目次
- はじめに
- ナノマシンとは
- 脳の拡張
- ナノマシンによるフルダイブは可能なのか!?
- 2030年にフルダイブが実現!?
- ナノマシンでの無線通信は不可能!?
- ナノマシンによる人体改造
- フルダイブへの期待
- おわりに
はじめに
ファンタジーゲームの中に入り自分の思うがままに体を動かし、まるで異世界転生の様な経験が出来たら・・・!!
そんな夢を実現させる完全没入型VR技術・・・
いいえ、SAOファンとしてはこう呼ぶべきですね!!
『フルダイブ技術』
この夢の技術が2030年代にある技術により実現するという話があったとしたら・・・!!
あなたは信じますか!?
それとも信じませんか!?
どうも!!森星モリリンです!!
今回はフルダイブ技術を実現させてしまうかもしれない技術『ナノマシン』について、ご紹介させて頂こうと思います
フルダイブ技術についてはこちら↓↓
ナノマシンとは
ウイルス程度の大きさの0.1~100㎚程度のナノサイズの機械装置であり、広い意味で言えば、ナノサイズのパーツで構成された細菌程度の大きさであるマイクロサイズの機械装置の総称です。
このナノマシンは近年では特に医療分野への応用に向けて注目されるようになり、その結果、従来では無機質な機械装置のイメージが大きかったのですが、最近では有機的なウイルスのようなナノマシンも多く研究されています。
ナノマシンについてはこちら↓↓
脳の拡張
このナノマシンと脳を接続することで脳を拡張できるのではないかと、近年話題になって来ています。これは人間の脳にナノマシンを注入してニューロンやシナプスと接続させて、それを外部インターフェイスと無線通信させることで、脳を拡張させることにより、脳内に目などの器官を通さずに直接映像(AR・VRなどの映像)を投影することが出来るというものです。
それにより、将来的には脳内に直接的にVR空間を作り出すことが可能となり、その中で五感全ても再現出来るようになるのではないかと言われています。
つまり、フルダイブが可能となると言われているのです。
ナノマシンによるフルダイブは可能なのか!?
本当にそのようなことは可能なのでしょうか!?
フルダイブ技術に必要な要素としては次のようなものがありました。
・脳とコンピューターの接続
・脳信号のインプット・アウトプット
・五感の再現
・脳へのフィルタリング
これらの条件をナノマシンでどのようにクリアするのでしょうか!?
脳とコンピューターの接続
先に述べたようにナノマシンを体のどこかに注射などで注入するか、もしくは薬のような形でカプセルなどに入れて摂取する形で体内に送り込み、その後、ナノマシン自身が血管に入りその中を通り脳へと進み、脳内で任意のニューロンやシナプスと接続することにより、脳と機械の接続がなされます。
脳信号のインプット・アウトプット
脳の信号をナノマシン内にある無線通信装置により、体外に存在するインターフェイスと通信することで、脳の信号をコンピューターと送受可能とすることで、コンピューターで作成したVR映像を直接脳へ送り込む。
五感の再現
映し出されたVR内で自分が操作するアバターと自分の五感をリンクさせるためには、本来、脳が五感をどのようにコード化してパターン化しているかを全てコンピューターでシミュレーションする必要性があるが、ナノマシンを脳の広範囲で接続することにより、五感の全コードが集約した状態で認識することが出来るようになり、複雑なコード・パターン認識をしなくても一部のコードを読み解くだけで、自由自在にアバターを操作できるようになるのではないかと言われています。
脳へのフィルタリング
五感をリンクしただけでは、フルダイブ技術としては不完全です。VR内でアバターを動かす際に現実の体が動かないようにする必要性がありますし、VR内での痛みなどのフィードバックを制御する脳へのフィルタリング機能が絶対的に必要なのです。
これらも、集約コードの制御をナノマシンで行うことで可能になるとされています。
これにより、VR内に行きたいと思えばナノマシンが起動して脳のデータのフィルタリングや外部通信を始めますが、そうでない時はナノマシンは動かずただそこにあるだけの状態にすることを自由に切り替えることが出来るように将来的にはなるのではないかと言うことです。
つまり、ナノマシンを用いることで、フルダイブ技術が完成すると言うことです。
2030年にフルダイブが実現!?
このナノマシンによるフルダイブ技術はいつ頃実現するかというと・・・!!
なんと『2030年代』です!!
