モリリンの一人テクノロジー

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自動運転レベル3を市場投入するのは日産それともトヨタどちらが先!?

はじめに

先日、家族でいちご狩りに行った時に高速で眠たくなりマジで事故を仕掛けました際に『自動運転車を早く出して!』と心から思いましたので、今回は『自動運転』をテーマにご紹介していこうと思います。

近年、自動車の操作ミスにより多くの事故が発生しています。自動車事故の原因の実に9割以上がドライバーに起因する原因とされており、最近、特に多いのが高齢者の方が自動車のアクセルとブレーキを踏み間違えたり、逆走するなど完全に暴走をして国の宝である子供を巻き込む事故が多発しています。また、話題の煽り運転など高齢者以外にもかなり危険な運転をする方は多くて社会的問題になって来ています。

このような観点からも非常に必要性が増しているのが運転支援システムなどの自動運転技術です。

 

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目次

 

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自動運転とレベル

自動運転と聞いて全く分からないと言う方は最近ではほとんどおられないと思いますが、一概に自動運転技術と言っても実は自動運転にはその段階に応じて0~5レベルの6段階のレベルが設定されていることをご存じでない方は多いと思います。

実際、私自身も今回調べて初めて知りまた(笑)

レベル0(アシストなし)

特にアシストが付いておらず自分自身で運転する車であり、従来から存在する昔ながらの普通の車になります。

レベル1(運転アシスト)

自動ブレーキ、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、LKAS(車線維持支援システム)などの運転をアシストするシステムが組み込まれた車になります。最近では新車で車を買うと大体なにかしらのアシストシステムは標準で付いていますので結構普及し始めている部分になります。

レベル2(特定条件下での自動運転)

レベル1のアシスト機能を複数同時に運用できるようなシステムであり、高速道路などの特定の条件下で運転手をしっかりアシストしてくれる車です。車線からはみ出さないように支援しながら前方車両に衝突しないように制御してくれたりすのでかなり便利さを実感できるレベルがこのレベル2です。因みにこのレベルの上位クラスになると高速道路等で車の追い越しなどもアシストしてくれるようになります。

レベル3(条件付き自動運転)

このレベルまで来ると車が運転をアシストするのではなく、人が車をアシストすると言っても過言ではないかもしれません。高速道路などの一定の場所でシステムが人の代わりに完全に運転を代行してくれるようになり、システムがドライバーに運転を要求したときのみドライバーは運転に対応する必要があります。

レベル4(一定エリアでの完全自動運転)

高速道路などの限られたエリア内での完全自動運転を実現できるレベルです。レベル4の車であればもはや高速道路であれば、『寝てもヨシ』『ラーメン食ってヨシ』『漫画読んでもヨシ』になります。(ただ、なんか酔いそうですよねwww)

個人的予想ですが、このレベルが完成し始めるとレベル4の車のみ侵入可能なエリアとか出てきそうなの気がしますので、車好きで『レベル0の車じゃなきゃ車じゃない』と思っている方とかは息が詰まりそうな世界になるかもしれませんね(苦笑)

レベル5(自動運転の完全体)

パーフェクト自動運転がこのレベル5です。ここまでくるともはやエリアすら関係なく全ての道でパーフェクトな運転をシステムが代行してくれます。法整備によっては車を運転するのに免許がいらない時代も来るかもしれません。(ただ、これに関しては諸説あり免許ないとダメな可能性も高いです)

 

日産のプロパイロット2.0はレベル2.5

2019年の年末にCMを見ていて私はとても驚きました。それが日産のスカイライン矢沢永吉が高速道路上で手放しで運転をしているCMでした。

これに驚いた私はこの『プロパイロット2.0』について調べてみたのですが、高速道路に乗るとハンズフリー機能が使えるようになって、前に遅い車がいると車側から『追い越しますか』と聞いてきてハンドルを持ちボタンをポチっと押すだけで勝手に追い越しが出来たりするようです。しかし、このプロパイロット2.0では運転手は不測の事態等に備えて常に直ぐ運転が出来る状態でいる必要性があるようで、居眠り等をすると警告が出るようですので、私のように常に居眠りしてる人だと無限に警告が出続けるかもしれません(笑)

 

