モリリンの一人テクノロジー

投資・トレード・アニメ・漫画・テクノロジーが大好きです。これらについて記事を書いて行きたいと思っています。もし趣味趣向が合うかとは是非絡んで下さい。

仮想通貨ビットコインとは何か!?その歴史とは!!

 

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はじめに

こんにちは!!森星 モリリンです!!

さぁ今回ご紹介するのはこれだ!!

ビットコイン

何かと話題のブロックチェーン技術を使ったあの仮想通貨の王様です。

このビットコイン今では知らない人などいないくらい有名ですが、実は有名になるまでに多くの逸話を残してきました。

そんなビットコインの歴史をいくつかのポイントにまとめてお話して行きましょう!!

それがこちら!!

・謎の人物『サトシ・ナカモト』

・世界一高いピザ

コインチェック事件

この3つのポイントを中心に説明していきましょう!!

 

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グーグル検索上位の記事↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

謎の人物『サトシ・ナカモト』

さぁこのビットコイン一体そもそも何のために生まれたのでしょうか!?

時は2008年リーマンショックまで遡ります!!

いやぁリーマンショックヤバかったですね!

恐ろしいほどの不況に陥りリーマンショック世代と呼ばれる多くの就職難民を生みました。信じられないかもしれませんが、あの当時国立大学の出身者が面接100社受けて全て落ちるなんてザラだったんですよ。因みにソースは私の同級生ですwww

そんな中、記帳権を持つ中央集権が貨幣を操れることが問題視され始めました!!

まぁこれは古くから今まで続くお金の仕組みで仕方ないのですけど・・・!!

しかし、それではいけないと新たなシステムの構築を考え始めた天才がいました!

そのシステムには中央集権ではなく、P2P(Peer to Peer)』で個々の端末間で信頼を構築することでネットワーク完成する方法を利用して非中央集権型を実現することで、公平なシステムを構築しようとしたのです。

そして、それを考え2008年にインターネット上でその仕組みや基礎となるホワイトペーパーを発表した者がいました。

それがこの人、

『サトシ・ナカモト』

このサトシ・ナカモトのホワイトペーバーは話題になり、多くのエンジニアを巻き込みビットコインの基礎とそれを生み出すマイニングなどのシステムが開発されたのです。

しかし、しかしです!!

この『サトシ・ナカモト』実は現在まで誰なのか存在が分かっていない謎の人物なのです

彼はオンライン上では存在しましたが、実際にその姿を本当に見た確証のある人はいないのです。

自称サトシ・ナカモトを語る人もいましたが、証拠がありません。

そのため、一部では・・・!!

『サトシ・ナカモトはAIだ』

『サトシ・ナカモトは宇宙人だ』

なんてことを言って楽しんでいる人もいる見たいです。

まぁ真相は闇の中と言うことですなwww

 

因みにビットコインの偽造を困難にしているシステムが良く聞く『ブロックチェーンです。

このビットコインに使われているブロックチェーンは中央集権型の通貨の様に台帳を一括で管理するのではなく、全員が台帳を持っており分散して管理することで安全を担保する方法です。ブロックチェーンは多数決原理ですので51%以上のマイナー(採掘者)と言われる人達のデータを偽造する必要があります。(マイナーとは:ビットコインの取引記録をいち早く台帳に記載することでビットコインを報酬として取得している人)

この行為を『51%アタック』と言い、ビットコイン以外のマイナーコインでは、たまに発生したりしていますが、ビットコインくらいのメジャーなものになると資金的に困難とされています。

長々説明しましたが、この辺は難しいし、面白くないのでこの辺でやめときますwww

 

世界一高いピザ

現在、1ビットコインが数十万とか百万前後で取引されていますが、そんなビットコインさんもかつては全く価値がありませんでした。

理由は簡単です。

単純に『信用が無かった』ですwww

ではでは、一体どのようにすればこんなサクセスを起こすことが出来たのでしょうか!?

その分岐点になったのがこれだ!!

ビットコインピザデー』

2011年5月22日に後に世界を激震させた事件が発生しました。

それは、とあるアメリカのプログラマーが当時まだ価値が一円もないビットコインで、

『なんかショッピングしたくね!?』

と思いついてしました。

そして、彼はフォーラムで『ピザ2枚を10000BTC(ビットコイン)で俺にくれ』と呼びかけたのです!!

すると、イギリスのモノ好きが『あい!!分かった!!』とビザを10000BTCと交換したのです。

これにより、無価値のビットコインについに価値が生じてしまったのです。

そして、この偉業を成し遂げた人物がこちら

『ラズロー氏』だ!!

因みにこのピザは現在の価格(2020年4月12日AM6:03ビットバンク価格)で言うと1BTCが739000円なので7390000000円だ!!

ゼロが多すぎていくらか分からん・・・!!

恐らく約74憶円と言うことにしておこうwww

これが仮想通貨業界でよく言う!!

『世界一高いピザ』です!!

それにしても、何故ピザだったのでしょうか!?

『きっと、朝ご飯食べてなかったんですね!!』

 

コインチェック事件

この『ビットコインピザデー』以降は何だかんだあって

(ちゃんと説明しろとか突っ込まないでね!!この辺長いくなるからwww)

ビットコインは劇的に値段を上げて行きました。

その勢いは凄まじく2017年1月では十数万程度だったものが2018年に入る頃には一時期220万円を超えていたのです。

そんな、仮想通貨絶頂期にとある事件が発生します。

それだけが原因ではないですが、その事件をきっかけにビットコインは220万超えから一年で30万円代にまで値段を落としてしまします。

その事件がこちら!!

『コインチャック事件』

これはコインチェックから1月下旬に不正アクセスによりNEMネム)当時価格約580億円が流失した事件です。

この事件により、仮想通貨全体の信用は失われパニックによる投げ売りや規制強化による自由取引の阻害など多くの理由によりデジタルゴールドとまで称されたビットコインは一度地の果てまで落ちてしまったのです。

 

どうでもいい話ですが、この時に暴落に乗ろうとした私は空売りを出した予定がご発注により買ってしまい一夜で100万を失ったことはここだけの秘密でお願いしますwww

 

因みにその後も何やかんやあって、

現在、ビットコインは1BTC=70万円程度(2020年4月12日AM6:03ビットバンク価格)になっています。

しかし、ビットコイン信者の中には強気の人もいて、2020年代に最高価格を更新すると言う人もいる見たいなのです。

『ホント!ビットコイン好きなんですね!!』

 

知っておくべき大事な知識↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

おわりに

今回のお話はこれで終了ですが、

最後に一つだけ言うと、少し前に『リブラ』と言う仮想通貨をFacebookが発行しようとしていろいろ話題になっていました。

今年のダボス会議でも中央銀行のデジタル通貨の発行についての話があったと言う話も聞きます。

これらのブロックチェーン技術を使用した通貨は確実に何処かのタイミングで紙幣に代わることとなると予想されているので一応情報として知っておくのもいいかもしれません!!

これらについても!また、いつかご紹介出来たらと思っておりますので!!

もし、この話が面白いと思えば『登録』『ブクマ』『SNS共有』よろしくお願いしゃす!!

 

6:48『え~ん(涙)』

    『おやおや子供がおきだしたようだ・・・!!』

 

 

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5Gを全世界のスマホへ!!ソフトバンクが空飛ぶ携帯基地局を実現へ!!

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はじめに

今回は『空飛ぶ携帯基地局をテーマについてご紹介させて頂こうと思います。

日本の携帯各キャリアがついに2020年春から5Gのサービス開始を始めました。これらの5Gエリア情報をよく見ると分かることですが、この5Gはサービスが始まるものの実際に使えるエリアはまだ超限定的なものになるようです。

実は5Gサービスに使用している周波数帯域が今までの使用していた電波より高周波数になるので、遠くには飛ぶけど障害物に弱く実際に一つの基地局でカバー出来る範囲は狭いと言われています。そのため、サービスエリア構築にはまだまだ時間がかかるとされています。

とは言え、日本は国土も狭いうえに世界的に携帯電話の基地局数が多いと言われており、技術的にも成熟していますので5Gの普及も数年で完成すると思われますが、世界に目を向けたとき現状でもインターネットに接続できない人類は約37億人近く存在すると言われているのです。

これらの発展途上国等で携帯電話・インターネット・5Gを飛躍的に普及させる方法が存在します。それが『空飛ぶ携帯基地局なのです。

 

目次

 

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これからは6Gを知りましょう↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

空飛ぶ基地局って何だろう!?

空飛ぶ携帯基地局とは何なのでしょうか、その正体は皆さんご想像の通り空を飛ぶ無人の飛行物体(ドローン・気球)などに携帯電話の基地局装置を搭載して、地上などに存在する基地局などと連携させることにより、上空から今までの地上に存在する基地局とは比べものにならない広範囲へのサービス提供やこれまで基地局の設置が困難とされていた場所などへのサービスの提供を目指す構想です。

 

ソフトバンクが目指すもの!!『HAPS事業』とは!?

この空飛ぶ携帯基地局で世界的に最も注目を集めていると言っても過言ではないのが、ソフトバンクが目指す『HAPS事業』です。正確にはソフトバンク傘下の『HAPSモバイル』とあのGoogleの親会社でもあるAlphabet傘下の『Loon』が共同で開発や提携等を行っているHAPS事業になります。

HAPSとはHigh Altitude Platform Stationの略語の様ですが、英語が苦手な私には意味が分からなかったのでグーグル翻訳で和訳して見ると『高高度プラットホームステーション』と訳されました。これも何かちょっと微妙な和訳ですが・・・www

おそらく『凄い高いとこにある(成層圏)通信用のプラットホーム』的な意味だろうと勝手に解釈しています。

このHAPS事業によりソフトバンクのスローガンである『情報革命で人々を幸せに』を実現しようとしているのです。そして、インターネットを使用できない約37億人の人々にも平等にスマホが使える世界を目指しているに違いありません。

もちそん損得勘定なしにきっとそう考えているにちがいなのです・・・w・・・www!!

 

『HAWK30(ホーク30)』それは空飛ぶ基地局

HAPS事業の中心となっていると言っても過言ではないのが空飛ぶ携帯基地局『HAWK30』の開発です。この『HAWK30』は既に開発されており、これはグライダーの羽に太陽光発電のパネルがガッツリ敷き詰められたような形状をしており、地上20㎞の上空を110㎞/hもの速さで飛びまくり、上部の太陽光発電と内蔵した大容量リチウムイオン電池により数カ月間に渡り昼夜問わずに空を飛び続けることの出来る無人機(最近の言い方でいえばドローン)なのです。

この『HAWK30』の基地局としてのエリアカバー率は尋常ではなく、現在存在する地上基地局で最も大きくカバー出来る範囲が直径14㎞程度と言われています。普通はもっと小さいので直径数キロ程度だと思いますが、それに対して『HAWK30 』は1機で直径200kmもの範囲をカバー出来ると言うのです。

ただ、処理能力に関しては普通の基地局と変わらないという話ですので、大人数で使用するとトラフィックが多すぎて遅延が発生するかもしれませんが・・・!!

それでも、もし本当にこの範囲をカバー出来るのであれば、こいつ1機存在すれば四国くらいだったらほぼカバー出来ることになるのです!!

また、私の個人的な考えにはなりますが、この『HAWK30』と5Gなどの高周波数帯域を使用する通信は性質状(遠くに飛び障害物に弱い)割と相性が良いので、田舎などのトラフィックが低くエリアカバー範囲構築が難しいエリアや発展途上国には本当に有益なものになる気がします

因みに『HAWK30』は日本用に開発されたものではなく、日本で運用出来る予定の『HAWK50』を2025年頃に向けて開発中らしいです。

 

災害時に役に立つ

この空飛ぶ基地局の構想自体はある分野で日本や中国などで結構前から注目を集めていました。それは災害時の通信インフラ復旧と言う分野です。特に日本は自然災害が多い国として知られているように近年では中国地方で起きた豪雨災害や千葉県を襲った台風災害などが発生しています。これらの災害時には情報収集や安否確認などの観点から最近では携帯インフラが使用できることは非常に重要な意味を持つようになって来ています。

しかし、広い範囲や侵入困難になった地域等ではインフラ復旧にはどうしても時間がかかる可能性があります。そのため、国や大手各キャリアなどは空飛ぶ基地局を臨時で飛ばしインフラを回復する方法を模索して来ていたのです。そして、今それが少しではありますが形になろうとしています。

 

ソフトバンクだけじゃない!!

先に述べたように災害復旧の観点からソフトバンクだけでなく、日本の大手各キャリアは総務省等の受託研究などにより、これまでに空飛ぶ基地局を研究開発して来たようです。

auドローンやヘリコプターを使用した災害時等に使用する空飛ぶ基地局の開発をしています。また、ドコモの同じようにドローンを使用した災害時等に使用する空飛ぶ基地局を開発をしています。

因みに私は全く知りませんでしたが、以外にも京セラも空飛ぶ基地局に関係する開発とかもしてるみたいですね。

 

ドローンと言えば中国さん!!

