モリリンの一人テクノロジー

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世界的に食料危機の救世主になれるのか!!培養肉その正体とは!!

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目次

 

はじめに

こんちゃす!こんちゃす!森星 モリリンでございます!!

最近、サバクトビバッタ大量発生の話等で食料危機が危惧されるようになって来ておりますので、この食料危機に立ち向かくテクノロジーが生み出した食材について今回はご紹介させて頂こうと思います!!

それがこちら『培養肉(人工肉)』でございます!!

培養肉とは

現在、スーパー等に並ぶ肉の様に動物を屠畜(とちく)して採取するのではなく、動物より採取した細胞を培養液等で培養することで生成される肉のことです。

この培養には幹細胞が使われることが多く、いろいろな細胞作る事ができますので、普通の肉だけでなく他の臓器なんかも作れます。焼肉で例えるならレバーやセンマイも出来るって感じです。ただ、現状はミンチ肉の様な状態の肉しか出来ないようなので、ぐちょぐちょのレバーとセンマイになってしまうかもしれませんね!!

 

牛が温暖化の原因!?

この培養肉は食料危機だけでなく環境問題などの観点からも注目をあびています。

現在、地球温暖化が問題になっています。

あの物議を醸(かも)している人物、グレタ・トゥーンベリさんも学校を休んでまで地球温暖化について訴えています。

因みにこれだけは言わせて下さい。

『ちゃんと学校は行きましょうね!!』

 

この地球温暖化の問題で今回培養肉に関係してくる面白い仮説が存在します。

それがこれです!!

『牛のオナラとゲップヤバすぎ問題』

牛さんが一日に排出するオナラやゲップなどに含まれるメタンガスは一日なんと160~360ℓくらいあるのではないかと言われています。しかも、全世界の牛の数はなんと約15億頭くらい存在します。

もはやメタンガスの”量がエグすぎてこれで発電してやりたいくらいです!!

因みに、実際にこれらのバイオマス等を利用した発電等も研究はされているようですが、今回は関係ないので置いておきましょうwww

とにかく、牛が排出するメタンガスの量が多すぎてヤバいので、現在一部ではこれが問題視されて餌を改良したりすることで、このメタンガスの量を減らす研究もされているくらいです。

 

実際には牛が温暖化にどの程度影響しているのかは分かりませんが、もし、培養肉が牛肉の代替えになれるようになれば、家畜としての牛の絶対数は減ることとなるでしょう!!

そうすれば地球温暖化も少しは防げちゃうかもしれません!

 

人口増加と食料危機

世界人口は2019年で77億人で2050年には97億人に達するとされており、そのため食料が足りなくなるのではないかと危惧されています。

更にそれに加えて発展途上国、特にアジアとアフリカの国々は今後急激に裕福になり生活水準が上がるのではないかと言われています。

そうなった際に肉の需要が増えるのは必然です。

『みんなお肉大好きですもんね!』

『私も焼肉食べたいよぁー!!』

そうなると、肉が世界的に足りなくなるだけでは済みません。なんせ、家畜は地球上の使用できる陸地の26%を使って育てられているのです。しかも、肉を作るために穀物そして水がめちゃくちゃ使われているんです。つまり、肉の消費が増えると家畜が増えそれに伴い、森林は伐採され、更に人々の食料は家畜に食べられてしまいす。

 

そして、忘れてはいけないのが食料危機は現在既に発生していると言う事実です。国連等(FAO・WHO・WTO)は共同声明で『輸出制限などの理由で途上国では食料危機が起こりかねない』として警告をしていますし、国連世界食糧計画(WFP)は具体的に食料危機になりそうな10国の名前を挙げています。

新型コロナウイルスの影響やサバクトビバッタ大量発生が原因とされています)

 

この様な観点から考えても人工肉である培養肉や食肉代替品の必要性が現在非常に高まっているのです

 

培養肉のお味は!?

培養肉の必要性が有るのは何となく分かって頂け多と思います。

そうなると『培養肉は一体いつになったら食べれるの!?』

という疑問が出て来ます。

実はなんと!!

2013年に培養肉でハンバーガーが作られていたのです!!

結構、昔に出来ていて正直ビックリですよね!!

それ以上にビックリさせられたのがそのお値段です!!

