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フルダイブ型VR技術を実現する最新技術 5選【SAO時代到来!?】

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目次

 

フルダイブ技術とは

仮想世界と五感全てをリンクさせるVRあり、これにより仮想世界でアバターをコントローラ等を使用せずに自由自在に自分の体として動かすことが出来きるようになる技術です。

 

このフルダイブの定義は結構な昔から完全没入型VRとして存在していましたが、近年話題になった理由としてはSAOやアクセルワールドなど川原 礫(かわはら れき)先生のラノベの影響が大きかったのは間違いないと思われます。

 

どうも!!森星 モリリンです!!

今回はフルダイブ技術を実現させるかもしれない凄い最先技術5選をお送りして行こうと思います。

 

それではぁ~モリリンいきまぁーす!!

 

BMI(BCI)

BMIは脳と外部インターフェイスを接続し、その相互の情報を直接送受出来るようにする技術です。その中でも脳とコンピュータを接続して脳を拡張するような技術をブレインコンピュータインターフェイス(BCI)と呼称したりします。

BMIやBCIには大きく分けて侵襲式と非侵襲式の2通りが存在します。

 

・侵襲式

脳内に直接電極やチップを埋め込むタイプでイーロン・マスク氏が率いるNeuralink【ニューラリンク】などが開発を進めていることで有名です。

 

・非侵襲式

直接脳に手を加えずに頭や首などから脳波を検知するタイプでSAOに出てくるナーブギアのようなタイプであり、Facebookが開発を進めていることで知られています。

 

この技術を用いることで、考えるだけでコンピュータの操作や遠隔でのロボット操作などを可能にすることが出来ます。これによりフルダイブ技術の最も重要な要素とされる五感のリンクによる、アバターの操作が可能となると言われています。

 

詳しくはこちら↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

ナノマシン

ナノサイズ(10の-9乗)と呼ばれるウイルスなどと同程度の大きさの機械であり、現在では医療分野等で注目を集めている技術で特にがん治療や脳疾患などの治療に役立つとされて研究が進んでいす。

 

このナノマシンが体内で治療等を行うには大量のナノマシンが必要になるために自己複製システムが必ず必要となると共に体内との親和性も必要とされるので、現在では機械よりも生体分子機械を使用したウイルスのような有機的なナノマシンが現実的とされている。

 

これらのナノマシンに体外との通信手段を確保して自由に操れるようになれば、脳の拡張が可能となりBMIに代わりもう一つのフルダイブ技術になる可能性がある。

このナノマシンによるフルダイブついては、人工知能の世界的権威であるレイ・カーツワイル氏が提唱していることでよく知られている。

 

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rinsanagi.hatenablog.com

 

量子コンピュータ

従来のスパコンとは比較にならないレベルの演算能力を有するコンピュータであり、量子物理学の現象(量子もつれ・重ね合わせ原理など)を用いて演算を行うものであり、最近では2019年にGoogleが開発した量子コンピューターが最先端のスパコンが1万年かかる計算をわずか数分で終えたというエピソード有名になりました。

 

この技術が完成すれば、フルダイブ技術の完成に不可欠と言われる全脳シミュレーションや仮想世界内の時間を加速させる加速システムなどの実現が可能になるかもしれません。

 

全脳シミュレーション(脳解析)

BMI・汎用性AI・フルダイブ技術などの技術の重要な鍵になるのが全脳シミュレーションと脳解析です。フルダイブ技術は仮想世界と五感全てをリンクさせることが必要となりますが、脳が五感を感じたり体を動かしたりする際にどのような働きをしているのかは現在でも完全に解き明かされた訳ではありません。

 

そもそも脳は未だにブラックボックスと言われているため、約860億個と言われる脳の神経細胞とそれをつなぐシナプスの複雑な神経回路を解析やシミュレーションを行い解き明かす必要性があるのです。

 