 以前、サバクトビバッタの大量発生の話の時に少し話しましたが、近年ドローンと言えば忘れてはいけない国があります。

それは、私の大好き中国です。(中国は直ぐおもろい話くを私に提供してくれるのでマジ大好きですよwww)

中国と言えば農業用・医療用・配達用・軍事用とドローンならなんでもゴザレ状態ですから勿論、空飛ぶドローン基地局にも手を出しています。

中国の一部の地域では日本と同じように夏になると台風などの災害で携帯電話の基地局が使えなくなるなど多くの自然災害リスクを抱えており、そのような災害時に臨時に通信網を構築できるようにドローンによる空飛ぶ臨時基地局を開発しているようです。これは100mの高さから10㎞四方に通信網を構築出来るうえに数時間の飛行が可能なドローン基地局のようです。

 因みに空飛ぶ基地局にはあまり関係ないですが、中国では携帯電話の基地局の電波を利用してドローンの搭載バッテリーをワイヤレス充電するなんて研究もされているみたいです!!

サバクトビバッタが気になる方はどうぞ↓

rinsanagi.hatenablog.com

ワイヤレス充電に興味のある方はこちらをどうぞ↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

おわりに

この様に空飛ぶ基地局は各国各企業が災害復旧などの利用目的で必死にその技術開発を進めているようですが、やはり一番目を引くのはソフトバンクの計画する『HAPS事業』ですよね。正直、他キャリアの空飛ぶ基地局とは規模も違うし何より夢がある技術なので個人的にもスゲー気になるテクノロジーですが、私はここで大変気になることがあります。

それが、ソフトバンクG事態の経営状況です。

ソフトバンクGは昨年から投資に失敗しただのなんだのと結構経営状態について問題視されて一部では『倒産するのでは』などと噂する人もいました。実際には倒産するなんてことはないと私は思ってはいますが、今年令和2年になってからは追い打ちをかけるようにコロナショックに巻き込まれてソフトバンクG上場廃止一時検討』みたいなニュース等もう出回っていました。また、このHAPS事業にも関係するソフトバンクGが出資していたOneWebと言う会社が倒産したと言う話も最近出てきていました。

実際どうなのかは調べてないので現段階では私はよく知りませんが・・・!!

しかし、個人的には孫さんならきっと何とかするだろうと信じています。

 

と言うことで何だか最後はテーマとは全く関係ない話にそれてしまいましたが、今回は『空飛ぶ基地局についてご紹介をさせて頂きました。これから5Gの普及に伴い、ドンドンXRなどのコンテンツなどが出てきて面白い時代になることでしょうから、今後も新しい情報が入りましたらご紹介と共有を皆様とできたらと思いますので今後とも御贔屓に宜しくお願いします

 

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失敗しない投資の始め方と流れ【世界経済崩壊の今からでも問題ない】

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動画バージョン↓↓

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はじめに

『資産運用をするべき』『FXって儲かるらしい』『仮想通貨っで凄く儲けた人いる見たい』などと話を聞くと自分も投資・トレード・資産運用をしてみようかなと思う人は少なくないと思います。しかし、実際にやり始める方は何人いるのでしょうか!?

日本人は、お金の勉強を一切教わらずに大人になるために、投資・トレード・資産運用などはリスクが大きいと思ってしまい。どうしても行動を取りにくいみたいです。

そんなあなたに実際に投資・トレード・資産運用を始めるための壁を少しでも減らして頂き失敗をしないようにするためにリアルサラリーマン投資家の私と一緒に勉強をして行けたらと思い。

試験的に今回の企画をやって行こうと思います。もし、少しでも役に立ったと思う方は是非コメント等を頂けたら継続してやっていくと思います。

 

注意:投資・トレード・資産運用等には必ずリスクが伴います。これらの運用についてはリスクをしっかり勉強して自己責任で行ってください。

 

投資の種類の選び方

一概に投資と言ってもいろんな種類や商品があります。

投資信託

不動産投信

・株

・FX

上記のようなものが一般的ですが、他にも『先物取引』『OP取引』『CFD取引』『仮想通貨』などなどいろんなものがあります。しかし、私が最初にサラリーマン・OLが始めるのにおすすめするのは一択で『株』です。(正確にはETF(上場投資信託)を含む)

 

株がおすすめの理由

株がおすすめな理由は確定申告をしなくてもよいやり方が存在するからです。株を取引きするには取引用に口座を用意する必要がありますが、この際に『特定口座(源泉徴収あり)』を選択するとサラリーマン・OLが最も苦手と言ってもいい確定申告をしなくても税金が証券会社が代わりに収めてくれるようにできます。確定申告が不要にすることが出来るのです。(因みに私も確定申告苦手ですwww)

 

株取引を始めるまでの簡単な流れ

それでは株取引を開始するまでの簡単な流れを紹介します。

①証券会社を決める

取引のための口座を作る証券会社を決める必要があります。この証券会社にもいろいろありまうが、正直考える必要もなく『楽天証券』『SBI証券』のどちらか2択で構わないと思います。この2つはチャートソフトも見やすいし何より大手なので初心者でも安心感があると思います

②口座開口

証券会社を選んだら口座開口を申し込んで口座を開口させましょう。証券会社により掛かる日数はまちまちですが1週間~2週間くらいは掛かると思っていたら間違いないと思います。

③口座へ入金

開口した自分の証券口座にお金を入金しましょう。

 

④取引開始

銘柄を選んで取引開始

 

超ザックリですがこんな感じでしょうか!!

 

世界経済崩壊しそうな今から始めても大丈夫!?

今回、お伝えしたい本題はここからです。投資(株)を始めてみたいと思っても新型コロナウイルスの影響とうで日経平均株価等が暴落している今初めても大丈夫かと不安に思っている方は少なくないと思います。

そこで、私は声高々にはっきりと言います。

『全く問題ありません』

何故なら初心者が株を始めた場合は景気が良かろうと悪かろうと9割の方が負けて損をするからです。

『じゃあ!!株なんかしない方がいいじゃん』と思うかもしれませんが、今後、日本経済がどうなるか分からないうえに年金もまともに貰えるかわからない私たちの世代は少しでもお金を増やす方法を学んでおく必要性があるんです。

 

オススメ記事↓

rinsanagi.hatenablog.com

投資初心者が最初にやるべきこと

そうは言ってもやみくもに資産を減らすのは勿体ありませんので、投資を始めるときは正しく始める必要があると思います。

そのため、ここからは私の経験上、投資初心者が1年目にやるべきと個人的に思うことをお教えして行こうと思います

①超有名銘柄を買う

誰でも知っているような東証1部上場の銘柄で自分も知っているような銘柄を買いましょう。出来れば優待とか配当利回りが良いものだと楽しみが増えます。

②お金を捨てた気で購入

①で選んで銘柄を購入する際は購入代金は捨てた気で購入してください。例え、倒産して株価が0円になってもよい気持ちで買うことが心のゆとりを保つのに大切です。

③買った銘柄の値動きチャートを見る

興味のある銘柄を買うことで値動き等も自然に気になると思いますので、一日一度は買った銘柄の値動きとチャートを見るようにしましょう。そうすることで、次第に株に興味を持つようになり自然と他の銘柄の値動きや日経平均株価なども気になる様になると思います。

④買った銘柄を絶対に売らない

この最初に買った銘柄はお墓まで持って行く気持ちで売らないようにします。(ある程度株について勉強し終わるまで)そうすることで無駄な取引を無くして勉強が出来ます。

⑤最低一年は他に取引しない

この銘柄を保有している機関に株の基礎を勉強します。個人的な意見ではファンダメンタルズよりチャートを勉強することをおすすめします。(この辺については知りたい人がおられましたらまた別途一緒に学べたらと思っています)一日10時間半年勉強したとかよっぽど株についてハマって勉強していない限り、サラリーマン・OLならせいぜい一日3時間勉強くらいでしょうから1年間は別の取引をしないようにすることが資産を無駄にしない方法です。

 

このような手順を取ることである程度勉強した状態で取引を出来るようになりますので、素人取引をして資産をドブ捨てるようなことは無くなると思います。

しかし、最低でも3年くらいしっかり勉強しないと実際には勝てるようにはならないと思いますので、1年勉強したからと言って気を抜かず日々勉強は必要と思います。

この様に、実際にがっつり投資を始めるには3年程度の下積みが私の経験上必要と思いますので今から世界経済が崩壊しようがあなたが実際に取引を本格的に始めることにはある程度落ち着いている可能性が高いかもしれませんね。

 

おわりに

失敗しない投資の始め方はこんな感じです。実際の勉強方法等は本を読んだり(これはある程度成長すると余り効果はないかも)周りの人に儲けている人がいれば教えをこうのもありだと思います。もし、今回の試験的なこの企画にコメント等頂ければ私の知る限りの勉強法を共有させて頂くのもありかと思います。

 

それではお付き合いいただきありがとうございました

 

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トヨタの本気を世界に近未来都市現る!!

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はじめに

近年、中国の急速な発展やアメリカのGAFA(ガーファ)と中国のBATH(バース)などの躍進により、かつては栄光を欲しいがままにした日本企業は世界的に見る影もなくなりつつあります。しかし、そんな中で世界にその存在感を示し続ける日本企業の代表『トヨタ』が実は世界に先駆けて凄いことをしようとしているのです。それが、『自動運転実験都市構想』です。

今回は、この『トヨタの実験都市』をテーマでお送りしていきます。

 

目次

 

コネクティッド・シティ全貌

トヨタのコネクティッドシティとは

IoT技術などの技術を駆使して、人・モノ・サービス・移動などありとあらゆるモノが繋がるコネクティッド・シティをトヨタは実験的に構築しようとしています。その名も『Woven City』(ウーブンシティ)です。2020年に廃工場となる東富士工場の跡地にこの都市は建設予定で、この都市では最新鋭のロボティクス技術やAI技術そしてトヨタの大本命である人が暮らす街での完全自動運転技術等を都市内で素早く展開させることにより、これから先のに必要となるようなサービス・技術・モノを研究・開発・実証していくことで新たなビジネスや技術を生み出そうという計画です。

実験都市の道路

この都市には3種類の道路が配備されるようで、

1、ある程度速度のある車両(e-Paletteなど)が走る道

(完全自動走行車等も走行する)

2、一般の歩行者や遅い乗り物などが走行する道

(イメージでは歩行者・自転車などとおそらくセグウェイのような新規の低速のモビリティ)

3、歩行者専用の道

このように道路を分けて車両道路は植樹帯を設けることで人や低速のモビリティとの区分けをすることにより、完全自動運転を行い安く交通事故が起きないように工夫されており、これらの道を網の目のように張り巡らすことから『Woven City』(ウーブンシティ)という名前が付いているそうです。

都市の規模

都市の規模は敷地約0.72平方Km程度の広さで初回は2000人程度の関係者が住む規模の都市として開始して、徐々に人を増やしていく計画のようですので、もしかしたら私たちにもこの近未来の都市に移住するなんてことも可能!?になったりするかもしれませんね。

 

e-Paletteの世界観

この『Woven City』では完全自動運転車として東京オリンピックパラリンピック等でも注目を集めている。カメラやLiDARなどの各種センサーが搭載されたe-Paletteが走行するようになっており、このe-Paletteは走行のみにとどまらず、移動販売所・屋台などの出店、移動式の仕事場などユニットのバリエーションで多くのことに対応していくようです。

『Woven City』では週末などになると広場に屋台などに改造されたe-Paletteが集まり、イベントなども開かれるのかもしれません。

 

自動運転てについてはこちらをご覧ください↓↓

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忘れちゃいけないi-ROAD

トヨタはきっとこの『Woven City』で『Ha:mo(ハーモ)』というスマートで継ぎ目のないような個人の乗り物と公共機関を融合させた交通システムの実証をすると考えられます。そこに私が本気で一時期欲しいと思っていたトヨタの乗り物でi-ROADと言う車と原付の中間のような乗り物があるのですが、このようなパーソナルな乗り物とe-Paletteの融合を行うのではないでしょうか!!

 

近未来スマートシティ

このような乗り物の実験以外にも都市の地下では燃料電池発電や物資運搬システムなどのインフラ設備を設置して、更に建物の屋上では太陽光発電を取り付け、建造物自体も環境に配慮した資材で建設するなど正に近未来都市です。

他にもドローによる宅配やMR(複合現実)やBMIハウスなどの実験等も是非実施して世界がビックリするような近未来都市をトヨタには作って頂きたいものです。

 

BMIに興味がある方はこちら↓↓

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おわりに

このようにトヨタのような近未来を視野に入れて躍進を遂げようとする日本企業は他にもあります。

例えばソニーなどは、世間で『5G元年』と騒ぐ中で、既にNTTや米インテルと手を結び『6G』の研究開発を始めようとしているだけでなく、みんな大好き『SAO』の世界観をその技術で再現するようなイベントをしたりと常に人々のニーズ合う未来を想定しているようです。

こうして見ると日本企業もまだまだ捨てたものではありませんね。

私も米国株ばかりでなく日本株も買わなきゃダメですかねwww

今回は世界を驚愕させる『トヨタの実験都市』についてご紹介しました。

お付き合いいただきありがとうございました。

 

6Gについてはこちら↓↓

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自動運転に必要な技術はLiDARとAIである!!

