目次
はじめに
2020年4月から各キャリアで5Gサービスが始まり暫く立ちましたが、あなたはもう5Gを体感されましたか!?
『まだ、住んでる地域が対応していない』
『料金が高くなるからまだ検討中!』
『iphone12が出るのを待っている!!』
って人も多いかもしれません!!
どうも!!森星モリリンです!!
今回は何かと話題になった5Gが実は大きな問題をいくつか抱えていることを3つのポイントにまとめてあなたにご紹介させて頂けたらと思います。そして、最後にいつ頃に5Gスマホに替えるべきかと言う話もさせて頂こうと思いますので、是非最後までお付き合いください。
それでは、今回の3つのポイントはこちらです!!
- サービス・コンテンツがない
- 基地局数が足りない
- わずか数年で限界へ
それではぁ~モリリンいきまぁーす!!
5Gとは
それでは、問題点の説明に入る前にサラッと5Gとは何ぞやについてご紹介しておきます。
5G:高速・大容量、低遅延、多接続のポイントを持つ次世代通信規格
・通信速度 最大20Gbps
・同時接続 100万台/平方km
・遅延速度 1ms
現行の4Gと比較すると、速度20倍、同時接続10倍、遅延速度が10分の1程度とされています!
正に言うことなしの通信技術に思えますが一体どこに問題があるのでしょうか!?
それでは本題に入って行きましょう!
サービス・コンテンツがない
実はこの5Gは知名度ばかりが先を行き過ぎてしまい、実際のサービスやコンテンツそしてデバイスも全然追いついていないのです。例えば、5Gの謳い文句でこの様な話を聞いたことはないでしょうか?
『5Gなら2時間映画を数秒でダウンロード出来る!』
現状の4Gでのダウンロードだと2時間映画はおそらく数分かかると考えられるので驚異の速さではありますが、そもそも、現状でこのスピードを求めている人は少ないとも言われています。
”まぁ現状の4Gでも結構早いのでストレス感じるレベルではないですもんね!!”
つまり、人々が5Gに求めているのはスピードよりもそのスピードにより実現出来るとされる新しいサービスやコンテンツなのです。それでは、もともと、5Gで出来ることとしてTV等で紹介されたモノを思い出してみましょう。
この中で現状の5Gで実現されつつあるものはスポーツ多角化とIotの促進くらいと言われています。実際には4K・8Kも進んでいるのですが4Kについては既に4Gでも実現は出来ていたのであまり凄みはありませんし、8Kについてもスマホに8Kは不要であると言う議論も出ているので、正直、5Gのサービス・コンテンツとして単体で考えるなら未熟と言えます。
”ただ、AR・VRなどと組み合わせると話は別だと私は思いますが・・・!!”
それ以外のサービス・コンテンツは現状開発途中にあるうえに通信技術以外の技術進歩が必要なため、実現にはまだまだ時間が必要と考えられます。そのため、現状ではもし5Gの理論値速度を実現出来ても4G時代と大きく変化を遂げることはないと言われています。
5G・6Gで実現して欲しい↓↓
基地局数が足りない
5Gサービスは始まりましたが実はTV等で説明されていた下記の実力は現状の5Gには存在しません。
・通信速度 最大20Gbps
・同時接続 100万台/平方km
・遅延速度 1ms
5Gサービス開始当初の下り(ダウンロード側)の実速度は400Mbpsくらいと言われています。このスピードを現状の4Gと比較してみると、4Gは条件が良ければ150Mbps~200Mbpsくらいのスピードが出ることがありますので2倍程度です。全然言われていた速度20倍の性能と違います。
TV等で説明していたものは5Gの理論値であり、『最終的に理論値としてこのぐらい行けるはず』と言う値なのです。この数値に近づくには5G通信の後半戦に入ってからであり、5年以上は掛かるのではないでしょうか?
何故、そんなに5Gの通信性能が本当の意味で体験出来るようになるのに時間が掛かるのでしょうか!?それは、5Gは使う電波の周波数の性質が直線的なために隙間なくサービスを提供しようとすると膨大な数の基地局の整備が必要となるためです。既存で使用している周波数の基地局は規模にもよりますが半径2~3㎞程度のエリアをカバー出来ると言われています。しかし、5Gに使用する周波数の基地局は半径約100m程度ではないかと言われており、最低でも100m~200m半径に1つは基地局が必要と言うことになります。
しかし、それを実現するのには時間と労力そして資金が膨大に必要になるために5Gサービスの実現は簡単ではないのです。
基地局問題一気に解決↓↓
わずか数年で限界へ
実はこの5Gはまだサービスが開始したばかりなのに既にわずか数年で、その性能の限界を迎えてしまうと言われています。イギリスのボーダフォンのCTO(最高技術責任者)スコット・ペティ氏は5G通信はIot製品などの増加などにより、数年でネットワークに接続されるトラフィックを処理しきれなくなる予測しています。
つまり、5Gでは多接続について4Gと比較して10倍と言われていますが、それ以上に今後、数年でIot商品の増加よりネットに接続するデバイスの数が増え処理出来なくなるというのです。
何故なら、Iot商品等は現時点で既に普及を始めており、技術として既にある程度広がっているので、5Gサービス開始により水を得た魚の様に躍進することを想像するのは容易いなはずです。また、最終的には身の回りの家電製品などはほとんどネットに接続されると言われていますし、安全性の観点で最近町中に増えている監視カメラなどもこれに影響してくると考えられます。
そのため、実は既に『ビヨンド5G(簡単に言えば6G)』が世界的には注目され始めています。
6Gについてはこちらをどうぞ↓↓
それでは、最後にいつ頃にスマホを5G対応にしたらいいかを話させて頂こうと思います。
ズバリ早くて3年後です
先にも述べましたが、5G普及にはまだ時間が掛かります。特に田舎に関しては既に単独企業でのエリア構築は難しいとして、KDDIとソフトバンクは合併会社である『株式会社5GJAPAN』を立ち上げ相乗り基地局を作ろうとしているくらいです。そのため、全国的に5Gが普及するには2~3年は最低必要とされていいる。
また、サービス・コンテンツ・デバイスに脂が乗って来るのも3~5年は必要だと予測できます。実際にスマホが出た時もそんな感じでした。
”私もスマホが出て直ぐに初代エクスペリアを購入しましたが最初の1年は、今思えば使い物になりませんでした。2年目にやっとコンテンツが登場し始めて、最終的にまともに使えたのは次のスマホに乗り換えた3年後でした。”
そして、もう一つ重要なことがあります。
それが、『ポスト スマホ』が何になるかです。5Gの性能を引き出すコンテンツは現状のスマホでは役不足と言われており、ポストスマホが求められているのは有名ですが、その観点から考えたても3年後くらいがポストスマホが決まり始めている頃と考えられますのでお勧めです。
現時点ではポストスマホはスマートグラスなどのXRデバイスが大本命とされており、下手すればあなたが、次にスマホを替える時はスマホではなく、スマートグラスもしくはスマホ+スマートグラスになる可能性があります。その辺を見極めるにも3年くらい待つのがいいかもしれませね!
こんなデバイスもワンチャンあり得るかも↓↓
おわりに
今回は5Gの問題についてご紹介させて頂きました。
世界を変えるとまで言われる『5G』ですが、その普及までの道のりは険しいものとなりそうです。今回ご紹介させて頂きました内容以外にも5Gをめぐってはアメリカと中国が覇権を争ったり、嘗ては秘密組織とまで言われたファイブアイズが表に出てたり、ネットなどでは危険性について都市伝説が語られたりと5Gは話題が盛りだくさんですね!!
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それではシーユー!!
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