その業種大丈夫ですか!?
結論から言っておきます。左脳作業が多い職種や外需産業はしっかり未来を考えて就職を決めてることをオススメします。
これから就職活動を行う大学生・高校生のあなたはどの様な企業を志望しているのでしょうか。将来設計が出来ている人、将来に夢がある人は既に自分の入りたい企業・業種を決めているかもしれません。しかし、多くの学生はまだ自分が何になりたいのか、どの様な企業を選べば良いか悩んでいるのではないでしょうか!?
私、自身もそうでしたので良く分かります。その様な学生が最終的に企業・業種を選ぶ基準にするのが大手かどうかです。しかし、近年、この大手企業だからと簡単に就職先に選ぶのは危険な事態が多く発生しています。
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目次
就職を慎重に行う必要性
大手企業でも就職を慎重に行う必要性がある企業・業種は大きく分けるて2つです。
冒頭でも述べていますが左脳作業の多い職種と外需産業です。それではここではその理由について説明していきます。
・理由①
あなたもご存じのように現在ディープランニングとビックデータによりAIが急速に進歩を続けています。一説によると2030~2035年頃には汎用性AI(人と同じように考え行動できるAI)が完成すると言われています。そして、このAIは左脳作業を得意としています。
・理由②
ロボティクスの進歩により規則正しく単純な作業はそのほとんどが機械で可能になります。その頭脳を担うのがAIです。
・理由③
投資・トレードに興味がある方はご存じでしょうが、2019年8月中旬に世界は『逆イールド』と言う一つの大きな分岐点を迎えました。これにより多くの専門家は数か月~数年の間に『リセッション(景気後退)』が本格化し、もしかすると『世界恐慌』になるとまで言っています。その影響を受けるのが外需産業なのです。
※逆イールド等はここで説明すると長くなりすぎますので省略します。どうしても気になる方はコメントを下さい。
・理由④
この年ニュースを盛り上げた米中貿易戦争ですが、これは実は新冷戦・ハイテク戦争とも言われ米中の覇権争いとなっており、その根本的解決は戦争をしない限り数十年以上続くのではないかと言われ外需産業の大きな痛手になって来ています。
就職を考えなければいけない業種
それではここでこれらの条件を満たす就職先としてしっかり考えるべき業種を紹介していきます。
・ドライバー(トラック・タクシー)
ドライバーは自動運転や自動追尾式トラックなどの技術の進歩により必要性が減る可能性が高いとされています。
・工場生産ラインの作業員
既にこの波はかなり前から来ており、ロボティクスの進化とAIにより、今後さらに加速するとされ、最終的に生産ラインには人は不要になるかもしれないと言われています。
因みに私の知り合いも実際に重機を製造している会社でロボットに仕事を奪われて会社を辞めています。
・事務職(公務員・各企業の経理・総務・人事)
役場などで行っている書類作業と言うのはAIが最も得意とする分野の仕事です。
また、人事採用やスキル判定等も人間ではなくAIで行う方が平等でスムーズなためAIにシフトしていく可能性が高いです。実際に海外の企業ではAIが面接をしている企業もあるようです。
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・銀行員
銀行員も事務作業ですのでAIが得意とする作業になります。そして、銀行は今後起こりうる可能性があるリセッションや世界恐慌の影響を大きく受けるのでしっかり考えた方が良いと思います。また、暗号通貨などの発生により金融業界はこれからパラダイムシフトが起こる可能性が高いのでその辺りもしっかり意識すべきです。
・ハイテク産業
ハイテク産業はAI及びロボティクスなどの進歩により今後どんどん拡大する産業一つですが、日本にあるハイテク産業の企業は主に外需産業になります。そのため、しっかり見定める必要性があると言えます。また、生産産業でもありますので生産ラインのAI化やロボティクス化に注意が必要です。
・オペレーター
これもAIが得意とする業種の一つのですので注意が必要です。
就職してはいけないわけではない!?
散々『注意すべき』『考えるべきである』と言って来ましたが、これらの企業・業種に就職してはいけないわけではありません。AI・ロボティクス化が進んでも、その全てがこれに置き換わる訳ではないです。また、リセッション・世界恐慌に関しては来る可能性が高くなって来ていますが実際に来ると決まった訳でもないのです。
まとめ
AIやロボティクスの進歩により人から機械にシフトする仕事が多くなって来ている上に、逆イールドやリセッション発生などで世界恐慌の可能性が高くなって来ている。今日では、『大手だから』『大企業だから』と言った簡単な考えで就職するのは危険になって来ている。これらの理由により、就職前にしっかり考えなければいけない業種等は多く存在するが、決してその業種に入ってはいけないのではなく自分がその企業で何をしたいのか、何をなすべきなのか、そこにクリエーター要素なのど、自身を高める要素があるのか、しっかり検討する必要性が出てきています。
これらのことを知らずに適当に就職先を決めるのではなくしっかり考察して就職活動を進めることがあなたの将来を豊かにする唯一無二の方法なのです。
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