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はじめに

近年テクノジーの進化により、SFの世界の話と思われた自動運転の実現にドンドン近づいて来ています。2019年には日産より『プロパイロット2.0』と言う、自動運転レベル2.5と言っても過言ではない運転支援システムの搭載されたスカイラインが登場して話題を集めました。

躍進を遂げる自動運転の技術ですが、レベル4以上の本当の意味での自動運転を実現するには今後どのような技術の発展が必要なのでしょうか!?

今回は『自動運電に必要な技術』について考察をして行こうと思います。

 

目次

 

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自動運転にレベル4以上にいる技術!?

自動運転と言ってもその性能は段階に応じて0~5レベルの6種類に分かれていますが、私たちが想像する『寝ていても走行してくれる』ような完全自動運転となるとレベル4(一定エリアでの完全自動運転)とレベル5(完全自動運転)の上位2つになります。

レベル4以上の自動運転を実現させるためには、GPS、ミリ波センサ、カメラ、加速度センサ、LiDAR(ライダー)などの技術革新が必要となると言われています。完全自動運転を実現するために重要とされているのが、AI(汎用性AI)とLiDAR(ライダー)の技術です。

 

自動運連のレベルが気になる方はどうぞ↓

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LiDARとは

『LiDARって何なんだろう』と思う人は多いと思います。実を隠そう私も自動運転について調べていて初めてLiDARと言う言葉を知りましたwww

LiDARとは、簡単に言うと光レーダーによる距離測定センサみたいなものです。光レーダーを照射してその散乱や反射をセンサで測定することにより周囲の対象物との距離や形を判断できるセンサになります。その性能は非常に高いとされています。

このLiDARは自動運転以外にも地形把握や大気観測など多くの分野で使用されているセンサになります。

実はこのLiDARは自動運転に使うには大きな問題が1つあります。そらが『値段』なのです。LiDARの値段はピンキリと言われていますが、自動運転に使用するようなセンサは高度な性能を求められるので、どうしても上位クラスのセンサが必要になります。そのため自動運転で使用するLiDARは数百万クラスのものになり、実用的とは言い難い値段になっているのです。

 

汎用性AIとは

自動運転に必要なものは実はセンサだけではありません。センサは人間の部位で例えるなら目や耳などの五感に近いものになりますが、いくら五感が優れていもそれを理解する頭脳がないとなんの意味もありません。そのため、完全自動運転を目指すうえで重要になるのがこの頭脳の代わりになるAIの存在です。AIにも大きく分けて2つ種類があります。(超AI等もあるので実際にはもう少し種類はあるがここでは無視する)

・特化型AI(弱いAI)

・汎用性AI(強いAI)

その内、完全自動運転に必要と考えられるのは汎用性AIになります。初期の段階では特化型AIでも良いかと思いますが、レベル5の完全自動運転となると一般道を自動運転しないといけなくなります。そうなると人間と同じかそれ以上の判断が出来ないとどうしても事故を起こしてしまう可能性が出てくるからです。

 

LiDAR派とAI派

自動運転を目指す中で世界の全体的な流れはLiDARを重視した研究開発が大多数なのに対して、これに異議を唱え、LiDAR以外のセンサを発展させることで自動運転を目指す方が現実的であるとしている会社があります。それが『テスラ社』であり、みんな大好きイーロンマスク氏です。

イーロンマスク氏に言わせればLiDARは値段が高すぎる関係等もあり実現的ではなにので、既存のGPS、ミリ波センサ、加速度センサなどのセンサ群と合わせて特にカメラ性能の向上そして高度に運転学習したニューラルネットワーク(AI)を搭載する方が現実的であるとして開発研究を進めているようです。

おわりに

これらの技術は今だ研究開発途中にあり、今後の更なる躍進が期待される分野にないります。LiDARは今後性能アップと低コスト化が求められる事となるでしょうし、AI(汎用性)については自動運転以外にもあらゆる分野、例えばAR/VRなどの近未来ゲームなどやフルダイブなんかにもAIの発展は欠かせませんので目の離せない技術分野になります。

いずれにしても、日本政府の予定では2025年の大阪万博に合わせてレベル4クラスの自動運転を目指して行きたい方針でしょうから、今後、自動運転技術からは目が離せない日々が続きそうですね。

何か面白い進展がありましたら、またご紹介出来たらと思っております。

今回は『自動運転に必要な技術』をテーマにご紹介させて頂きました。お付き合い頂きありがとうございます。

また、見てねバイバイ!!

 

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自動運転レベル3を市場投入するのは日産それともトヨタどちらが先!?

はじめに

先日、家族でいちご狩りに行った時に高速で眠たくなりマジで事故を仕掛けました際に『自動運転車を早く出して!』と心から思いましたので、今回は『自動運転』をテーマにご紹介していこうと思います。

近年、自動車の操作ミスにより多くの事故が発生しています。自動車事故の原因の実に9割以上がドライバーに起因する原因とされており、最近、特に多いのが高齢者の方が自動車のアクセルとブレーキを踏み間違えたり、逆走するなど完全に暴走をして国の宝である子供を巻き込む事故が多発しています。また、話題の煽り運転など高齢者以外にもかなり危険な運転をする方は多くて社会的問題になって来ています。

このような観点からも非常に必要性が増しているのが運転支援システムなどの自動運転技術です。

 

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目次

 

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自動運転とレベル

自動運転と聞いて全く分からないと言う方は最近ではほとんどおられないと思いますが、一概に自動運転技術と言っても実は自動運転にはその段階に応じて0~5レベルの6段階のレベルが設定されていることをご存じでない方は多いと思います。

実際、私自身も今回調べて初めて知りまた(笑)

レベル0(アシストなし)

特にアシストが付いておらず自分自身で運転する車であり、従来から存在する昔ながらの普通の車になります。

レベル1(運転アシスト)

自動ブレーキ、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、LKAS(車線維持支援システム)などの運転をアシストするシステムが組み込まれた車になります。最近では新車で車を買うと大体なにかしらのアシストシステムは標準で付いていますので結構普及し始めている部分になります。

レベル2(特定条件下での自動運転)

レベル1のアシスト機能を複数同時に運用できるようなシステムであり、高速道路などの特定の条件下で運転手をしっかりアシストしてくれる車です。車線からはみ出さないように支援しながら前方車両に衝突しないように制御してくれたりすのでかなり便利さを実感できるレベルがこのレベル2です。因みにこのレベルの上位クラスになると高速道路等で車の追い越しなどもアシストしてくれるようになります。

レベル3(条件付き自動運転)

このレベルまで来ると車が運転をアシストするのではなく、人が車をアシストすると言っても過言ではないかもしれません。高速道路などの一定の場所でシステムが人の代わりに完全に運転を代行してくれるようになり、システムがドライバーに運転を要求したときのみドライバーは運転に対応する必要があります。

レベル4(一定エリアでの完全自動運転)

高速道路などの限られたエリア内での完全自動運転を実現できるレベルです。レベル4の車であればもはや高速道路であれば、『寝てもヨシ』『ラーメン食ってヨシ』『漫画読んでもヨシ』になります。(ただ、なんか酔いそうですよねwww)

個人的予想ですが、このレベルが完成し始めるとレベル4の車のみ侵入可能なエリアとか出てきそうなの気がしますので、車好きで『レベル0の車じゃなきゃ車じゃない』と思っている方とかは息が詰まりそうな世界になるかもしれませんね(苦笑)

レベル5(自動運転の完全体)

パーフェクト自動運転がこのレベル5です。ここまでくるともはやエリアすら関係なく全ての道でパーフェクトな運転をシステムが代行してくれます。法整備によっては車を運転するのに免許がいらない時代も来るかもしれません。(ただ、これに関しては諸説あり免許ないとダメな可能性も高いです)

 

日産のプロパイロット2.0はレベル2.5

2019年の年末にCMを見ていて私はとても驚きました。それが日産のスカイライン矢沢永吉が高速道路上で手放しで運転をしているCMでした。

これに驚いた私はこの『プロパイロット2.0』について調べてみたのですが、高速道路に乗るとハンズフリー機能が使えるようになって、前に遅い車がいると車側から『追い越しますか』と聞いてきてハンドルを持ちボタンをポチっと押すだけで勝手に追い越しが出来たりするようです。しかし、このプロパイロット2.0では運転手は不測の事態等に備えて常に直ぐ運転が出来る状態でいる必要性があるようで、居眠り等をすると警告が出るようですので、私のように常に居眠りしてる人だと無限に警告が出続けるかもしれません(笑)

 

日本メーカーの現状

それでは日本のメーカーの自動運転技術はどこまで進んでいるのでしょうか。先に述べたように日産ではレベル2.5と言える『プロパイロット2.0』の車が既に開発されており、更に日産は英国でリーフを使った自動運転試験を行い約370kmの完全自動運転を実施しており、レベル3に向けた試みが進んでいると思われます。

次にトヨタはどうなのでしょうか、実はトヨタはレベル3を飛び越えてレベル4への挑戦を既に始めています。TRI-P4というレクサスLGを元に作られた自動運転実験車でレベル4の実験を行ったりしているようです。また、トヨタレベルで先を見据えている会社は既に『Woven City(ウーブン・シティ)』という自動運転都市(コネクティッド・シティ)を実験都市として静岡県に建設する構想を持っているようです。

トヨタさん流石です!!』

因みに実はトヨタのようにレベル3を飛び越えてレベル4を目指して研究開発を実施している会社は他にもあるみたいで、理由としてはレベル3は自動運転と手動運転の狭間にあるからではないかと思われます。個人的意見ですがレベル3では事故した時の責任分界点が曖昧になるために法整備とかが難しくなりそうな気がします。

 

完全な自動運転に必要な鍵

この先に完全自動運転ともいえるレベル5の自動運転を達成するために必要なカギとなるものは何なのでしょうか。

そのカギは『汎用性AI』と『センサ』だと私は思います。

レベル4のように一定地域のみでの自動運転なら単一的な運転で自動運転が可能となる可能性が高いため『特化型AI』とその五感となる『センサー(GPS、電波探知、LIDAR(ライダー)、カメラ)』が発達する事で可能になると想像が出来ます。しかし、条件付きではない完全自動運転の場合、自動運転車と手動運転車が一緒に走る事になるうえに歩行者の飛び出しなどいろいろな判断を即時に行う必要性があります。つまり、AIに人間と同じレベルの判断能力と対応能力が必要となって来るのです。そうなると『特化型AI』では対応するのは難しく『汎用性AI』が必須となると考えられます。

余談ですが、『汎用性AI』を車一台に一個搭載すると恐らく莫大な車体価格になってしまうと考えられますので、AIはクラウドに1台設置するだけで良いというような状態にする必要性があると思われますので車体を5Gを用いることでストリーミング端末化することにより、車自体には通信装置と限られた処理用コンピュータを搭載するだけで、あとはクラウドにて高度処理やAIが判断を行うことが出来るようにするのがベストだと私は考えています。

 

AIに興味がある方にオススメです↓↓

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まとめ

以前から話題になっている近未来技術である自動運転には、

  • レベル0(アシストなし)
  • レベル1(運転アシスト)
  • レベル2(特定条件下での自動運転)
  • レベル3(条件付き自動運転)
  • レベル4(一定エリアでの完全自動運転)
  • レベル5(自動運転の完全体)

0~5レベルの段階に合わせたレベルが存在しています。

現在、多くの車がレベル1以上の車になって来ており、CMなどで有名になった日産の『プロパイロット2.0』などは2.5レベルとも言えるほど、かなり高度な自動運転車も最近では出現し始めています。その他にも日産ではリーフを用いた完全自動走行を英国で約370km実施したり、トヨタではレベル4を目指した実験や自動運転都市の建設構想なども進んでいます。そして、近い未来には高度なセンサーや汎用性AIの躍進によりレベル5の完全自動運転が実現するかもしれません。

 

おわりに(ひとりごと)

今回は自動運転について少し調べましたので皆さんにご紹介と共有をさせて頂きました。個人的にはリアルで運転する事が多くて、多い時だと週に1000㎞くらい運転する事もあるので出来れば自動運転の時代は早く来て貰いたいものです。正直、高速道路だけでもいいのでせめてレベル4を『はよ!!私にプリーズ』って感じですかねwww

全く関係無い話ですが、先日レイカーツワイルさんの本を久しぶりに読もうと引っ張り出してたら、凄い自分の勘違いに気付いてしまいました。

技術的特異点『シンギュラリティ』てものがあるんですが、私はシンギャラリティだとずっと思ってたんですよね(苦笑)

しかも、もう数年間以上勘違いしてましたwww

ブログでも動画でもシンギャラリティって言いまくってまいたwww

マジで恥ずかしいです↓↓

今後、言う時は気を付けないといけないですね!!

