はじめに
昨今、巷ではAI搭載と説明される商品が多く見られるようになった。
ニュースなどではAIにより仕事が無くなるなど、話をしているコメンテータなどよく見かけるようになりました。
そして、AIにそれなりに詳しい人なら誰しもが知り、最近では一般人にも少し浸透し始めているあの言葉『シンギュラリティ』について本日はお伝えして行きます。
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目次
シンギュラリティとは!?
『シンギュラリティ』とは『技術的特異点』を意味しており、レイ・カーツワイルにより提唱されたものです。
コンピュータなどの集積回路には、ゴードン・ムーア(インテル創業者のひとり)が提唱した『ムーアの法則』があり、これは約2年弱で集積回路が指数関数的に向上するというものです。
この法則により2045年頃には誰でも買える10万円程度のコンピュータが全人類の脳の計算能力を超えると言われています。
そして、その時AIが設計するAIが元のAIを超えることができ、技術の成長曲線が真上に上がり始めることを『シンギュラリティ』と言います。
そうなることで人が物を発明することはなくなり、『人類の最後の発明はAI』となるのです。
先にに来るのはプレシンギラュリティ
ここで大事なことは、シンギュラリティの前に準備段階として『プレシンギュラリティ』が訪れることです。
『プレシンギュラリティ』とは
斎藤元章氏が提唱した2030年頃にAI・スパコンの発展により、衣食住に困らず世界の抱えるあらゆる問題が解決され、不老不死さえなれるかもしれない世界です。
個人的には、レイ・カーツワイルが言う2029年頃には『汎用性AI(強いAI)』が完成して人類のあらゆる生活をAIが行えるようになること、つまり、汎用性AIが完成する時を『プレシンギュラリティ』と考えています。
【強いAIとは】→人と同じように思考し行動できるAI
【弱いAIとは】→一定のルール上のことしかできないAI
AI発展の歴史
現在のAIブームは実は第3次ブームと言われています。
それでは以外に知らないAIブームの歴史についてご紹介します。
第1次ブーム(1950年~1960年)
アラン・チューニングが提唱し、その後にジョンマッカーシーがAIという言葉を使い世の中に知られるようになった。10年程度で収束していった。
第2次ブーム(1980年~1990年)
AIは技術に進歩により機械的にルールに従った判断が可能に・・・!!
しかし、それを実行するには膨大なルールとAIに覚えさせる莫大な作業が必要な上に応用能力がなく、馬とシマウマの判断ができなかった。
(これをシンボルグラウディングというがここでは説明を省略する)
第3次ブーム
機械学習・ディープラーニングによるブーム、機械学習によりビックデータなどを学習し、ディープラーニングにより画像認識などが飛躍的に向上してデータから特徴などを独自に学習してAI自身が組み合わせ理解・対応・判断出来るようになった。
変わる世界(プレシンギュラリティ以降の世界)
AIの進化により私たちの生活は急激な変化を求めらるようになる。
特に汎用性AI(強いAI)が完成するであろう2030年頃には人類は変革を求められる。
それは、今までの概念を180度変えてしまうものだ。
①労働という概念は消える
我々は生活をするために仕事をしてその代価としてお金を頂く、しかし、汎用性AIの登場により、仕事場に人は必要なくなるのだ。企業も人を雇うよりも一度導入してしまえばもくもくと働く機械(AI搭載型ロボット)の方が利益が上がるためである。
②信用スコア制度
労働を失った人類は生活をするために必要なお金をAIが判断した個々人の信用スコアにより国から支給されるようになる。これは世に言うところのベーシックインカムである。つまり、生活態度や信用がある人は働かなくても問題なく生活ができる反面、もし、一度でも社会的に問題な行動を行すと信用スコアが下がり、生活の水準は保てなくなってします。その為、犯罪行為などは極端に減少するだろう。
③個々人のブランディング
生活基盤を信用スコアにより保障された人類は、自分自身の信用度を上げるために個人のブランディングを行うようになる。(これは既に始まっており、例えばライブ配信やyoutubeなどがある)それにより多くの人に認められ信用を得たものだけが生活水準の向上をはかれるようになる。
④生活の制限
先の信用スコア制度により、公共施設やショッピングモールなどに入ることに対して制限が発生する。これは信用スコアが低いものは公衆トイレを使用できないとか、高級レストランには一定以上の信用スコアが必要などという具合である。
アニメ
このプレシンギュラリティ以降の世界は断片的にアニメに描かれています。例えば以下のようなアニメがあります。
これらのアニメを見ればあなたにも簡単に新世界の想像が出来ると思います。
特に『サイコパス』に出てくる『シビュラシステム』のようなシステムは既に運用されており、例えば、米シカゴ市警が導入している『Hunchlab』などが存在する。その他にもイギリスや中国などでも犯罪予測システムは既に実験・運用している。
【シビュラシステム】
サイマティックスキャンという生体力場をスキャンする方法により、人の精神状態や潜在能力を読み取り支援を行うシステムあり、これにより犯罪係数を読み取ることができる
さいごに
このシンギュラリティについては、専門家の中でも意見が別れており、
- 2045年では来ない
- もっと早く来る
- そもそもシンギュラリティなどこない
など、いろいろな意見が存在しますが、ここで大事なんことはシンギュラリティやプレシンギャラリティこれらが訪れる可能性が少なくども少しは存在し、もし、それらが来た時に自分がどう行動をとるかをシュミレートしておけるかどうかである。
そうすることで、もしその世界が来た時に誰よりも先に正しい行動をし、少しでも水準の高い生活を行うことが出来るでしょう!!
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