めっちゃ直ぐですねwww
これは、2045年頃に起こると言われる『シンギュラリティ(技術的特異点)』がありますが、そのプレバージョンこと『プレシンギャラリティ』が2030年頃に起こると言われています。それにより、汎用性AIやスパコン及び量子コンピュータが指数関数的に進歩を遂げることにより、ナノテクノロジー分野も飛躍的に進歩して、ナノマシンの実用化等が可能になるのではないかと言われているからです。
いやぁっ!!技術の進歩凄いですねwww
ナノマシンでの無線通信は不可能!?
実はこのナノマシンを用いたフルダイブ技術の実現には一つ問題があります。それは、ナノマシンは機械的なものよりウイルス的な物の方が現実的とされつつあることです。これは、医療にせよ、脳拡張にせよ、体内でナノマシンを使用する場合にネックとなるのがその絶対数の確保といわれています。
しかし、機械的なナノマシンの場合は、ナノサイズのロボットなどそもそも作ること自体が困難なのにそれを大量に製造し体内に入れるとなると、かなり、現実味が無くなります。
そのため、ナノマシンには自己複製機能は不可欠となります。そういった観点で考えたときにウイルス的なナノマシンなら、体内でウイルスと同じプロセスで増殖することが出来るので、絶対数を確保出来るとして、最近ではこのウイルス的なナノマシンが注目を集めています。
ただ、そうなると機械的機関を持たないこのナノマシンでは外部との無線通信が不可能になるという問題が発生してしまします。
この問題を根本的に解決する方法は私の知る限りまだ存在していないと思います・・・!!もしご存じの方おられましたらコメント待ってます!!
そのため、この問題を改善する新しい技術の研究・開発が不可欠となります。一番手っ取り早いのはウイルス的なナノマシンと機械的ナノマシンのハーフバージョンを作成して体内の成分で自己複製で増殖出来れば最高だと私は思いますが、そんな簡単じゃないんでしょうね・・・!!
ナノマシンによる人体改造
ナノマシンを用いた人体改造で考えられているのは脳だけではありません。
将来的には体の中を流れる血液をナノマシンで出来た人工血液にするなんてことも考察されています。この人工血液を体外のデバイスから注入し続けることにより、食事をしなくても栄養の摂取が可能となるうえにナノマシンが動くことで人工血液はポンプの役割である心臓がなくても勝手に体の中を巡回することができ、毒素なども肝臓無しで分解してくれるようになります。
そのため、食事は栄養摂取のためではなく、快楽として実施して、消化もナノマシンの補助で行い排出するようになるため、胃や腸などの負担が減り、人々は今以上に長生きが可能になるのではないかと言われています。
そして、その先には不老不死の世界も待っているのかもしれません。
フルダイブへの期待
ナノマシンによるフルダイブ技術の全貌はこんな感じですが、フルダイブ技術は日本人、特にSAO世代と呼ばれる昭和の終わりから平成の始めに生まれた人たちにとっては、間違いなく最も期待される近未来技術と言っても過言ではないと思います。
しかし、そんな夢の様な技術はもう私たち人類のテクノロジーの進歩によりあと少しのところまで来ているのです。
ナノテクノロジーの研究は、まだまだ、これから進歩していく分野になります。このナノテクノロジーやバイオテクノロジー、そして、量子コンピューターなどのテクノロジーが複雑に絡み合い進歩することで私たちはきっと夢の仮想世界に生きている間に行ける可能性は十分にあると思われます。
おわりに
はい、と言うことで今回は『ナノマシンによるフルダイブ技術』についてご紹介させて頂きました。ナノマシンによるVR世界についてはあの人工知能の権威であるレイ・カーツワイル氏も2030年頃には完成するのではないかと予想していたりします。
因みにどうでもいい話ですが、昭和の最後に生まれた人は小さいころから天才てれびくんの『救命戦士ナノセイバー』ってアニメを見て育った方も多いと思いますので、ナノマシンと聞くとすごーく馴染み深いと感じた人も多いのではないでしょうか!?
まぁ私だけかもしれませんが・・・!!
もし、ナノセイバー好きだったって方おられましたらコメント待ってますwww
フルダイブ技術が2030年頃に本当に完成するかどうかは現状では分かりませんが、私たちはその時代に確実にまだ生きています。その目でその体で生き証人としてフルダイブ技術が完成するかをしっかり観察して行きたいと私は思っております。
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