と言うことでひとりごとでした。

はい、今回もお付き合い頂きありがとうございました。

また、よろしく願います。

 

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汎用性AI・フルダイブに必須の研究!!『全脳シミュレーション』とは

はじめに

近年では人工知能(AI)という言葉は世間一般的に理解されるようになりました。AIにはいくつか種類がありますが、人と同じレベルで思考及び判断が出来るAIのことを汎用性AIと言います。この汎用性AIを開発する上で重要なカギになるかもしれないのが全脳シミュレーションです。

そして、この全脳シミュレーション研究の先に開発が可能となるかもしれないのがフルダイブです。今回はこの『全脳シミュレーション』をテーマにご紹介をさせて頂きます。

 

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目次

 全脳シミュレーションとは

全脳シミュレーションとは人間の約860億個とも言われるニューロンとそれを繋ぐ無数のシナプスの働き等をコンピュータを用いて完全にシミュレーションする事を言います。この全脳シミュレーションはアルツハイマー病・パーキンソン病などの脳疾病の治療にも役立つのではないかと以前から研究が続いている分野です。冒頭で述べたように最近では汎用性AI開発やフルダイブ開発の重要なカギになる可能性も出てきており、注目を集めている研究になります。

 

フルダイブに興味がある方はこちら↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

全脳シミュレーションの現状

この全脳シミュレーションはかなり難易度の高い研究ですが、近年ではドンドン進歩している分野になります。

・17億個のシミュレーション成功(2013年7月)

2013年7月に日本のスパコン『京』の全システムを使用し、日本とドイツの共同チームで17億3000万個の神経細胞とそれを繋ぐ10兆4000億個のシナプスで形成される神経回路のシミュレーションに成功しています。

これは単純に考えればマーモセット(神経細胞数:約6億個)やヨザル(神経細胞:約14億個)などの小型ザルの全脳容量のシミュレーションに成功したことになります。しかし、生物学的に1秒で出来る計算をこの実験では約40分もかかっているそうなので、あまり実用的とは言えないかもしれません。

 

余談

因みにマーモセットというサルを気になって画像を検索したら超可愛い画像が出てきました。種類にもよるんでしょうが指に纏わり付く姿はめちゃくちゃ憂いやつです。ついでにヨザルも検索したのですがこいつは目がデカすぎて私の好みではなかったです。

 

・新アルゴリズム開発成功(2018年3月)

全脳シミュレーションに用いる特殊なアルゴリズム理研が2018年3月に開発に成功したみたいです。この新アルゴリズムを用いれば、今までのスパコン生物学的に1秒間分の神経回路シミュレーションを行った際の時間を約5分の1程度に短縮出来るそうです。(この時の検証では28.5分かかっていたものが5.2分で可能になった)

 

現時点では困難

実際の話、現時点での脳シミュレーションは飛躍的進歩を遂げてはいますが、先に紹介したようにその神経回路のシミュレーションは脳の極一部をシミュレーション出来るに留まり、しかも計算に物理時間の何倍も必要とされており、現状のスパコンなどでは演算能力が足りずに全脳シミュレーションを行うのは難しいと言うのが事実のようです。

 

量子コンピューターの可能性

最新鋭のスパコンですら不可能な全脳シミュレーションですが、これを実現する方法はないのでしょうか。

これには幾つか方法があるとは思いますが、私個人の考えでは量子コンピューターを使用する方法が一番テクノロジー好きとしては心が躍るのではないでしょうか。

この量子コンピューターを使えば従来のスパコンとは比べ物にならないくらいの演算が可能と考えられており、2019年に発表されたGoogleの研究チームの発表によると従来のスパコンが約1万年かかる計算をたったの数分で解いてしまったと言います。もし、この演算能力を脳シミュレーションに使用した場合、全脳シミュレーションや解析が可能になるのではないでしょうか。

しかし、この量子コンピューターが実用レベルに達するにはまだ数十年かかるとも言われています。

まとめ

現在話題のAI開発やフルダイブ技術の重要なカギになるかもしれない、全脳シミュレーションですが、これは人間の脳機能を機械的にコンピュータを使用して再現しようと言う技術です。現在この分野の研究は飛躍的進化を遂げており、一定の脳シミュレーションに成功したり、新たなアルゴリズムなどの開発に成功してきていますが、現状のスパコンの演算能力での全脳シミュレーションは困難を極めているのも事実です。

しかし、スパコンの演算能力を遥かに超える量子コンピューターが開発されればこれらのシミュレーションも容易に可能となり、私たち人類に汎用性AIや夢のフルダイブ技術を数十年の内に齎してくれるのかもしれない

 

フルダイブに興味がある方はこちら↓↓

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おわりに

今回は全脳シミュレーションについてでした。

この研究が進めが五感の再現や脳と機械のリンク・フィルタリングなどフルダイブ技術の開発が飛躍的に進むと私は考えているので今一番注目している研究の一つと言っても過言ではありません。

人類が一歩一歩夢のフルダイブに近づいて行く現在は本当に私にとっては天国に歩んで行っているような気分ですねwww 

と言うことで、今回もお付き合いいただきありがとうございました。

 

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SAOに登場したAR/MRの究極体『オーグマー』は2026年に実現可能か!?

はじめに

2020年4月にソードアート・オンライン・アリシゼーション War of Underworld2ndクールが始まるのを心待ちにしている方は多いと思います。

私もその一人です。

2ndクールが始まるまでの暇つぶしに、このSAO作品の中で雄一フルダイブ技術でない作品の映画オーディナルスケールの作中に登場したAR端末『オーグマー(Auguma)』は2026年に本当に実現できるのかを考察してみようと思います。 

 

 

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目次

 

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AR/MRとオーグマーとは

オーグマーはSAO世界では2026年に登場するAR型情報端末であり、AR世界(現実にCGなどを重ねて表現する技術)を最大限に楽しめる技術端末です。この作中ではAR端末として紹介されていますが、実際にはAR(拡張現実)を更に進化させVR(仮想現実)に近づけたMR(複合現実)端末と考えられます。

映画『オーディナルスケール』ではこのオーグマーを装着してARMMO RPGであるオーディナルスケール(OS)を楽しんでいますが実際にこの作品のようなことは現実可能なのでしょうか!?

 

フルダイブ技術についてはこちらをどうぞ↓↓

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実現条件とその困難性及び可能性

ここからは、オーグマーやそれを用いた作中のようなARMMO RPGを実現させるために必要な条件とその困難性及び可能性を考察して行きます。

・視覚とAR/MR

オーグマーには目の下まで伸びたノズルのようなものがあります。私はこれは網膜投影をするためのものだと思っていました。しかし、どうも視線検知デバイスなるものらしく、このオーグマーは映像を投影して映し出すタイプではなくフルダイブ技術のようにBMIなどの技術を使用して脳と直接リンクすることにより映し出すデバイスのようです。

このBMIによる直接リンクは現在研究が進んでいる分野ではありますが、脳に直接映像を映し出すような高度なレベルには達していません。しかも、このオーグマーのように現実の視野に仮想の映像を重ねて表示することなど全く持って現技術では不可能です。

そのため、もしこのようなAR/MRを作り出そうとするのであれば現状の技術では網膜投影にて投影することが最も有効的なのではないでしょうか。

 

BMI(ブレインマシンインターフェイス)の基本知識はこちらをどうぞ↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

 

網膜投影についての基本知識はこちらをどうぞ↓↓

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・聴覚とAR/MR

オーグマーにはイヤホン等の聴覚デバイスが付いていないのに臨場感あふれるサウンドが流れていますが、これも基本的にはBMI技術が使われているものと考えられます。BMIにおける聴覚実験は既に行われ始めており、近未来では完成する可能性が十分に考えられます。また、BMIを用いなくても近年では骨伝導によるイヤホン等があるのでこれを用いることでオーグマーに類似するデバイスを作る事が可能と想定できます。

因みにこの骨伝導イヤホンとオーグマーの形状は少し似ているのが個人的には少しそそるポイントですwww

・AR/MRでの衝撃

私の周りのSAO好きでよく話題になるのが、作中のキリトとエイジの戦闘シーンです。この戦闘シーンでは映像でしかない武器と武器が衝突した際の衝撃が描かれていました。

『これはAR/MRではあり得ないだろ』

などの討論をよくするのですが、この辺も非侵襲式BMIでのフルダイブ技術が完成した後の世界観で設定されているのであればBMI技術の応用でワンチャン可能なのではと思います。しかし、勿論このような高度なBMI技術は現状や数年先では流石に困難と考えざる負えませんが、可能性としてはパワードスーツを用いて肉体を拘束すると言う方法であれば近未来では可能かもしれません。このパワードスーツについては後で別途考察してみようと思います。

・電池

オーグマーの設定では電池はマグネシウムイオン電池で18500mAh(ミリアンペア時)の大容量電池でワイヤレス充電可能との設定だったと思いますが、最近のスマホの大容量電池が5000mAhとかですので普通に凄い容量の電池です。しかし、この部分は現実的に言えば次世代電池として話題の全個体電池と近未来技術である空間充電(ワイヤレス)等で簡単に再現は可能になって来ると思います。寧ろ空間充電を町中で出来るようになればこの作中の設定を超えて無限に充電不要なデバイスの完成も夢ではありません。

 

空間充電に興味がある方はこちらを↓↓

rinsanagi.hatenablog.com

・通信トラフィック

作中ではゲームに用いる通信トラフィックの緩和目的でドローンを専用通信基地局として用いていましたが、これは既にソフトバンク等は研究を始めており、2023年頃には空飛ぶ基地局の量産化やサービス開始を目指すと言うニュースが少し前に報道されて話題を集めていました。そして、5Gや6Gが日本中に完璧に張り巡らされた場合にこのぐらいのゲームに対応するトラフィックは処理出来るようになると予想できます。

・強化スーツ(パワードスーツ)

エイジの超人的な稼働能力を可能とするのがパワードスーツです。これは特に説明しなくても皆さんご存じでしょうが、このパワードスーツは現在軍事用などに使用するためドンドン技術が進歩しており、エイジが使用しているものほど小型でスタイリッシュではありませんが、かなり小型化も進んで来ています。昨今の世界的戦争リスク等から考えてもこの技術は更に加速的に進歩する可能性が高く近い将来ガンツのスーツみたいなものが出来てしまうかもしれませんねwww

2026年頃に実現可能!?

ここまで、オーグマーの技術的な困難性や可能性を述べてきましたが、実際2026年頃にこのSAOに出てくるオーグマーのようなデバイスは開発できるのでしょうか!?

結論から言うと全く同じものは不可能ですが、類似デバイスが開発される可能性は高いと考えられます。

根本的にこのオーグマーはフルダイブしないフルダイブ技術として作中では描かれていると思いますので、現状ではこのレベルのBMI技術を完成さえるのは不可能と考えるのが妥当と思います。フルダイブ技術は2030~2035年頃に完成すると言う意見が現状最も有名な説です。

しかし、類似デバイスであれば可能性はグッと上がります。先にも述べてきましたが、

  • 視覚:網膜投影
  • 聴覚:BMIもしくは骨伝導
  • 衝撃:パワードスーツの応用
  • 電池:空間充電
  • 通信トラフィック:空飛ぶ基地局
  • パワードスーツ:開発が飛躍的に進んでいる

こらの技術を集めることで、類似AR/MRデバイスは2026年頃なら十分完成可能ではないかと思います。また、上記の条件以外にもデバイスの小型化問題等もありますが、これもストリーミングデバイスにすれば可能と考えられますので問題ないと思います。

 

まとめ

オーグマーそれはSAO作品に登場した。AR/MRの究極体と言えるものです。

このデバイスを用いれば『オーディナルスケール』のようなARMMO RPGを楽しめると言う、現在の20~30代に多いSAO世代の夢を実現出来るデバイスです。このオーグマーに使用される技術は基本的に非侵襲BMI技術を用いたフルダイブ技術です。そのため、現状の技術力ではあと数年でこのデバイスを完成させることは困難ではありますが、類似デバイスであれば現状の技術力と技術の発展速度を考慮した場合、2026年頃には完成出来る可能性は十分にあり、今日の飛躍的な技術進歩により私たちSAO世代の人間をARMMO RPG世界に連れ込んでくれることでしょう。

おわりに

今回は私の知識を元にオーグマーについて考察をしてみました。『もっといい方法がある』と言う意見の方もいるかもしれないし『絶対無理だろう』と言う意見の方もおられると思います。私の知識は完璧ではありません。何処かの誰かさんの言葉を借りれば『何でもは知らないわよ、知っていることだけ』ですので、そういった方は是非コメントをください。その様な議論をしたくて私はブログやYoutubeをやっているので大歓迎です。

それでは今回も見て頂いてありがとう御座いました。

シーユー!!