日本メーカーの現状

それでは日本のメーカーの自動運転技術はどこまで進んでいるのでしょうか。先に述べたように日産ではレベル2.5と言える『プロパイロット2.0』の車が既に開発されており、更に日産は英国でリーフを使った自動運転試験を行い約370kmの完全自動運転を実施しており、レベル3に向けた試みが進んでいると思われます。

次にトヨタはどうなのでしょうか、実はトヨタはレベル3を飛び越えてレベル4への挑戦を既に始めています。TRI-P4というレクサスLGを元に作られた自動運転実験車でレベル4の実験を行ったりしているようです。また、トヨタレベルで先を見据えている会社は既に『Woven City(ウーブン・シティ)』という自動運転都市(コネクティッド・シティ)を実験都市として静岡県に建設する構想を持っているようです。

トヨタさん流石です!!』

因みに実はトヨタのようにレベル3を飛び越えてレベル4を目指して研究開発を実施している会社は他にもあるみたいで、理由としてはレベル3は自動運転と手動運転の狭間にあるからではないかと思われます。個人的意見ですがレベル3では事故した時の責任分界点が曖昧になるために法整備とかが難しくなりそうな気がします。

 

完全な自動運転に必要な鍵

この先に完全自動運転ともいえるレベル5の自動運転を達成するために必要なカギとなるものは何なのでしょうか。

そのカギは『汎用性AI』と『センサ』だと私は思います。

レベル4のように一定地域のみでの自動運転なら単一的な運転で自動運転が可能となる可能性が高いため『特化型AI』とその五感となる『センサー(GPS、電波探知、LIDAR(ライダー)、カメラ)』が発達する事で可能になると想像が出来ます。しかし、条件付きではない完全自動運転の場合、自動運転車と手動運転車が一緒に走る事になるうえに歩行者の飛び出しなどいろいろな判断を即時に行う必要性があります。つまり、AIに人間と同じレベルの判断能力と対応能力が必要となって来るのです。そうなると『特化型AI』では対応するのは難しく『汎用性AI』が必須となると考えられます。

余談ですが、『汎用性AI』を車一台に一個搭載すると恐らく莫大な車体価格になってしまうと考えられますので、AIはクラウドに1台設置するだけで良いというような状態にする必要性があると思われますので車体を5Gを用いることでストリーミング端末化することにより、車自体には通信装置と限られた処理用コンピュータを搭載するだけで、あとはクラウドにて高度処理やAIが判断を行うことが出来るようにするのがベストだと私は考えています。

 

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rinsanagi.hatenablog.com

まとめ

以前から話題になっている近未来技術である自動運転には、

  • レベル0(アシストなし)
  • レベル1(運転アシスト)
  • レベル2(特定条件下での自動運転)
  • レベル3(条件付き自動運転)
  • レベル4(一定エリアでの完全自動運転)
  • レベル5(自動運転の完全体)

0~5レベルの段階に合わせたレベルが存在しています。

現在、多くの車がレベル1以上の車になって来ており、CMなどで有名になった日産の『プロパイロット2.0』などは2.5レベルとも言えるほど、かなり高度な自動運転車も最近では出現し始めています。その他にも日産ではリーフを用いた完全自動走行を英国で約370km実施したり、トヨタではレベル4を目指した実験や自動運転都市の建設構想なども進んでいます。そして、近い未来には高度なセンサーや汎用性AIの躍進によりレベル5の完全自動運転が実現するかもしれません。

 

おわりに(ひとりごと)

今回は自動運転について少し調べましたので皆さんにご紹介と共有をさせて頂きました。個人的にはリアルで運転する事が多くて、多い時だと週に1000㎞くらい運転する事もあるので出来れば自動運転の時代は早く来て貰いたいものです。正直、高速道路だけでもいいのでせめてレベル4を『はよ!!私にプリーズ』って感じですかねwww

全く関係無い話ですが、先日レイカーツワイルさんの本を久しぶりに読もうと引っ張り出してたら、凄い自分の勘違いに気付いてしまいました。

技術的特異点『シンギュラリティ』てものがあるんですが、私はシンギャラリティだとずっと思ってたんですよね(苦笑)

しかも、もう数年間以上勘違いしてましたwww

ブログでも動画でもシンギャラリティって言いまくってまいたwww

マジで恥ずかしいです↓↓

今後、言う時は気を付けないといけないですね!!

と言うことでひとりごとでした。

はい、今回もお付き合い頂きありがとうございました。

また、よろしく願います。

 

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