別に画面で操作するのと変わらんやん!?』

 

と思ったあなた!!

違うんですよ!!これの大事なところはスマホの操作ではないんです。

このモーションセンスなどのモーションキャプチャでのデバイス操作は次に来るAR/VRバイスへの応用出来ることがめちゃくちゃ大事なことなんですよ。

 

妄想タイム

AR/VRの課題は私が思うに大きさと操作性なんですよ!!

大きさに関しては本体をストリーミング端末にしてしまえば通信速度さえあれば超高性能のゴーグルが作れるはずですが、そのゴーグルを付けて拡張現実や仮想世界での操作をする必要があるんですが、現状では何かしらの端末かコントローラみたいなものでやるしかないのかなって感じでしたが、このモーションキャプチャ技術を使用すればそんな手に持つ煩わしいデバイスコントローラは不要になるんです。

 

どこでも、好きなところで手の操作だけでゲームをしたり、文字を入力したり出来るわけです。

 

so beautiful

 

そして、その先にはFacebookが開発中の非侵襲式のブレインマシンインターフェイスの時代が来るわけですから人間のテクノロジー進化には果てはなさそうですね♪

 

ブレインマシンインターフェイスに興味がある方はこちらをご覧ください!!

rinsanagi.hatenablog.com

 

因みに先に紹介したPixel4の『モーションセンス』は日本では使えない可能性があるみたいです。使用されるレーダーの周波数が日本ではスマホに使用することを想定していなかったので法的に問題があるとかないとからしいです。是非、Google先生には交渉を頑張って頂き日本でも使用可能にしていただきたいものです。

(2020年の春頃には使えるようになると言う話もあるみたいです!!)


まとめ

モーションキャプチャVTuberの登場により一般の人にも認識されるようになった。モーションキャプチャには方式により多くの種類が存在するが代表的なのは光学式・機械式・磁気式である。

 

最近話題のVTuberを簡単に始めるにはWebカメラを用いるか一部のライブ配信アプリなどを使うことでハードルを下げて誰でもモーションキャプチャを行うことができます。

 

このモーションキャプチャは次世代のAR/VRの操作性向上に超注目の現代テクノロジーである。

 

YouTubeやってます。良ければご覧ください。

コメントやチャンネル登録は大歓迎です。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