 

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【フルダイブ技術】SAOのナーヴギアは実現可能か!?

はじめに

『ナーヴギア』それは言わずと知れたSAOの中でフルダイブを可能とする。夢のVRバイスですが、視聴者の中にはこのように思っている人もいたのではないでしょうか!?

『あんなヘルメットで仮想世界に行けるとか無理でしょう』と…!!

実際にはヘルメットじゃなくてHMD(ヘッドマウントディスプレイ)なのですが、それは置いておくとして、確かに若かりし頃にSAOを見た私も実際そのように感じたりはしました。そんな、若かりし無知な自分に送るために今回は『ナーヴギアは実現可能か!?』と言うテーマで考察を繰り広げて行きたいと思います。

 

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目次

 

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ナーヴギアに使用される技術

『ナーヴギアが実現可能か』を考えるうえで、そもそもモデルになっている技術があるのかを知っておく必要があります。これについては、ズバリ結論から言うと存在します。

それはBMI(ブレインマシンインターフェイスもしくはBCI(ブレインコンピュータインターフェイスと言う技術です。

BMIと言っても肥満指数のBMIじゃありませんからね。

これは医療分野AR/VRの操作技術として注目を集めて研究・開発が進められているものです。簡単に言うと脳と機械を接続する技術です。最近ではやりすぎ都市伝説などで紹介されて少しずづではありますが、世間一般に知られるようになって来た技術の一つです。

この技術は大きく分けて2種類の方法があり、

①侵襲式BMI

脳に直接機械を埋め込む方法

②非侵襲式BMI

頭・首などの頭皮の上から脳波を検知する方法

 

因みにナーヴギアは頭にヘルメットのように被るタイプですので非侵襲式BMIでフルダイブを可能とする技術に分類されます。

 

ブレインコンピュータインターフェイスに興味がある方はこちら↓↓

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非侵襲式BMIの現実

『ナーヴギアが非侵襲式BMIなのは分かった』

『じゃ!!その非侵襲式BMIで今何が出来るんだ!?』

という話になりますが、実は非侵襲式BMIは既に実験段階ではありますが、いろいろなことが出来るようになって来ています。その一例をご紹介します。

医療分野での使用

医療分野での非侵襲式BMIの利用として有名なのが、義手・義足の操作技術として用いることです。まだ精度は低いようですが、頭に脱着可能な非侵襲式BMIを装着して強く考えれば思ったように義手・義足を動かすなんてことも可能になってきています。また、BMIハウスと言う各種センサが張り巡らされた家が実験的に作成されており、家の中のセンサと非侵襲式BMIを組み合わせることで考えるだけでテレビ・照明などを操れたりするなど障害がある方でも健常者と変わらない生活が出来るように非侵襲式BMIで手助けが出来ないかという研究・開発は多く広く行われています。

そして、先ほど非侵襲式BMIを付けて強く考えるだけで操作が可能と述べましたが、この部分も精度・感度が改善されることにより、装着者の脳のパターンをあらかじめ学習さることで、強く考えなくても普段の行動に合わせて非侵襲式BMIが反応するようにもなって来ています。これらは今後AIの発展などにより、更に技術は向上すると予想されます。

スマホ/AR/VRの操作性での使用

非侵襲式BMIの開発で有名なのはあのFacebookです。FacebookBMI開発のスタートアップ企業である。CTRLラボと言う企業を買収し、協力して非侵襲式BMIの開発を手掛けています。Facebookとこのスタートアップ企業が研究・開発を進めているのが1分間に100単語も入力出来る非侵襲式BMIです。この入力速度はスマホ入力の5倍にも及ぶものです。そして、Facebookではこれらの研究の先にVRなどのデバイス操作にもこの非侵襲式BMIを使用することを模索しています。

 

メリット・デメリット

この非侵襲式BMIのメリット・デメリットについてもご紹介して行こうと思います。

メリット

・脳を直接いじる必要がない

侵襲式BMIは脳に直接機械を埋め込む方法ですが、この非侵襲式BMIは機械を埋め込む必要がないため、倫理的に受け入れやすく研究・開発を行いやすい。

EEG(脳波)タイプであれば小型化が可能である

非侵襲式BMIにもいくつか種類があり、代表的な物で言えばEEG・MEG・NIRS・fMRIなど読み方も分からないような方法がいくつか存在しますが、この中でもEEGと言う脳波を皮膚の上などに置いた電極等で検知する方法は小型化がある程度可能で、研究が進めば頭に被って生活なんてことも可能になると言われています。また、この方式はコスト面でも優秀とされています。

デメリット

・脳との情報送受の精度が低い

脳に直接電極等の機械を埋め込まないために頭蓋骨や皮膚などの妨害により、得られる情報は限定的になるうえに情報の送信も難しいとされています。

・脳の拡張は困難

脳に機材を埋め込まないためにAIなどによる脳の拡張は困難であり、思考の加速等は難しいかもしれない。

 

ナーヴギアは可能か不可能か

BMIの紹介はいいからナーヴギアはいつ実現できるんだよ』

と思われている方も多いと思いますので、そろそろナーヴギアの実現性について考察して行こうと思います。

結論から言いますと、

『ナーヴギアでのフルダイブは…少なくても15年以内では困難』って言うのが正直なところです。よくフルダイブ技術がいつ頃に完成するかと言う話題になった時にレイ・カーツワイルの発言の影響もあり、2030~2035年と言う説を唱える人が多く、そのころにナーヴギアのような非侵襲式BMIでもフルダイブが可能になると思う方も多いようですが、私の考えでは難しいと思っています。

それは、非侵襲式BMIでは先にも紹介しましたがどうしても送受出来る情報の精度が低くなるためです。今後の技術進歩により、脳波を読み取る技術も精度が上がっていくことで、一定のゲームなどではコントローラー等を用いなくてもキャラクターなどの操作は可能になるでしょうし、会話等も出来るようになる可能性は十分にあると思われます。しかし、フルダイブとなれば話は別で五感全てを再現出来るレベルの情報の送受はいくら性能が上がったとしても可能になるとは考えにくいからです。また、フルダイブでゲームを楽しむために最も重要である加速世界(加速システム)を導入するには脳の処理脳力を上げるために量子コンピュータやAIなどで脳を拡張してやる必要性がありますが、フルダイブレベルの送受信が不可能であれば加速世界(加速システム)なんて絶対無理ですよね。

 

フルダイブに興味があれば是非↓↓

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フルダイブ技術は完成する

非侵襲式BMIでのフルダイブ技術は10~15年では困難と説明しましたが、それでも実は近い将来にフルダイブ技術が完成して若い世代のユートピアである『仮想世界』に行ける可能性はあります。

それは冒頭で少しだけ触れた侵襲式BMIによる方法です。

侵襲式BMIならば直接脳に電極を埋め込めますので、情報の送受信レベルの問題は解決出来るうえにAIなどを脳にインプラントする事も可能になると考えられます。フルダイブ技術を完成させると言う観点から考えるなら圧倒的に侵襲式BMIの方が有利であり、可能性が高いと言えます。しかも、侵襲式であればワンチャン加速世界(加速システム)を組み込むなんてことも可能かもしれません。

しかし、ここで立ちふさがるのが倫理的問題なのです。

脳を直接いじり改良するという観点から言って、倫理的問題が必ず立ちふさがり技術の発展を拒みます。そのため、侵襲式BMIの研究・開発は非侵襲式に比べてどうしても遅くなってしまいます。ただ、一般分野での研究・開発は難しくても医療・軍事分野ではその限りではないため少しは期待が持てると思います。

ただし、ここで勘違いをしてはいけないのが、侵襲式・非侵襲式にしてもここまでの話は2035年頃までと言う条件付きでの話になります。2035年になると汎用性AIが本格的に稼働してくる可能性が高いとされており、その先には今まで人では想像も出来なかったような技術が開発される可能性があります。そして、2045年以降になると『シンギュラリティ(技術的特異点)』を迎えるとされており、その後の技術の発展速度は線で例えればほぼ真上に上がっていくことになります。そうなればもはやどの様なことが起きても不思議ではないためです。

 

シンギュラリティに興味がある方はこちら↓↓

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フルダイブの困難性に興味がある方はこちら↓↓

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まとめ

『ナーブギア』それは現実社会で言うところの非侵襲式BMIを使用したデバイスである。この非侵襲式BMIは現在では医療向けの義手・義足の操作やAR/VRなどの次世代デバイスの操作などで注目を集めている。しかし、非侵襲式BMIは脳に直接機械を埋め込まない特性上、脳波の検知精度が低くなり送受出来る情報量に限界があるために10~15年程度ではこの『ナーブギア』のような非侵襲式BMIバイスではフルダイブをすることは困難と考えられる。しかし、侵襲式であればこれらの問題を解消できると考察できるが今度は倫理と言う壁が立ちふさがります。

ただ、これらの問題は2035年頃までの話でそれ以降は汎用性AIの進歩によりフルダイブ技術も完成して行く可能性は飛躍的に上がり、2045年(シンギュラリティ)以降の世界ではきっと非侵襲式BMIでもフルダイブが可能となる世界がくると期待したいものです

 

おわりに

やっぱり、若い人とか私のようなオタクとしてはフルダイブをしてファンタジー世界に行き暴れまわりたいと夢を見てしましますね。個人的にはやっぱり『空を自由に飛びたい』ってどうしても思っちゃいます。 

きっと、私たちの夢をテクノロジーは近未来に叶えてくれるでしょう。

と言うことで、今回は『ナーヴギアは実現可能か!?』と言うテーマでお送りしました。最後まで見て頂いた方本当にありますぅ~!!

よければ今後ともよろしくお願いしますぅ~!!

シーユー♪

 

 

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プライバシーポリシーについて

 

信用スコア制度による監視社会!IoT・AI時代にプライバシーはない!!

突然ですがあなたは『信用スコア』をご存じですか?

最近、少しずつやりすぎ都市伝説などの影響もあり、世間一般的にも知られるようになって来たこの言葉ですが、実は信用スコアってあなたも日常的に使用しているんです。例えば、クレジットカードの作成時に年収や会社名などを記載したりすると思いますが、これもあなたの信用スコアを計測するためなんです。

今回は、この信用スコアにより劇的に変化する未来について考察及び紹介をして行こうと思います。

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目次

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信用スコアとは

現在の信用スコアは、金融機関などでローンを借りたりクレジットカードを作る際に報告させられる情報などから判断されており、年収が低い人はローンを返却できそうにないからローンが組ませないとか、キャッシングの返済遅れなどを何度も繰り返すとクレジットカードが作れなくなったりします。

更に昨今では高度な信用スコアをAIなどで判断して作成して、提供するサービスなどが少しずつ現れています。

例えば

・日本 ドコモスコアリング

2019年にスタートしたサービスでドコモ契約者の料金支払・使用履歴・コンテンツ内容などのビックデータからスコアリングしているみたいです。

・中国 芝麻信用(ジーマ信用)

言わずと知れた中国のアリババが提携する電子決済システムであるアリペイが提供する信用スコアで中国国内では広く使われ大きな影響力のある信用スコアです。

アメリカ FICOスコア(フィーコスコア)

アメリカ全土の9割近いシェアを持つと言われており、返済や借入などの情報からスコアリングを実施している。

・イギリス Aire(エア)

利用者が将来どのような行動・振舞をとるかを予想する事によりスコアリングを行っている。

 

現在は基本的に信用スコアはキャッシングなどの融資を行うための指標として使われているのが一般的である。しかし、将来的にはこの信用スコアはありとあらゆるサービスと連携することが予測されており、スコアによりサービスの受けられる内容が優遇措置がとられるようになると言われています。

実際に先ほど紹介した中の芝麻信用ではスコアにより中国国内で多くの優遇措置が行われています。

 

信用スコアは2種類ある

この信用スコアには実は大きく分けて2種類のものがあります。それが、個人信用スコア社会信用スコアです。

・個人信用スコア

先に述べたて来たようなキャッシングや一部の企業のサービスとして行われているものが個人信用スコアであり、あくまでも一企業が行うスコアリングのことを言う。

・社会信用スコア

国や公共団体などが行う信用スコアであり、所得情報・キャリア情報(学歴・職歴)・住民情報・移住情報など国が知りえるありとあらゆる個人情報を利用して個人及び家族をスコアリングするものが社会信用スコアと言われている。先に紹介した芝麻信用は一企業が行う個人信用スコアではあるがその影響力は社会信用スコアに近いものがある。

 

IoTによるパーソナルデータの吸い上げ

これから5Gの本格運用に伴い、IoTが劇的に進歩して行くと言われているがこのIoTにより今まで収集出来なかった多くのパーソナルデータを吸い上げることが出来るようになります。

