目次
ご挨拶
おはようござい!!森星 モリリンでございやす!!
(モリリン時間現在AM4:00)
最近は5G・6G・IoT・ICTなど情報通信関連がアイドル並みに人気の話題なって来ていますね!!
6Gは、まぁ地下アイドル感じかもしれませんけどwww
ということで、私もこの流行りについて行くしかないなと思いましたので。今回は『デジタル デバイド(情報格差)』をテーマにお送りしていこと思います!!
いやぁー!!格差とか嫌ですよね!!
貧富の差とか職業格差とか!?聞くだけで嫌ですよね!!
みんな平等がいいですよね!!
そんな、私たちの敵である格差ですが、実は情報通信の世界にもこの格差が存在します。
それが、デジタル デバイド(情報格差)です。
デジタル デバイド(情報格差)とは
情報通信技術が発展した現在では、日本の街の中では当たり前にPCやスマホなどインターネットが使える様になったが、実は世界には約37億人近くもの人が未だにインターネット使えない状況にあります。また、携帯基地局数が世界的に見ても異常に多いとされる日本でも未だに田舎に行くと圏外な場所も存在します。(ソースは私の実家)
この様な状態の現在では情報通信が使える者と使えない者で多くの格差が個人・地域・国際間で発生しているのです。この格差のことを『デジタル デバイド(情報格差)』と言います。
そして、これらのインターネットが使えなかったりする人々は『デジタル難民』『情報弱者』などと呼ばれていたりします。
因みに
・裕福レベルの差で使えるデバイスが違う
・知識レベルの差で扱えるデバイスが違う
・身体的特徴で扱えるデバイスが違う
なども広い意味で考えた時はデジタル デバイド(情報格差)に含まれると思います。
これは例えば
裕福な人はキャリア携帯でiPhoneの上位端末を使えるけど余力がない人は格安シムと格安スマホしか使えず、通信速度やスマホの性能差でデジタル デバイド(情報格差)が生じています。(裕福レベルの差で使えるデバイスが違う)
他にも
最近ではだいぶ減って来ていますが、年寄りの人が時代に取り残されて未だにスマホを使えずガラケーで”ピコピコ”やっているのもデジタル デバイド(情報格差)(知識レベルの差で扱えるデバイスが違う)になります。
デジタル デバイドを解消
これらのデジタル デバイド(情報格差)の中で、最も重要な問題が地域・国家間のデジタル デバイド(情報格差)です。
ネットの使えない地域や国を無くすことで約37億人とも言われるデジタル難民を根本的に減らすことが出来ることになるからです。しかし、そこには大きな問題が存在します。
それは、先進国や新興国と違いアフリカの国々の様に途上国は日々の生活を行うのが精一杯な国も多く、これらのインターネット網を構築する体力もなけらば、資金もない、おまけにノウハウも技術もない、この様な状態ではいつまでたってもインターネット網を構築してデジタル デバイド(情報格差)の解消をすることはできません。
そこで、これらの地域の代わりにインターネット網を構築し平等に情報通信技術を使用出来るようにしようと考えた会社が存在します。
それがスペースX社・ソフトバンク・Loonなどです。
スベースX社
スペースX社は、あのNASA(米航空宇宙局)と商業乗員輸送開発で国際宇宙ステーション(ISS)へ乗員を送る官民一体のプロジェクトを行っている民間企業です。リアルアイアンマンの異名を持つイーロン・マスク氏が率いる会社として、何かと世間から注目を集めている企業でもあります。
このスペースX社がデジタル デバイドの解消に関係する計画を構想しています。
それがこちら!!『スターリンク計画』
スターリンク計画とは、簡単に言うと約12000機もの膨大な数の人工衛星を打ち上げ、この人工衛星を使用し衛星ネットワークを構築することで宇宙と地上で送受信が出来るようにし、どこでもネットワークに接続出来る環境を作れるようにするものです。
ソフトバンク
ソフトバンクと言えば日本の携帯キャリアですが、グループとしては多額の資金を投資する投資会社としても知れています。このソフトバンク傘下のHAPSモバイルはHAPS事業という成層圏からの通信ネットワーク提供を視野に入れた計画を実施しています。
これは、HAWK30などの空飛ぶ携帯基地局を開発して地上20㎞から地上のユーザーをカバーしようという計画で、この空飛ぶ携帯基地局はたったの1機で実に直径200㎞もの範囲を網羅出来ると言われています。日本で言えば一つの県を1機でカバー出来るくらいのエリアカバー性能を持っています。
Loon(ルーン)
みんな大好きGoogle先生ですが、日本ではあまり知られていませんがGoogleには親会社が存在します。それが、Alphabet(アルファベット)という会社になります。LoonはこのAlphabet(アルファベット)傘下の会社になります。Loonが行う『Project Loon』はテニスコート程度の気球で空飛ぶ基地局を飛ばし、それを独自のシステムで自動浮遊させて目的地まで移動した後に通信サービスを提供するもので、災害時などのインフラ復旧などを目的として商業化を進めています。そして、Loonは先に紹介したHAPS事業とも連動して研究開発を行っています。
余談
それにしても、宇宙だとか空飛ぶ携帯基地局だとか現在の技術は凄いことになって来ていますね。ただ、スペースX社のスターリンク計画の衛星の数が実に約12000機というのは流石に多すぎてビックリしますよね!!一体、打ち上げにいくらかかるのでしょうか!?
ちょっと、気になったので調べたらスターリンク計画の総額は約1兆1000億円以上かかるという話があったり、その他にもスペースX社は200kgまでの人工衛星を打ち上げるのに約1億円くらいかかると言っているようです。
つまり、『いっぱいお金が要るんですねぇ~www』
一体、どこからそんなにお金が出てくるのでしょうか!?
まぁイーロン・マスク氏の資産は3兆円を超えているって事なので余裕なのかもですね!!
因みに、この様な世界的なネットワーク網構築はまだまだ時間がかかるのは明確ですが、将来的なことを考えると絶対に必要なのことだと私は思っています。
特にアフリカの人口は現在12億人を超えており、ヨーロッパ(7.4億人)の2倍に迫る勢いです。そして、2050年頃には25億人と現在の2倍に膨れ上がるとされていますので、この地域でのインターネット網構築は人類にとってのデジタル デバイド(情報格差)を無くすという意味で急務になることは間違いありません。
そして、それ以上にアフリカのGDPはこれまでの中国並みかそれ以上に成長するという説もあるくらいですので、各企業にとってはこの地域でのインフラ構築事業は正に金の生る木であり、これらのネットワーク網構築も本腰で今後も続けられると予想出来ます!!
まとめ
最近の情報通信関連の進歩は目を見張るものがありますが、それと共に『デジタル デバイド(情報格差)』が問題になり始めています。この問題を解決するためにスペースX社やソフトバンクなどの企業は宇宙や成層圏などでインターネット網を構築して地上と各地でインターネットが使える状態にしようと、スターリンク計画やHAPS事業などを進めています。
また、アフリカは人口約12億人を抱えており、インターネットが使えない地域も多いことから、これらのインターネット網構築はデジタル デバイド(情報格差)を無くす観点から最重要とされいる。
と言うことで今回は『デジタル デバイド(情報格差)』についてお話させて頂きました。スペースX社とイーロン・マスク氏については惑星移住計画など面白い話がいっぱいありますが、また、話をさせて頂けたらと思いますので、もし、今回のお話が面白いと思って頂けましたら『ブクマ登録』『Facebookでの拡散』『コメント』宜しくお願いしゃす!!
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