お値段なんと!!

『ハンバーグ1つで3000万以上』

『ハンバーーーーーーーグゥ!!』

と、つい叫びたくなるお値段ですね!!

流石に高すぎると思ったのか量産による効率化を図り1000~2000円程度に出来るようにしようと考えているようですが、それでも少し高いですね・・・!!

まぁこの辺は技術の進歩がどうにかしてくれることでしょうwww

 

ただ、ここで肝心なのは味の方です!!

いくら価格を下げるのに成功しても味が悪ければ誰も欲しがらないでしょうから!!

先に述べた2013年に作られた培養肉のハンバーグを試食した人の感想によると、

・味は普通

・匂いは違う

・ジューシーさがない

などなど、要は微妙と言うことでしょうか!?

味については少し残念な感じみたいです!!

 

培養ステーキ肉の実現を目指す日本企業

味も重要だけどやっぱりお肉と言えば歯ごたえが大事ですよね。いくら、美味しい培養肉が出来てもミンチ肉ばかりだと直ぐに飽きてしまいますよね!!

 

そんな、培養肉事情にイノベーションを起こそうとしているのが、何を隠そう、技術の宝箱『日本』のある企業なのです!!

その企業がこちら!!

日清食品ホールディングス

みんな大好きカップヌードルの日清さんです。

日清は東京大学 生産技術研究所と共同で研究を行い、2019年3月に世界初の牛の筋細胞から作ったサイコロ状の肉を作る事に成功しました。これらの技術を進歩させて日清は何と肉らしい食感をもつ『培養肉ステーキ』の開発と実用化を目指そうとしているようです。

『素晴らしいです!!』

『涎が滴るですねぇ!!』

近い将来にファミレスで”培養肉ステーキ1500円”とかメニューに載ったりするかもしれませんね!!

因みに噂によると今年2020年にも培養肉ハンバーグが市場に出回るという話があるようですが、もし、日本に上陸することがあれば、その時は私が真っ先に並んででも食べに行くと心に誓いましょう!!

 

宇宙開発にも重宝される培養肉!?

培養肉は意外なところでも注目を集めているようです。それは、地上から遠く離れた宇宙です。

宇宙開発市場は今後どんどん活発化していくと言われておりますが、そんな中で問題になるのが宇宙での食料です。人類が宇宙に進出するに伴い、その開拓者たちの生命を支えるために食料が必要になりますが、それを毎回宇宙に打ち上げるのは大変コスパが悪いとされています。

なら、いっそのこと『宇宙で作ってしまえばいいじゃん』考えますよね。ただ、家畜を宇宙で育てるのは技術的に難しそうです。そこで、登場するのが培養肉です。

培養肉であれば、家畜の10分の1程度の広さの場所で作成することが出来ます。また、人間の排泄物等から培養液を作る事が出来れば非常に効率もいいことでしょう!!

そのため、既にこれらの研究は行われているようで、国際宇宙ステーションISS)で3Dバイオプリンターを利用してステーキの印刷を行ったりしているようです。

 

もう一つの人工肉

これまで培養肉の話をして来たが、人工肉といえば培養肉以外にもう一つ存在します。

それが、『食肉代替品(代替肉)』です。

代替肉とは、培養肉と同じように家畜等を直接食べるのではなく、植物由来のものを使用して作られた、簡単に言えば肉もどきです。

これは、ベジタリアンなどの人でも食べられるとして、かなり需要があるようです。

実際の味はというと・・・!!

結構美味しいとのことですが、実際に私は食べたことが無いので正直あまり信用していません。きっと、味付け次第だと思っております。

 

おわりに

はい、と言うことで今回は培養肉についてご紹介させて頂きました。

日本は食料自給率が4割程度と少ないとされており、今後もし本当に食料危機が訪れるとすると大変危機的状況になると考えられます。

その時のためにも日清には培養肉ステーキを作って頂き、人々が飢えない様にして貰えたらと思っております。

もし、これらの培養肉や代替肉など人工肉を食べる機会がありましたら、しっかりと味わって食レポでも出来たらと思いっておりますので、もし、今回のお話が面白いと思って頂けましたら『ブクマ登録』『Facebookでの拡散』『コメント』宜しくお願いしゃす!!

 

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