・現状

インターネットの閲覧情報・SNS情報・アプリケーション情報・GPS情報など

・IoT時代

家電の使用情報・運転情報・カメラによる位置情報・健康情報(スマートウォッチ・スマートリング情報)など ほぼ全ての情報

 

IoTにより私たちの生活に必要なものはほぼ全てがインターネットに接続されるようになります。そのため、山の中で自給自足の生活でもしない限り、多くのパーソナルデータは収集されることとなります。そして、このパーソナルデータと国が保持している個人データを組み合わせ信用スコアをAIでスコアリングさせることにより究極の社会信用スコアが完成することとなるのです。

 

信用スコア制度(最強の監視社会)

近未来に考えられるのが、この究極の社会信用スコアを使用して国が国民を管理する制度(信用スコア制度)を開始するストーリーです。以前『シンギュラリティ(技術的特異点)は来るのか!?』と言う私のブログで紹介を少ししているのですが、この信用スコア制度が始まると人々は信用スコアにより行動を制限されるようになります。

それでは、信用スコア制度はどのように私たちの生活に取り入れられて変化をもたれすのか考察してみましょう。

こちらをどうぞ↓ 

rinsanagi.hatenablog.com

 

 

①人々は自由より安全安心を選択する(2030~2035年

2030~2035年頃になると貧富の差が現在とは比べ物にならないくらい拡大してしまう。また、この頃、汎用性AIのプロトタイプが登場しはじめてることで、この汎用性AIを買える人と買えない人で余りに大きな格差が生まれてしまいます。そうなることで国全体の治安が悪化して行くこととなり、人々は自由よりも安全安心を求めて監視社会を求めるようになるのです。

②IoTをフル活用して全国民は監視・評価される(2030~2035年

時を同じくして、監視社会を求める国民の声に答える形で政府は国全体のIoT機器からの情報収集を国が法的に行えるように法律等を整理して行く。また、このタイミングで街中に大量の監視カメラが取付られてそれによりAIがどこで誰が何をしているかを常時監視出来るシステムが構築される。

③信用スコア制度により生活を制限される(2035~2040年)

2035~2040年頃になると汎用性AIの本格運用が開始される。これにより、人々の仕事という概念がかなり変わってしまう。ホワイトワーカー(デスクワーカー)の仕事はなくなり、ブルーワーカー(現場職)もかなり簡略化されることとなり、人々は職を失うことになり、全く新しい社会保障制度が必要となります。そこで、信用スコアに基づき国が生活費を国民に保証する形でベーシックインカムが始まることとなるのです。また、同じタイミングで人々は使える公共施設・娯楽施設・ショッピング施設などありとあらゆる場所やコンテンツサービスなどを信用スコアにより制限(信用格差)されることになります。この信用格差により社会的に信用があるものは一生何も困ることなく生活出来ますが、その反面少しでも社会的に問題な行動を起こすと信用スコアは下がり、生活水準を保てなくなってしまいます。そのため、犯罪行為や誹謗中傷などは激減するのです。

④人々はAIにより選別される(2045年~)

2045年を迎えるとシンギュラリティが起こり、超AI(全人類の脳の総演算量を超えるAI)が誕生することとなります。これにより、ゲノム解析や遺伝子解析が完了することになり、生まれた段階で適正判断されて適正にあった教育・職業を与えられるか、もしくは、適正にあったVR世界(仮想世界)に転送されることになるかもしれません。

この時点で人々に人生を選択する自由は安全安心の生活と引き換えに完全に失われることとなるのです。

 

犯罪予測

先に述べた2035~2040年頃になると信用スコアの低い人は重要監視対象に置かれるようになり、犯罪指数をAIにより計測されることとなります。そして、一定以上の数値になると犯罪をまだ犯していなくても犯罪者として判断されて、社会から排除されるようになります。まるで、SF作品の『サイコパス』のような世界になって行くのです。

 

まとめ

信用スコア、それは現在ではキャッシングなどの金融融資ために使われているシステムです。この信用スコアには一企業が行う個人信用スコアと国が行う社会信用スコア の2種類が存在します。社会信用スコアは金融融資などのためではなく、社会的信用をスコアリングすることにより、人々の行動を監視・制限するために使用されます。それによりスコアの高い人は使えるサービス・施設などで優遇措置を受けることが出来る反面、スコアの低い人は使用できないサービス・施設などが発生するなど信用格差が生まれるうえに重要監視対象とされて犯罪を起こしていない段階で社会から排除されることもあります。

 

おわりに

 今回は『信用スコア制度』についてご紹介しました。これに関しては正直いいのか悪いのかは分かりませんが、安全安心な社会にはなって欲しいもんですね。最近本当に怖い事件とか起こりますから…

 

と言うことて今回もご視聴ありがとうございました。

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【究極のフルダイブ技術】仮想現実内を加速した世界『加速世界』とは!?

VR(仮想現実)それは現在進行形でドンドン進化を遂げている。近年、最も熱いテクノロジーの一つです。VRはいろんな分野で現在使われてはいますが、正直若い世代の人間はSAOの影響もあり、VRと言えばフルダイブでのMMOゲームとかFPSゲームなどに憧れていると思います。そう何を隠そう私自身もこれらのゲームで主人公として理想の世界で遊び回りたい一人です。

このVRにおけるフルダイブ技術の副産物と言える究極のシステムがあります。

『加速世界』

これが我々が夢見る究極のフルダイブ技術なのです。今回はこの『加速世界』について考察をして行こうと思います。

 

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仮想現実における加速世界とは

あなたは『アクセル・ワールド』と言う作品をご存じでしょうか。この作品の中では『ブレイン・バースト』と言うソフトにより、主人公たちは思考速度を加速することにより、仮想現実内で現実の何倍もの時間を過ごせる『加速世界』の存在を知ることとなるのですが、これが正に今回のテーマの加速世界です。

加速世界で可能なこと

加速世界の一例を言えば、このシステムに接続されている間は現実世界の1時間は仮想現実内の加速世界では1日になったりと、現実世界の時間と仮想現実内の時間に差異を発生さえることが出来るのです。

そのため、この加速世界に行くシステム(加速システム)があればVRゲームを心行くまで時間を気にせずに楽しむ事が出来るのです。また、VRゲーム以外にも加速システム上の仮想現実内で勉強をしたりデスクワークをすれば時間を無駄にすることなく日々の生活を送ることが出来るようになるのです。

まるで、ドラゴンボール精神と時の部屋見たいな感じですよね。ただ、精神と時の部屋には人生で48時間しか入れませんが、この加速システムは何時間でも使用可能ですからその効果は絶大です。

技術的に可能か!?

それでは仮想現実を加速させるこの加速システムは技術的に実現可能なのでしょうか。この加速システムを完成させるために必要な条件を少し考察してみましょう。

  1. フルダイブ技術の完成
  2. 脳が拡張されていること
  3. 膨大な演算能力

この3点が重要な要素となってくると考えられます。

 

1.フルダイブ技術の完成

加速システムを起動させるためには大前提として仮想現実にフルダイブ出来ていることがあります。このフルダイブ技術については脳と機械を接続するBMI(ブレインマシンインターフェイス)やナノマシン(ナノボット)などの進歩や人間の五感を再現するために必要な脳の完全分析・シュミレートなどを可能とするために必要となる量子コンピューターなどが完成すれば実現する可能性は極めて高いと考えられます。

2.脳が拡張されていること

この加速システムを使用した場合に人の脳がその負荷に耐えれない可能性が高いと考えられます。そのため、人の脳を拡張させておく必要性があります。人の脳を拡張させるには脳自体を機械化して強化する方法や脳を補助するためにAIと接続する方法などが考えられますが、これらについては実は先に述べたBMIやナノボットにより可能になると考えられます。

 

BMIにつてはこちらをどうぞ↓ 

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ナノマシンについてはこちらをどうぞ↓

rinsanagi.hatenablog.com

3.膨大な演算能力

仮想現実はコンピュータで生成される世界です。この仮想現実内の時間のスピードはコンピュータの性能により早くもなれば遅くもなります。既存のPCゲームでもPCのスペックが低いとフリーズしたりヌルヌル動かないのと同じ仕組みです。つまり、単純に考えるとコンピュータで通常時間感覚の仮想現実を生成出来たとした場合にそのコンピュータの3倍のスペックがあれば単純に3倍速度の加速世界を生成することが可能になると考えられます。

実はこれについても先に述べたスパコンとは比較できないほどの演算能力を持つと言われる量子コンピューターの演算能力があれば可能ではないかと考えられる。

結論

 結論的に加速システムはフルダイブ技術が完成した時点である程度の必要条件を満たしており、研究さえ進めばフルダイブ技術完成後、数年で実現可能となるのではないかと思われる。

問題点

私たちの生活に確実に変革をもたらすであろう加速システムですが、他の近未来技術同様に多くの問題があることも事実です。

1.実年齢と精神年齢の差異

加速世界でゲームをしたり生活をした場合、現実よりも多くの時間を過ごすことになります。もし、この加速世界で子供などが過ごした場合、実年齢は15歳なのに加速世界では100年以上、年を重ねているなんて事も多々発生すると考えられます。そうなると現実世界に戻った時に実年齢と精神年齢には大きな差が発生してしまうのです。

例えば、高校生で加速世界で生活したことのある下級生に対して、現実世界でしか生活していない上級生などは、

上級生『お前年下の癖に生意気だぞ!!』

下級生『何言ってんだ。おれは加速世界では100年過ごしだぞ!!』

と馬鹿にされる会話も発生するかもしれませんねwww

2.精神崩壊

加速世界においては現実よりも何倍もの人生を送ることが出来ると考えられます。もし、その世界が自分にとって最高の世界なら問題ないかもしれませんが、苦痛のある世界で過ごした場合には本来の何倍ものストレスを抱えることになってしまうかもしれません。そもそも無限に等しい時間に嫌気がさす可能性も考えられます。そうなると少しずつ精神が摩耗して崩壊してしまうかもしれません。

3.フルダイブ技術の困難性

先に技術的に可能なのか考察をしましたが、その中ではフルダイブ技術さえ完成すれば難しくはないと結論を出しましたが、そもそも、このフルダイブ技術の完成がかなり難しいとされています。つまり、加速システムの実現もかなりの困難性を抱えていると言っても過言ではありません。

 

フルダイブ技術の困難性についてはこちらをどうぞ↓

rinsanagi.hatenablog.com

いつ実現するのか

この加速世界がもし完成するとしたらいつ頃になるのでしょうか。

フルダイブ技術が完成するのが一説によれば2030年頃と言われていますので、先に考察したように加速システムの完成はそれから数年後と考えて2035~2040年頃になるのではないかと考えられます。しかし、私個人の考えではこれらのテクノロジーは開発されても一般の人々に普及するまでには5~10年近くかかる可能性が高いと思われますので、実際に私たちが加速世界を体験できるのは2040~2050年頃になるかもしれませんね。

ただ、そもそも実現しない可能性もありますが…(苦笑)

因みに、冒頭で述べた『アクセルワールド』の世界は西暦2046年だったと思いますのでこの作品の作者さんはとても良く考察して作品を作られていることが分かります。

まとめ

『加速世界』それは仮想現実内の速度を加速させる加速システムにより、現実と仮想現実との時間に差異発生させる事で完成する加速した世界である。この世界の時間スピードはそのシステムを生成するコンピューター(量子コンピューター)の性能により決まることとなり、スペック次第では現実世界の1日が加速世界では1年なんてことも可能になります。

この加速世界を生成する加速システム自体はフルダイブ技術が完成すれば、そこに用いられるBMIナノマシン量子コンピューターなどの技術の応用で数年で完成すると考えられ、2040~2050年頃(私見)に完成するかもしれない技術です。

しかし、加速世界には実年齢と精神年齢の差異・精神崩壊・フルダイブ技術の困難性などの問題を抱えているのも事実ですが、きっと人類のテクノロジー進歩であれば乗り越えられるでしょう。

さいごに

余談ですが、私見ではこの加速世界こそが人類が追い求めていた不老不死の技術なのでではないでしょうか。無限に加速した世界においてはほぼ時間は無限であり、老けずに一生(100年くらい)を何度でも生活出来できるなんて夢のようです。

 

と言うことで今回は『加速世界』について考察をしてみました。

ご視聴ありがとう御座いました。また見てねバイバイ(@^^)/~~~

 

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人間が人工知能(AI)を超える方法!!それはフルダイブ技術の完全体マインドアップローディングだった!?

