モリリンの一人テクノロジー

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【究極のフルダイブ技術】仮想現実内を加速した世界『加速世界』とは!?

VR(仮想現実)それは現在進行形でドンドン進化を遂げている。近年、最も熱いテクノロジーの一つです。VRはいろんな分野で現在使われてはいますが、正直若い世代の人間はSAOの影響もあり、VRと言えばフルダイブでのMMOゲームとかFPSゲームなどに憧れていると思います。そう何を隠そう私自身もこれらのゲームで主人公として理想の世界で遊び回りたい一人です。

このVRにおけるフルダイブ技術の副産物と言える究極のシステムがあります。

『加速世界』

これが我々が夢見る究極のフルダイブ技術なのです。今回はこの『加速世界』について考察をして行こうと思います。

 

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目次

 

動画バージョンあります↓↓

youtu.be

 

仮想現実における加速世界とは

あなたは『アクセル・ワールド』と言う作品をご存じでしょうか。この作品の中では『ブレイン・バースト』と言うソフトにより、主人公たちは思考速度を加速することにより、仮想現実内で現実の何倍もの時間を過ごせる『加速世界』の存在を知ることとなるのですが、これが正に今回のテーマの加速世界です。

加速世界で可能なこと

加速世界の一例を言えば、このシステムに接続されている間は現実世界の1時間は仮想現実内の加速世界では1日になったりと、現実世界の時間と仮想現実内の時間に差異を発生さえることが出来るのです。

そのため、この加速世界に行くシステム(加速システム)があればVRゲームを心行くまで時間を気にせずに楽しむ事が出来るのです。また、VRゲーム以外にも加速システム上の仮想現実内で勉強をしたりデスクワークをすれば時間を無駄にすることなく日々の生活を送ることが出来るようになるのです。

まるで、ドラゴンボール精神と時の部屋見たいな感じですよね。ただ、精神と時の部屋には人生で48時間しか入れませんが、この加速システムは何時間でも使用可能ですからその効果は絶大です。

技術的に可能か!?

それでは仮想現実を加速させるこの加速システムは技術的に実現可能なのでしょうか。この加速システムを完成させるために必要な条件を少し考察してみましょう。

  1. フルダイブ技術の完成
  2. 脳が拡張されていること
  3. 膨大な演算能力

この3点が重要な要素となってくると考えられます。

 

1.フルダイブ技術の完成

加速システムを起動させるためには大前提として仮想現実にフルダイブ出来ていることがあります。このフルダイブ技術については脳と機械を接続するBMI(ブレインマシンインターフェイス)やナノマシン(ナノボット)などの進歩や人間の五感を再現するために必要な脳の完全分析・シュミレートなどを可能とするために必要となる量子コンピューターなどが完成すれば実現する可能性は極めて高いと考えられます。

2.脳が拡張されていること

この加速システムを使用した場合に人の脳がその負荷に耐えれない可能性が高いと考えられます。そのため、人の脳を拡張させておく必要性があります。人の脳を拡張させるには脳自体を機械化して強化する方法や脳を補助するためにAIと接続する方法などが考えられますが、これらについては実は先に述べたBMIやナノボットにより可能になると考えられます。

 

BMIにつてはこちらをどうぞ↓ 

rinsanagi.hatenablog.com

 

ナノマシンについてはこちらをどうぞ↓

rinsanagi.hatenablog.com

3.膨大な演算能力

仮想現実はコンピュータで生成される世界です。この仮想現実内の時間のスピードはコンピュータの性能により早くもなれば遅くもなります。既存のPCゲームでもPCのスペックが低いとフリーズしたりヌルヌル動かないのと同じ仕組みです。つまり、単純に考えるとコンピュータで通常時間感覚の仮想現実を生成出来たとした場合にそのコンピュータの3倍のスペックがあれば単純に3倍速度の加速世界を生成することが可能になると考えられます。

