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【スペースX】ファルコン9やクルードラゴン打上げから見える野望!!

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目次

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スペースX史上初の民間企業による有人飛行成功

日本時間2020年5月31日午前4時22分米フロリダ州ケネディ宇宙センターにて商業乗員輸送開発での史上初となる民間企業による有人宇宙船(クルードラゴン)の打ち上げにイーロン・マスク氏が率いるスペースX社が成功して話題を集めました。これは、スペースシャトルが廃棄になって以来、9年ぶりのアメリカ単体での有人飛行成功となる偉業です。これにより、アメリカは他国に頼る事なく自国での有人飛行が可能になったことにあのトランプ大統領も大喜びし偉業を讃えていた。

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直近の爆発と過去の失敗

実はこの偉大な打ち上げに成功する直近の5月29日にはスペースX社の別計画であるスターシップの燃焼試験時ラプターエンジンが始動後2分で大爆発する事件が発生しており、別計画とはいえ多少の心配を抱える中行われた打ち上げだったのですが、この逆境に屈することなくクルードラゴンは全く何の問題もなく打ち上げに成功した。

ファルコン9打上げ成功

6月3日にスペースX社はスターリンク計画の人工衛星の打ち上げに成功しています。この打ち上げに使用されたファルコン9は打ち上げ後に機体を回収して再利用することを目的の一つにしており、実際に今回の打ち上げでも使用後回収に成功したようです。因みに有人飛行に使用したクルードラゴンもロケット等を再利用するように出来ています。

スターリンク計画による『光害』と対策

スペースX社の壮大た野望の一つにスターリンク計画が存在します。

スターリンク計画とは、約12000機の人工衛星を打ち上げ、この人工衛星使用することで衛星ネットワークを構築し、宇宙と地上でネットワークの送受信を可能とすることにより、地球上のどこでもネットワークに接続出来る環境構築を目指したものです。

しかし、このスターリンク計画で使用される衛星が太陽光を反射することで光害という公害が発生して天体観測等に影響を及ぼしていることが問題視されてきました。そのため、スペースX社は今後打ち上げ予定の衛星にはサンシェードが取り付けられる予定にしており、問題への対策や対応も行っているようです。

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スターシップ開発を加速

イーロン・マスク氏はこれらの成功に胸をなでおろす暇もなく、今後は超巨大ロケットであるスターシップの開発に焦点をあてて開発を加速して行く予定としており、製造拠点になっているテキサス州ボカチカへの長期滞在を社員にお願いしたりしているようです。このスターシップはファルコン9やクルードラゴンと同じ様に再利用可能であり、ステンレス鋼で出来た見た目は目が痛くなるようなギンギラギンです。形はまるで串にささったイカ焼き見たいなので個人的には愛着がありますwww

アルテミス計画へ進む

スターシップが開発されれば、今後アルテミス計画に使用されるとみられており、このNASAアメリカ航空宇宙局)が計画するアルテミス計画とは、2024年までに月への有人飛行、そして、着陸を目指す計画であり、月面着陸だけでなく、月面基地(アルテミス・ベースキャンプ)の建設や月面での月面車両用の道をなどの整備も考えられている壮大な計画です。この計画に成功すればアポロ17号以来の快挙になるかもしれません。因みにアルテミスっていうくらいなので神話のアルテミスが由来になってるんですかね!?知らんけど・・・!?

【野望】火星移民計画

これらのスペースX社の躍進の先にはイーロン・マスク氏の大きな野望である火星移民計画が存在するのかもしれません。火星に人と物資を送り少しづつ基地を作り、街を作り、そして、最終的には火星のテラフォーミングを行い100万人を移民させようという野心的な計画であるこの火星移民計画をイーロン・マスク氏は目指して突き進んでいるのかもしれません。しかし、この火星移民計画にはそもそもテラフォーミングに必要な大気をつくれないかもしれないと言う話もありますので、是非、光害の対策を考えたようにこの問題にも何か秘策を考えて人類の新たなユートピアを作り出してくれることを期待したいも!!

おわりに

このようにスペースX社とイーロン・マスク氏の果てない宇宙への挑戦はまだまだ始まったばかりのようです。そもそもスペースX社という名前からしても宇宙開発への本気度を表すこの企業の行く末にあるのは正に人類の新たな聖地なのかもしれません。

はい、と言うことで今回はこれで終わりになります。それではシーユー!

 

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