 

はじめに

コンピュータが2045年に全人類の脳の演算能力を超えると言われるシンギュラリティー(技術的特異点が来ると言われています。昨今ではAI(人工知能)と言えば特撮から映画までいろいろな作品に描かれるようになりました。最近では『AI崩壊』なんて映画もありますよね。これらの作品で多い内容にAI(人工知能)が暴走したり、人を襲って来たりするするものがあります。

このような作品を見ると『AI(人工知能)は人間を超えて人を滅ぼす』と思い恐怖する人もいるかもしれません。実際にサウジアラビアで市民権を取得したソフィアが人を滅ぼすかと聞かれて『滅ぼすわ』と言ったことはあまりにも有名です。

これらの恐怖を打ち消す方法に一つ画期的な考えが有ります。それは逆に『人間がAI(人工知能)を超える』と言う考えです。そして、その結果副産物として人間は不老不死になれかもしれません。

その技術こそが今回のテーマ『マインドアップローディング』なのです。

 

シンギャラリティに興味のある方はこちら↓

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マインドアップローディングとは

 人間の脳の神経細胞は脳全体で約1000億個とも言われており、働きは電気信号で形成されています。脳の働きを電気信号で行っているのであれば、機械(コンピュータ)でも完全に再現できるのではないかと考えられています。その技術を使えばAIに人間と同じような思考と判断が出来て意思を持たせることも可能であると考える人たちがいます。

そして、AIに意識を持たせることが出来るなら逆に機械(コンピュータ)に人間の意識を移すことも可能ではないかと考えられたのが『マインドアップローディング』と言うう考え方です。機械(コンピュータ)に自分の記憶・意識などをアップロードすることにより肉体を捨て不老不死になることも出来きるうえ、仮想現実と言う夢の世界で暮らすことが可能になります。そして、リアルに帰りたくなったらロボットの体で帰還することも出来ると言う考えです。

SAO茅場晶彦

30代前後より若い方なら誰でも知っていると言ってよい作品にSAOと言うものがあります。この作品の中に茅場晶彦と言う一人の天才エンジニアが出てきますが、彼はこの作品の中に出てくるフルダイブ技術(VR完全体)を完成させた人物です。彼はSAO事件を起こすのですがその事件の最後に自分の脳をフルスキャンして副作用で脳を焼き切って自殺!?しています。そして、リアルの肉体を捨て恐らく仮想現実のみに影のように存在する存在になりました。この技術こそがまさに『マインドアップローディング』なのです。

AIを人間が超える!?

先にも述べましたが、AIが人間を超える日は近いとされており、一説によれば2030~2035年には汎用性AIが誕生してAIが人間を超え始める(プレシンギュラリティ)と言われています。そうした時にホーキング博士イーロン・マスクなどが警鐘するようにAIに人類は滅ぼさると考える人は少なくありません。そして、そうした観点からAIと同等な存在になるため、脳にAIを埋め込めば良いと言う考えなどが生まれました。

この考え意外にAIと同等もしくはそれ以上の存在になる方法があるとしたら…

それがVR完全体と言われるフルダイブ技術の更に完成体と言ってもよい『マインドアップローディング』なのです。

マインドアップローディングするためには

マインドアップローディングの具体的な方法等はまだ確立していませんが、脳の機能を完全にシュミレートとしなければいけない事から現状存在するスパコンでは役不足なのは明白です。これらのシュミレートや脳の完全な分析・解析には各国で競って開発を進めている。3大オーバーテクノロジー(私が勝手に言ってるだけ)の一つである量子コンピューターの存在は必須条件になります。また、脳から記憶等の情報をフルスキャンすると言う観点から脳と機械を直接接続する侵襲式のブレインマシンインターフェイスBMI)技術の発展が不可欠となります。

 

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並列世界とマルチな自分

このマインドアップローディングを行うと奇妙な体験を行うことが出来るようになるかもしれません。それは、自分の記憶・意思をデータ化したことにより自分自身をマルチ化することが出来るようになるかもしれないことです。簡単に言うと自分と同じ記憶と意思を持った人物が複数存在する世界が発生するのです。

そうなるとどれが本物でどれが偽物か分からない状態になってしまうかもしれません…

もしくは、その複製された自分全てが本物なのかもしれません…

『そんなの怖いじゃん』と思いますが、考え方によっては、もし主従関係をしっかり確立できる技術があれば多くの仮想世界でマルチに生活出来て、その経験をオリジナルに共有やフィードバックなんてことも可能かもしれません。

魂は存在するのか

マインドアップローディングで一番の焦点すべきは、記憶・意思は脳の仕組みが完全に分析・解析出来れば電気信号の観点で再現可能な気がしますが、では古来から存在するとされる人間の魂についてはどうなるのかということです。

もし、魂が存在するのであればそれは電気信号ではない可能性があります。すると、マインドアップローディングしてもそこに存在するのは自分ではなく、自分と同じ記憶・意思を持ったただの入れ物(木偶人形)となり、実際には全く別の何かになってしまうかもしれません。

これはAIが魂を持つか持たないかの議論に似ています。もし、AIが魂を持てばそれはもはや機械では無く人間ではないのかという議論です。

こればっかりは、実際に実験をしてみない限り分からない気がします…

倫理的問題

この様にマインドアップローディングは技術的にまだまだ完成に時間がかかるうえに、実際にやってみないと分からないことも山積みの正に近未来のオーバーテクノロジーですが、ここでこの技術が完成するのに一番の問題点をあげておきます。

それは、あなたのご想像通り『倫理的問題』です。

①神聖な領域である脳をいじる

②肉体が不要になる

③機会なのか人なのかの議論

④そもそもそれは自分なのかどうか など

言い出せば無限に問題か出てきそうなくらい倫理的問題の塊です。

まとめ

マインドアップローディング、それは自分の記憶・意識をフルスキャンしてコンピューターにアップロードすることにより、肉体を捨てAIを超える可能と不老不死を一度に手にできるかもしれない方法です。これを行うことで人間はリアル世界を捨て夢のような仮想世界に無限にフルダイブし続けること出来きます。

しかし、自分の記憶・意識をデータ化することにより自分がマルチで存在する可能性が発生するうえに魂をそこに宿せるかどうかは実験を行わな限り分からない。そして倫理的・技術的に多く問題があるこの技術は正に近未来のオーバーテクノロジーなのこもしれない。

おわりに

今回のテーマは『マインドアップローディング』でした。

それにしても、こんなSF的な話が結構マジで議論されるようになって来て、昨今はホントにトランスヒューマニストとしては技術の進歩が楽しみでなりません。

そもそもマインドアップローディングについてはフルダイブ技術・汎用性AIが完成していることが大前提で考えられる技術なのでビックリ仰天レベルの技術ですねwww

今回もご視聴ありがとうございました。

またのお越しをお待ちしてますwww

 

追記

最近マジでペンギン村に入りたいですけど誰かもし移住済みの人居られたらどんな感じかマジで教えて下さい!!

 

 

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イーロンマスク氏が構想するハイパーループは夢がある未来の乗り物だった!!

はじめに

人々はかつて自分の足を使ったり馬を使って移動をしてきましたが技術の進歩により自分の足で長距離を移動する人は減り、馬は車に代わって行きました。そして、人々が効率良く移動出来るようにバス・電車・新幹線など公共交通機関が発展して行きました。そして、その最先端を行くのがリニア新幹線です。

しかし、あなたはご存じでしょうか!?

実はこの時速500㎞とも言われるリニア新幹線の速度を遥かに超えるスピードの乗り物が考えられていることを、それがあの超有名な起業家イーロンマスク氏が構想した。『ハイパーループ』です。

 

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ハイパーループとはどのような仕組みなのか

ハイパーループとは

ハイパーループとは、サンフランシスコ~ロサンゼルス間を結ぶ交通手段の建設コストを抑え高速に移動出来ないかと、イーロンマスク氏が前澤社長の宇宙旅行等で注目を集めたスペースX社やEV車や装甲車で有名になったテスラ社の社員とアイデアを出し合って考えた構想です。その速さは最高時速1220㎞にもなると言われており、ほぼマッハに近い速度です。まさにマッハGOGOって感じのスピードです。(マッハ1=1224㎞)

仕組み

このマッハGOGO・・・!!

間違えましたこのハイパーループはリニア新幹線によく似た走行方法と言われており、磁力により浮いた状態で走行するみたいです。ハイパーループで特徴的なのが真空のチューブ内を走行することです。この真空チューブを走行することでリニア新幹線のように空気抵抗を受けることなく進めるためリニア新幹線よりも早いほぼマッハで走行が出来ると言われています。またこのチューブの天井には太陽光発電用にパネルが取り付ける予定になっており、そこから電力を供給して人が乗るポッドと言う車両を走らせることが出来る予定です。

リニア新幹線超電導を利用して車両を浮上させますが、ハイパーループは超電導ではなく永久磁石を特殊な配列することにより通常よりも強度のある磁力を発生させることの出来る『インダクトトラック方式』と言う方法で車両を浮上させることにより、超電導よりも効率的で省電力化を目指しています。

ハイパーループで実現できる近未来

このハイパーループは、あの世界一早い車と言われる超高級車ブガッティ・シロン(最高時速約490㎞)の2.4倍、現在東京~大阪で建設予定のリニア中央新幹線(最高時速約505㎞)の2.4倍、旅客機のボーイング747(最高時速約1030㎞)の1.1倍と言う超高速移動を私たちにもたらしてくれるかもしれない近未来技術です。

ハイパーループをもし日本の高速道路沿いに作ったとした場合、福岡で一蘭のラーメンを食べて一時間後に東京でラーメン二郎に行き更に一時間後に北海道の武蔵で味噌ラーメンを食べるなんでことも可能かもしれません。

他にも、近未来に完成を目指しているプロジェクトで『軌道エレベーター建設構想(宇宙エレベーター建設構想)』などがありますが、宇宙空間に人・物資を運ぶクライマーにこの技術を利用することも面白いかもしれません。この軌道エレベーターの宇宙側にある静止軌道ステーションは地上からの距離が約36000㎞もありますので、ハイパーループくらいの速度が無いと正直到着まで時間がかかり過ぎで暇すぎますので・・・!!

 

軌道エレベーターに興味がある方はどうぞ↓↓

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ハイパーループの歴史

実はこのハイパーループはイーロンマスク氏がサンフランシスコ~ロサンゼルスを結ぶために考えたのが最初ではなく、2000年代にスイスで似たようなプロジェクトが考えられていたそうです。しかし、2009年頃には資金を集めることが出来ず資金不足になりプロジェクトは消えていったみたいです。

ハイパーループの今

ハイパーループの現状は技術の研究・開発途中であり、Hyperloop One(ハイパーループワン)とHyperloop Transportation Technologies(ハイパーループトランスポーテーションテクノロジー)がその技術を躍進させようと頑張っています。また、2018年7月にはアメリカのカリフォルニア州で行われたコンテストで世界各国の大学などがその技術力を争っています。このコンテストで優勝したのはドイツのミュンヘン工科大学なのですが、その速度は466㎞と日本のリニア中央新幹線よりも遅い結果でした。因みに日本からはこの大会に慶応大学が参加している見たいです。

 

ハイパーループは実現できるのか

この夢のようなハイパーループは、実は問題だらけでまさに夢として終わってしまうかもしれない技術でもあるのです。

ハイパーループには以下のような問題点などが多く存在します。

①長距離に及ぶチューブ内を真空に保つのは困難

②走行時に誘導電流などにより熱を発してしまう可能性がある

③チューブ状の太陽光発電だけでは必要な電力に足りない

④ポットの走行用の電力をどのように伝送するのか

⑤チューブの気温による膨張・収縮

などなど言い始めるときりがないほどに問題は山積み状態なのがハイパーループの現状なのです。

他にもたくさん浮遊する未来の乗り物

ハイパーループはチューブ内を浮遊して走行するものでしたが、未来にはこのような浮遊する乗り物が続々出現するかもしれません。

Uberが計画する空飛ぶタクシー

これはみなさん直観で分かるようにドローンのようなもので人を運ぶタクシーです

②ホバーボード

レクサスが開発した浮遊するスケートボードです

③ホバーバイク

空飛ぶバイクでドバイ警察が2020年頃には運用を予定している

他にも空飛ぶスーツや空飛ぶフライボードなど近未来には浮遊する夢の乗り物がいっぱいです。ただ、くれぐれも空中での浮遊事故だけは注意してもらいたいものですね。

まとめ

近年、イーロンマスク氏が提唱したハイパーループ構想は最高時速1220kmものスピードで走行する近未来の乗り物です。このスピードであれば福岡~東京をたったの1時間で移動できます。このハイパーループは真空のチューブの中をポッドと言う車両が磁石等の力で浮遊して走行するものであり、イメージでは空気抵抗を受けないリニア新幹線のようなものです。このような構想はかつてスイスでありましたが資金集めがうまくいかずに消えて行きました。現状この計画は技術開発途中ですが、問題点が多く完成にはまだまだ時間がかかる可能性が高い近未来技術です。

おわりに

今回の『現代テクノロジーシリーズ』は近未来の乗り物『ハイパーループ』でした。

それにしても、イーロンマスク氏はBMI・宇宙開発・EV車開発など本当に近未来のことを考えてくれるリアルアイアンマンですね。今後もイーロンマスク氏からは目が離せないなと個人的に思っております。もし、新しいことを始めたらまた紹介をさせて頂こうと思います。

今回もご視聴ありがとうございました。

 

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VRの完全体『フルダイブ』その問題点と困難性とは!!フルダイブは完成できるのか!?