実はこれについても先に述べたスパコンとは比較できないほどの演算能力を持つと言われる量子コンピューターの演算能力があれば可能ではないかと考えられる。

結論

 結論的に加速システムはフルダイブ技術が完成した時点である程度の必要条件を満たしており、研究さえ進めばフルダイブ技術完成後、数年で実現可能となるのではないかと思われる。

問題点

私たちの生活に確実に変革をもたらすであろう加速システムですが、他の近未来技術同様に多くの問題があることも事実です。

1.実年齢と精神年齢の差異

加速世界でゲームをしたり生活をした場合、現実よりも多くの時間を過ごすことになります。もし、この加速世界で子供などが過ごした場合、実年齢は15歳なのに加速世界では100年以上、年を重ねているなんて事も多々発生すると考えられます。そうなると現実世界に戻った時に実年齢と精神年齢には大きな差が発生してしまうのです。

例えば、高校生で加速世界で生活したことのある下級生に対して、現実世界でしか生活していない上級生などは、

上級生『お前年下の癖に生意気だぞ!!』

下級生『何言ってんだ。おれは加速世界では100年過ごしだぞ!!』

と馬鹿にされる会話も発生するかもしれませんねwww

2.精神崩壊

加速世界においては現実よりも何倍もの人生を送ることが出来ると考えられます。もし、その世界が自分にとって最高の世界なら問題ないかもしれませんが、苦痛のある世界で過ごした場合には本来の何倍ものストレスを抱えることになってしまうかもしれません。そもそも無限に等しい時間に嫌気がさす可能性も考えられます。そうなると少しずつ精神が摩耗して崩壊してしまうかもしれません。

3.フルダイブ技術の困難性

先に技術的に可能なのか考察をしましたが、その中ではフルダイブ技術さえ完成すれば難しくはないと結論を出しましたが、そもそも、このフルダイブ技術の完成がかなり難しいとされています。つまり、加速システムの実現もかなりの困難性を抱えていると言っても過言ではありません。

 

フルダイブ技術の困難性についてはこちらをどうぞ↓

rinsanagi.hatenablog.com

いつ実現するのか

この加速世界がもし完成するとしたらいつ頃になるのでしょうか。

フルダイブ技術が完成するのが一説によれば2030年頃と言われていますので、先に考察したように加速システムの完成はそれから数年後と考えて2035~2040年頃になるのではないかと考えられます。しかし、私個人の考えではこれらのテクノロジーは開発されても一般の人々に普及するまでには5~10年近くかかる可能性が高いと思われますので、実際に私たちが加速世界を体験できるのは2040~2050年頃になるかもしれませんね。

ただ、そもそも実現しない可能性もありますが…(苦笑)

因みに、冒頭で述べた『アクセルワールド』の世界は西暦2046年だったと思いますのでこの作品の作者さんはとても良く考察して作品を作られていることが分かります。

まとめ

『加速世界』それは仮想現実内の速度を加速させる加速システムにより、現実と仮想現実との時間に差異発生させる事で完成する加速した世界である。この世界の時間スピードはそのシステムを生成するコンピューター(量子コンピューター)の性能により決まることとなり、スペック次第では現実世界の1日が加速世界では1年なんてことも可能になります。

この加速世界を生成する加速システム自体はフルダイブ技術が完成すれば、そこに用いられるBMIナノマシン量子コンピューターなどの技術の応用で数年で完成すると考えられ、2040~2050年頃(私見)に完成するかもしれない技術です。

しかし、加速世界には実年齢と精神年齢の差異・精神崩壊・フルダイブ技術の困難性などの問題を抱えているのも事実ですが、きっと人類のテクノロジー進歩であれば乗り越えられるでしょう。

さいごに

余談ですが、私見ではこの加速世界こそが人類が追い求めていた不老不死の技術なのでではないでしょうか。無限に加速した世界においてはほぼ時間は無限であり、老けずに一生(100年くらい)を何度でも生活出来できるなんて夢のようです。

 

と言うことで今回は『加速世界』について考察をしてみました。

ご視聴ありがとう御座いました。また見てねバイバイ(@^^)/~~~

 

フルダイブに興味があれば是非↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

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