ただ、脳の完璧なシミュレーションや解析は既存で存在する最高峰のスパコンを使用しても不可能に近いとされて来ました。しかし、理研が2018年3月に特殊な新アルゴリズムを開発したことにより全脳シミュレーションの完成に一歩近づいています。

 

また、最近では四肢などの動きにおける部分的な同調を示す神経コードの構造が発見されたことを、フルダイブの基礎理論が発見されたという人がいたため、Twitter等で少し話題になっていました。

 

そして、ついに量子コンピューターの開発が始まりつつあります。そのため、本当の意味で脳の謎を解き明かす日が近づいて来ていると言っても過言ではありません。

 

これらの研究が進むことで仮想世界での五感全ての再現を可能とし、私たちは仮想世界と現実世界の違いを感じなくなるかもしれません。

 

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rinsanagi.hatenablog.com

 

【AI】人工知能によるシナリオ・キャラ作成

人工知能におけるゲームなどのシナリオやキャラデザの自動作成が近年注目を集め始めています。人工知能の得意分野の一つは画像認識機能であり、これと人々の趣味趣向をデータ化したビックデータを集めて、それを組み合わせることにより、ユーザーに求められる魅力的、且つ、必要性の高いキャラクターを生み出すことが可能になって来ています。

 

例えばRADIUS5(ラディウス・ファイブ)のサービスで『クリエイティブAI彩ちゃん』などが有名です。このサービスではキャラクターのイラストを一瞬で生成してくれたりします。そして、このキャラデザと並び今注目を集めているのはAIによるシナリオ自動生成です。

 

ゲームなどのシナリオ作りはシナリオライターなどに過度の負担をかけていることで知られており、もしフルダイブゲームが開発されればリアル性が重視されることは必然なため、人間のシナリオライターが常に更新して行くのは現実的ではないとされています。

 

そのため、人工知能によるシナリオの自動生成は重要な課題になって来ると言われており、現在は開発への挑戦を行っている途中のようです。

 

もし、これらが完成すればSAOのようなフルダイブ型VRMMOなどでプレイヤーがとる行動次第でストーリーが変わり出現するキャラクターも変化するなどオリジナリティ溢れる仮想世界が私たちを待ち受けることになるかもしれませんね。

 

おわりに

いかがでしたでしょうか!?

これらの技術の進歩は著しく、私たちの想像をはるかに超えて進んで来ています。人間は直線的にしか物事を見ることが出来ない生き物と言われている様にテクノロジーに関しても、これまでと同じスピードで発展していくと勝手に思ってしまいがちですが、実際にはテクノロジーはムーワの法則などに従い指数関数的に伸びているのです。

 

この様な現状はテクノロジー好きとしては萌え以外の何事でもありません。そして、それにより、夢のフルダイブ型VR技術の完成は着々と迫っているのです。

 

現在、多くの人の間では2030年(私は2040~2045年と予想)にはフルダイブ型VR技術は完成すると予想しています。これは自身の予測が次々に実現となったレイ・カーツワイル氏の発言等がソースになった予想と思われます。

 

しかし、その他のソースとして実は技術における10~20年先の予想はかなり高確率で可能とされています。それは今まで申請された特許技術の公開時期等から予想できるからだそうです。つまり、このフルダイブの予想も当たる可能性は十分になるのかもしれません。

 

そして、私たちのようなSAOファンが夢見るあの名言『リンクスタート』を口にすることが出来る未来は直ぐそこまで来ているのです。

 

と言うことで、今回はフルダイブ型VR技術を実現するかもいしれない最新技術5選をお送りしました。

 

このブログではテクノロジーや気になるニュースなどを取り上げてお送りしております。特にフルダイブについては私自身興味があるため常に最新情報を仕入れようと努力しておりますので情報が入り次第配信をしていこうと思っております。もし、興味があるかたは、是非読者登録とブクマ登録をして頂き私のテクノロジー仲間になって頂けたら幸いです。それではシーユー!!

 

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