はじめに

人工知能の権威と言われ『シンギュラリティ(技術的特異点)』論を唱えるレイ・カーツワイル氏の予想では、2020年代にはVRと現実を見分けることが出来ないくらいにVR技術は進歩を遂げ、その後、2030年頃には人々はVR世界へ脳にナノマシン(ナノボット)を入れることでHMD(ヘッドマウントディスプレイ)等を使用しなくてもVR空間を生成して没入(フルダイブ)出来るようになるとされている。

この予想には私自身かなり心を打たれ、フルダイブ時代の到来に心が躍ったことは記憶に新しいです。しかし、実際のといころこのVRの完全体であり、現在の30代以下の多くの若者が夢見るフルダイブと言う超技術はそんなに簡単に十数年で完成出来るのでしょうか!?

今回はこの『フルダイブ技術の困難性』について考察して行こうと思います。

 

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フルダイブとは

近年話題のVRバーチャルリアリティー:仮想現実)の究極完全体と言ってよいものです。現状のVRは視覚・聴覚の一部を利用してまるで現実のような世界を生み出していますが、あなたもご存じのようにこれはかなり精度が低く部分的な仮想現実に過ぎません。しかし、このフルダイブ技術では『視覚』『聴覚』『触覚』『味覚』『嗅覚』五感全てが仮想世界とリンクされることにより、仮想世界でキャラクターなどのアバターに自分自身が憑依したかのように動かせる技術なのです。

フルダイブ技術に必要な条件

それでは仮想世界でアバターを自由自在で安全に動かせる。フルダイブ技術を完成させて楽しむのに必要な条件は何なのでしょうか。

・脳波を検知する技術

仮想世界のアバターに自分の脳から体をどのように動かすかなどの情報を送信したり、逆に仮想世界からの情報をフィードバック出来るようにするために機械と脳をリンクして情報を送受信できる技術が必須になります。

・フィルタリング技術と調整

仮想世界での五感を現実と共有出来るだけでは、フルダイブを楽しむのには不十分です。仮想世界の情報が完全にフィードバックされると現実の体に悪影響を及ぼす可能性があるからです。例えば仮想世界で大ケガをした場合にその痛みが完全にフィードバックされると嫌ですよね。そのため、フルダイブ技術にはこれらの負の情報をフィルターにかけて調整する機能が絶対的に必要になります。また、これを行わないと仮想世界でアバターを動かそうとしたときに現実の体も一緒に動いてしまいます。

・脳の完全な分析

脳はブラックボックスと言われており、五感に関する分析も技術の進歩によりかなり研究・分析が進んでいますが、今でもまだ完全に解き明かされた訳ではありません。五感を完全に再現するために脳の完全に近い分析が必須条件の一つと考えられます。

 

フルダイブと言えばナーヴギア↓↓

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技術的問題点

上記の述べた条件を満たせる技術が現時点で存在するのかが、フルダイブ技術を完成出来るかどうかのカギになります。それでは順に考察して行きましょう。

・脳と機械のリンク

BMI

脳と機械をリンクさせる技術で言えばBMI(ブレインマシンインターフェイス)もしくはBCI(ブレインコンピュータインターフェイス)という技術が有名です。この技術は急激に進歩を遂げている分野ですが、現時点ではフルダイブを可能とするレベルには程遠い段階で、アバターを自由に動かせるようにするためにはまだ時間が必要です。勿論、フィルタリングなんてまだまだ不可能と考えてよいでしょう。

 

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ナノマシン

冒頭で述べたレイ・カーツワイル氏が唱えるナノマシンで脳と機械をリンクさせる方法はどうでしょうか。これを可能にするには2つ条件があります。

  • ナノマシンを大量に且つ安全に体内に入れること
  • 電気信号を体外に送受信出来ること

この条件をクリアする必要がありますが、機械的ナノマシンを体内に入れると人間の免疫機能により攻撃されるため危険とされており、現状ナノマシンは機械ではなく実はウイルスのような有機的なもので作る事を目指して研究・開発が進んでいます。そのため、体外への電気信号の送受信を可能にするのは難しいと思われます。

(勿論、全てがウイルス的なものではなく機械的ナノマシンの研究も進んではいるがこちらは難点が多いのが現状

 

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 ・脳全体の解析

脳全体を完全に分析・解析をすることはかなり難しいとされています。脳の神経細胞は脳全体で約1000億個とも言われており、この神経細胞が無数のシナプスにより繋がっています。この複雑過ぎる人間の脳をコンピュータでシュミレートしようとした場合、現在、最高峰のスパコンでも単純に行うことは不可能(近年、開発された特殊アルゴリズムを用いれば可能)とされているくらいなので、完全な分析・解析となれば更に不可能に近いと思われます。

倫理的問題点

このフルダイブには実は技術的問題点以外にも大きすぎる壁が有ります。それは倫理的問題です。

  • 神聖な領域とされる脳をいじる
  • 個人情報漏洩
  • 人格破綻
  • 精神崩壊
  • 仮想世界へ依存

少し考えただけでもいくらでも倫理的問題が思い浮かびます。特にBMIナノマシンなど、どのような形になるかは分かりませんが、フルダイブには脳をいじる必要性が有ると考えられます。そのため、倫理にうるさい日本では恐らく導入は不可能に近いかもしれません。導入出来たとしても先進国ではかなり最後の方になるでしょう。

 

フルダイブは可能である!!

ここまで、フルダイブ技術の困難性について説明してきましたが、個人的にはフルダイブ技術は20年以内には完成すると考えています。何故ならテクノロジーの進化は指数関数的に進歩するからです。例えば、脳と機械のリンクについては侵襲式BMI技術(脳と機械を直接接続するBMIが進歩すれば可能ですし、脳解析もスパコンでは難しくても最近話題になり始めた量子コンピュータなら脳シュミレートや解析・分析も容易になると想像出来るからです。

しかし、一番の問題である倫理的問題については正直難しいと言うのが率直な意見です。ただ、今後SAO世代の方々が政治家等になる可能性は有りますので、そうなれば意識のパラダイムシフトにより倫理的問題も解消するかもしれません。

まとめ

レイ・カーツワイル氏の説では2030年頃に現実すると言われるフルダイブ技術は、HMDなどの端末が無くても仮想現実を形成してアバターなどを操作し、楽しめる夢の近未来技術である。しかし、脳と機械のリンク・フィルタリング・脳解析などの技術的問題と倫理的問題など多くの問題が存在して完成は難しいと言われいる。だが、現在の技術進歩は凄まじくこれらの問題すら凌駕して人類にフルダイブをもたらす可能性が十分に考えられる。しかし、倫理的問題については新世代の方々による意識のパラダイムシフトを待つしか解決方法はない。

 

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就活前に知っておきたい『RPA人材』とその必要性

はじめに

 

 最近世間を何かと賑わしている『AI』『IoT』『5G』『ロボティクス』などのハイテク技術達、かつてこのハイテク技術によりブルーカラー作業(作業服を着て行うような作業)の多くが自動化されて行きました。

その自動化の波が近年ホワイトカラー作業(スーツを着て行うデスク作業)にも遂に訪れようとしています。その原因の一角が『RPA』です。

 

『これから就活をするあなた』『今就活をしているあなた』この自動化の波を理解しておかないと将来危険です。しかし、理解して少し未来をシュミレートしておけば不安は解消されるはずです。今回はこの自動化の波を生み出す『RPA』とそれにより近未来に起こりうる可能性についてご紹介します。

 

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目次

 

 

RPAとは

ホワイトカラーに自動化の波を呼び込んでいる『RPA』とは何なのでしょうか。これはロボティク・プロセス・オートメーション(robotic process automation 通称:RPA)

で超簡単に言うとPCワークの自動化ツールです。ホワイトカラーの方々は日々PCを使いデータの処理などの作業をされています。そのPC作業の中で単純且つ反復性が高く機械的に判断できる作業を自動で行えるツールなのです。

エクセルなどのマクロと違いプログラムを組む必要が無く、割と簡単に自動化のルールを作ることが出来、更にPC内の多くのツールと組み合わせ使えることが特徴です。

RPAの必要性

このRPAの需要は年々増加しているのですが、何故『単純・反復性・機械的判断』と条件が多いRPAがそんなに話題になっているのでしょうか。

実は銀行・役場・人事・経理などの職業の方々は『単純・反復性・機械的判断』などの要素を持った作業にかなり手を取られているのです。そのため、この部分を自動化するのは企業としては長年の夢でした。そこにピタッとハマったのがRPAと言えます。

人材の必要性

RPAではエクセルのマクロなどよりも簡単にツールのルール作成等が出来ると言われていますが、流石に素人が直ぐに作れるレベルではなく、ルールの作成・修正や問題のフィードバック等には最小限の知識は必要とされるため、RPA人材の必要性が高まっています

 

RPA資格

日本で有名なRPAソフトにNTTアドバンテクノロジが開発した『WinActor(ウィンアクター)』と言うものが有り、その技能取得レベルを評価する資格として『RPA技術検定』と言うものが存在します。

 

この資格は

・アソシエイト技術者(基礎知識)

・エキスパート技術者(実践的な知識)

・プロフェッショナル技術者(プロ的な知識)

上記の技能に応じた資格レベルが設定されています。

 

RPA人材の落とし穴

先にRPA人材の必要性が高まっていることをお伝えしましたが、ここで勘違いをしてはいけないことが有ります。それはRPA人材の必要性がおそらく5~10年程度がピークとなりその後は衰退する可能性高いと言われていることです

RPAは成長期にあり、現状では『単純・反復性・機械的判断』と条件が多いですが、これはあと数年でAIが搭載されることにより、簡単な判断ができるようになり、その後、汎用性AI登場により完全自動化ツールにすることが目標になっているからです。

 

・現状

単純作業・反復性・機械的判断のような条件が有り、あくまでも人間をサポートするツール

・AI搭載RPA

AIが搭載されると人間の判断を学習して簡単な判断やフィードバックが可能となり、ホワイトカラーからAI搭載RPAへの初期人員シフト(ホワイトカラーの職業者の一部は他のクリエイティブな作業に移ること)が始まる可能性があります。この流れは既に来ており、NECはAI搭載RPAソフト『WorkFusion』を2019年に取り扱いを開始しています。今後この流れは加速していくと思われ、5~10年で現行のRPAからAI搭載RPAがメインにシフトして行くのではないでしょうか。

・汎用性AI搭載RPA

汎用性AI:人間と同じように自分で判断行動ができるAI

汎用性AI搭載RPAが登場すれば、RPA技術者の必要性はほとんど無くなって行きます。AIが勝手に判断して自動化できる部分は全て自動化していくようになり、修正・問題点のフィードバックなどしてくれるようになります。

この汎用性AI開発は各国が競うように実施しており、一説によると10~15年後には完成すると言う意見があります。もし、この説が正しいのであれば2035年にはホワイトカラーの仕事やRPA人材の必要性は低くなり、もっとクリエイティブな右脳作業に人員シフトして行くことになるかもしれません。

 

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就活時に想定しておくこと 

就活時に最も大切なこととして、将来の自分自身のビジョンを明確にして、現在社会のトレンドと未来を想定することが現在の就活では非常に重要になって来ます。過去のように『大手企業に入れば安心』『公務員なら安泰』などのイメージだけで就活を行うことは非常に危険です。RPAなどの登場で企業の仕事内容等は劇的に今後変化する可能性が有ります。勿論それは公的団体でも変わりません。

良きも悪しも今後、テクノロジーやAIの進歩により必ず人員シフトは加速して行きます。その時に『人が機械・AIにどう合わせていくか』なのですから、就活時にこれを頭の一部に置いて行った人とそうでない人とでは大きな差になるのは間違いありません。

 

まとめ

かつて、人々は機械化によるブルーカラー作業の自動化により、大規模な人員シフトを経験したが、その大きな波がついにホワイトカラーにも訪れようとしている。それはRPAがもたらすイノベーションによるものである。このRPAは段階的に進化して行き最終的には汎用性AIを搭載することにより、ホワイトカラー作業の多くを完全自動化で実施できるようになり、人々は大規模な人員シフトを体験することになるかもしれない。

そのため、就活を行う時は自分の将来をしっかり考えビジョンを立てておくことが重要である。

例えば、『RPA人材として就職をして5~15年で人員シフトされるから違う職を探そう』と思うのでは本質を理解できていない。

そうではなく『5~15年はRPA人材として努力しよう。そして、その期間で自分の本来やりたい目標の準備をしよう』というようなイメージで考えれないとダメなのです。

 

現在、就活をしている人は今後起こる大きなイノベーションに対応できる柔軟性を求められ就活をするのが難しいのは事実ではありますが、もし本ブログが就活中のあなたに少しでも参考になれば幸いです。

 

 

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